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7点 魔人探偵脳噛ネウロ
ずっと探偵してりゃ良いじゃん!
別に格闘とか、肉体変化とか、要らないからさぁ。
頼むよ、ホントに。
お願いします。
日常に潜む人間の狂気性を、奇妙な動物に見立てて、描いててくれよ!
そんなこの漫画が好きだったよ!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-02-01 02:28:01] [修正:2009-02-01 02:28:01] [このレビューのURL]
8点 包丁人味平
料理漫画の古典。
ガキの頃、出てくる料理を見ては唾を飲み込んでいた。
その後(と言ってもかなり後)乱立した料理漫画を読んで、ものたりなかったのは、この食欲を直撃する熱さではなかったか。
現ジャンプの画一化してしまった"バトル"とは違い、血沸き肉踊る包丁勝負にくわえ、当時の少年誌でデパート商戦まで取り上げたのは、非常に先鋭的だった。
包丁貴族団英彦との戦いと、カレー編が面白いのは、味平が目指した大衆料理のコックへの道に沿った流れであり必然。
荒磯勝負は派手だが、今だにゆでた魚と焼いた魚が同一と主張する味平の論理に不条理を感じるし、ラーメン勝負も安易に過ぎた。
しかし、本作には、後年の作者が失ってしまったものがすべて詰め込まれている。すなわち、若さと汗が生み出すど迫力。
味平の単純で太いキャラクターには非常に魅力があり、かつてのよき少年漫画主人公の典型である。
「ガーン」の擬音はいまやギャグ漫画でさえ見られないが、真っ向から使っており、それがど真ん中のストレートのようで心地よい。
ジャンプコミックスに載っていた味平ライスのつくり方を文庫版にも収録してほしかった。
しかしジャンプコミックス版の表紙に使われていた味平ライスには目玉焼きがのっていていかにもうまそうだったが、本編にはのっておらず、なぜだろうと今でも不思議である。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-31 20:59:54] [修正:2009-01-31 20:59:54] [このレビューのURL]
5点 いぬ
こういうくだらない内容をきちんと読ませる作品に仕上げるのは
さすが鬼才というか、なんというか
登場人物の葛藤の描写に力が注がれていて
共感はできませんが、理解不能に陥ることはないでしょう
きちんと最後まで読めて、ストーリー的な結末も納得のいくものですが
なんか時間を無駄にしたなぁ。とそんな気がする漫画です
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-31 20:30:10] [修正:2009-01-31 20:30:10] [このレビューのURL]
6点 月光条例
『この作者の漫画』ってことを考えると、プラス1点2点したくなりますが、それは偏見になると思うので、ただこの「月光条例」という漫画だけで判断したいと思います。
ぶっちゃけ微妙です。これからどうやって話が展開していくのかは知らないけど、今のところ目立って面白い話は無い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-31 19:14:04] [修正:2009-01-31 19:14:04] [このレビューのURL]
9点 ARIA
地球歴2301年、かつて火星と呼ばれていた惑星AQUAの都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になるために奮闘する水無灯里の日常をコミック1巻=1季節のペースで描く。
ストーリーといえば本当にこれだけです。
その何気ない日常の描写の仕方が素晴らしく魅力的でした。
正直最終巻買うの少しためらいました^^;
AQUAでの灯里たちの日常がもう読めなくなるのかと思って。
最終巻ではその「何気ない日常」をそのまま描いて終わるのかと思えば全く逆でした。
「ARIA」作品内での「今までの日常」の終わりを感じるキャラクター達と「ARIA」という作品が終わってしまうという読者である自分のの心情が見事にシンクロしました。
そのおかげで作品の終わりを惜しむと同時に、これからまた頑張っていこうという気持ちになれました。
素晴らしい締めくくりだったと思います。
この漫画を買おうと思っている方がいましたらひとつアドバイスします。
「一気買い」しない方が良いですよ。
一巻ごとに季節が移りかわるように描かれているため、実際の季節の移り変わりとあわせるように買って読むと一層楽しめるでしょう。
自分はほとんど一気に買ってしまったので若干後悔気味です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-06-07 03:49:24] [修正:2009-01-31 15:31:12] [このレビューのURL]
4点 冥王計画ゼオライマー
エロマンガじゃねぇか!(笑)
モザイクとか、一般のアダルト漫画よりも薄いぞ(笑)
しかも全然エロマンガとしても機能してないぞ(笑)
すごいなこれは、買って読んでビックリしました。
母親に見つからないように隠しました。
つららプレイは必見!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-31 07:57:17] [修正:2009-01-31 07:57:17] [このレビューのURL]
6点 加治隆介の議
作者の主義主張が明確に展開されていて
しかもそれが嫌味にならないのは好印象でした
政治の世界に跳梁跋扈するキャラクターは
リアルなのかファンタジーなのか分かりませんが
魅力的に描き出すことに成功していると思います
結末までの構成も意図してなのか分かりませんが
キレイにまとめています
ただ、政治に無関心な人や逆に政治に詳しすぎる人は
ちょっと読むことができないかなぁ
何より、古い作品なので
当時の政治と時事をモチーフとした問題が多く登場します
当時を知らない若い人は
特にきついと思います
読者を選ぶ作品であることは間違いない
島耕作が好きな団塊の世代の方は好きなんじゃないでしょうか
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-26 00:23:45] [修正:2009-01-30 16:55:18] [このレビューのURL]
6点 空手小公子 小日向海流
序盤の展開はかなりギャグあり、格闘ありで
飽きずに読むことができますが
最近は少しマンネリ気味かと
サブキャラへのスポットの当て方が下手くそで、なにをやっても冗談になってしまっている
こうした格闘漫画では主人公が憧れる無敵キャラというのが
ありがちですが
本作も例にもれず出てきます
そんなキャラは無条件で好きですね。武藤さんかっこいいぜ
作者は本作が初連載なんですが、漫画的な絵柄としては
完成されていますね
特に、可愛い女の子の書き方は老練すら感じさせます
後半からだんだん男臭い内容なんですが
主人公もサブキャラも、女の子みたいな可愛い顔してるくせに
ガチムチの体型をしているので
全身絵ではちょっと気持ち悪くて笑えます
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-26 22:18:25] [修正:2009-01-30 16:48:13] [このレビューのURL]
100巻くらいまでは面白い
というレビューをよく目にしますが、読めたのは80巻くらいまででしたね
それ以後は、作者の漫画への情熱が冷めているようにしか感じません
特にアシスタントが描いたモブキャラが酷いです
まったく本人の画風と異なる画風なので、嫌でも目につきます
とにかく作画全体が雑で、やっつけ仕事にしか思えません
しかも、大半の書き込みはアシスタントで、本人に仕事量は少ない
話の核もオチもワンパターン
時報漫画と言われればそれまでですが、多くの新人が機会を奪われているかと思うと
それだけで腹が立ちます
このマンガを許容している作者、編集部、読者
みな等しく同罪だと思います
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-28 13:17:35] [修正:2009-01-30 16:44:07] [このレビューのURL]
6点 Y十M 〜柳生忍法帖〜
前作同様、ストーリーの疾走感が見事です
内容は勧善懲悪で、ひねりはないですが
その分明快なストーリー展開を起こすことができ
普遍的なエンターテイメントに仕上がっているかと
いわゆる萌絵がスタンダードになりつつある、現在の漫画業界で
萌じゃないけど、艶のある女性をかける画力も相当なものです
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-30 16:32:48] [修正:2009-01-30 16:32:48] [このレビューのURL]