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8点 銃夢-GUNNM-
作品を構成する専門用語の多さやビジュアルも相まって、そこらへんのSF映画より説得力のある「本格派SF」。リアルさとハッタリを超高レベルで両立している。
作者の拘りや哲学が明らかに意識高い系なのが若干引っかかるところだが、そうでなければこの作品は成り立たなかっただろう。
続編に繋げられるよう結末を改変したバージョンが主流となっているが、本作のみで完結する初期プロットのストーリーがベストだと思う。というか、これほど完璧な物語を捻じ曲げてまで描くほどの続編だとは言い難い気がする。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2021-01-07 22:19:12] [修正:2021-01-07 22:19:12] [このレビューのURL]
5点 葬送のフリーレン
前々から気になっていたので試しに1巻だけ読んでみたのですが、正直あまり好みの作品ではありませんでした。
そもそもこの作品がどういう作品なのかというと、魔王を倒した勇者パーティーの一人であるエルフが、魔王を倒した後の何十年後の世界をもう一度巡り直すというものなのですが、どうにも作品全体がどんよりしているというか、読んでいてあまり楽しさを感じられるものではありませんでした。
1巻の後半辺りから徐々に軌道に乗ってきたような感じはありましたが、ただ、それでも物語的にはちょっと地味かなという感じです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-01-03 18:58:20] [修正:2021-01-03 18:58:20] [このレビューのURL]