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7点 北斗の拳
格闘漫画。グロ注意な絵だが極上。
知らない人が見ればジャンプ作品であることに驚愕するだろう。ベルセルク以上に派手な戦闘シーンは子供の教育に大問題であると断言できる。おぼっちゃまくんが下品な作品とかさわいでいる場合じゃない!あんたの息子はこんな壮絶な漫画を読んでいるんだ!と、当時の親御さんに説教したい。
作品のテーマは強烈の一言で、見事におもしろく描いている。描こうとするものに対しては満点をさしあげたいところではある。だが、全体を見渡すと作品の構成に問題があったのではないかと思われる。どうにも思いつきで描いているのはないかと思う展開や、無理やりに付け合せたような話が多く、言わば勢いで描いているのではないかと感じられる。極端に悪く言えばストーリーが崩壊している。根底のテーマがおもしろいからこそ、そのへんの難所が上手くカバーされているだけである。ただ、これは当時の漫画全体にいえることであり、キン肉マンに比べればカワイイものである。
この手の人気漫画の宿命で、多くの作品でレビューしてきたが「後半はいらない」。キレイに前半で完結してほしかった。丁寧に書くならば「中盤もいらない」。ラオウ編で終了することがベストだったと考えられる。完全に蛇足だった。
なにを差し引いても、これ以上に個性あふれる漫画は現代においてもそうはない。是非とも一度は読んで欲しいものだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 02:52:40] [修正:2009-08-19 02:52:40] [このレビューのURL]
医者漫画。絵はクセがある。
完全にエゴな漫画ですね。エゴと偏見で描かれた作品といえるでしょう。大変申し訳ないが、作者の表現するエゴが私のエゴとかみ合わず読んでて気持ち悪かった。4点の評価は私だからついた点数なので参考にしないで欲しい。読む人が読めば高評価になるに違いない。そんな賛否両論となる作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 02:24:59] [修正:2009-08-19 02:24:59] [このレビューのURL]
6点 ふたりエッチ
エッチ教養漫画。絵は良好。
常々思う。大人漫画には現代人に読ませたいと思うものが多い。クロサギしかり、ナニワ金融道しかり・・・本作品についてはぜひとも中学生の性教育に使って欲しい。これほどに純粋な愛を描き、勉強になる性を描いた作品はないと思う。子供の性に対する興味は深く、おさえられるものではない。だとしたら、不純な性モノを見るより、本作品のような純粋な作品で健全な性に目覚めて欲しい。
これは本当に勉強になります。実際のデータや統計を含め、作者本人が描く世界が読み手をひきつけます。エッチな本なのでそういう方向で読もうとは思わない不思議な本です。名前だけで所持していることが軽蔑されそうな印象があるのが残念ですが、これを読むことはオススメできます。ぜひ一家に一つおいてほしいものです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 02:12:29] [修正:2009-08-19 02:12:29] [このレビューのURL]
サスペンス。絵はクセがあるが悪くはない。
原作を知らないが、何がおもしろいのか全く分からなかった・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 01:47:00] [修正:2009-08-19 01:47:00] [このレビューのURL]
4点 バクマン。
漫画家を描いた漫画。絵は良。
正直なにが面白いのか分からない。完全に子供だましの漫画ですね。本作品にも描かれているとおり、主人公にインパクトがあり、どんどん強くなっているのが少年漫画の醍醐味・・・そしてジャンプではそういう漫画でないと生き残れない・・・とあるせいなのか、ほんっとそのままですね。言わば漫画家の教科書みたいな作品なのだろうけど、魅力あるかといわれるとそうでもない。なるほどと思われるが、これはすごいとは思わせない。そんな中途半端な印象ですね。
漫画家を目指す才能ある少年が挫折を味わいながら徐々に成長してく・・・そんな世界を描いているのでしょうが、リアリティを求めているのか、描かれるドラマがしょっぼい。例えば、浦沢先生が描く「YAWARA」や「HAPPY」なんかは必要以上のドラマと挫折を描いているが、それくらいのインパクトが欲しいものだ。この先、同じテンションで漫画が続くのであれば、早期完結をすることをお願いしたいものだ。
はっきりいって、ヒカルの碁やデスノートで有名になった小畑先生の絵だからこそ評価される作品だと思う。つまりにはネームが弱すぎる!こんなものを載せているようではジャンプに未来はないな。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 01:19:03] [修正:2009-08-19 01:19:03] [このレビューのURL]
7点 のだめカンタービレ
音楽漫画。絵は良好。
もうセンスがすごいとしかいえませんね。すごい+すばらしい=すばらごい。これはテストに出るから覚えておいたほうがいいですよ。クラシック音楽の世界をきわめてリアルにおもしろく描いた二ノ宮先生にはもう脱帽です。よく・・・よく取材したものだ!感動した!身近に音楽に詳しい人が本人がそうでないとこの世界は描けないですよ。
友人に音大出身に方がいるのですが、のだめの世界は本当にリアルだそうです。芸術家に変人が多いとよく言われますが、その変なところを惜しげもなく描かれてますね。もう一人の音楽の目指した友人も、のだめの世界のキャラクターになれるほど頭がおかしいですからね。
とにかく強烈な個性あふれるキャラクター達で、音楽の世界をおもしろおかしく表現しています。本作品に出会ってクラシックに目覚めた人も多いのでは?とにかく飽きさせない展開に今後も期待したいものです。ただ、正直に言ってしまうと、現在やっている海外編は蛇足だったかな〜。本作品を愛しているからこそ好きで読めるけど、国内編だけで完結すればきれいに終われたのではないかと思われます。嘘です。もっと読みたいです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-19 00:33:17] [修正:2009-08-19 00:33:17] [このレビューのURL]
8点 ノーマーク爆牌党
麻雀漫画。絵はクセがあるが敬遠するのはもったいない!ジャンルがニッチなだけに読み手を完全に選びますが・・・
はっきりいいます。これ以上の麻雀漫画はありません。元々片山まさゆき先生は本格的な麻雀描写をすることで有名ですが(スーパーヅカンなど)、本作品以上に片山先生の麻雀理論が強く押し出されているのもめずらしいでしょう。麻雀が好きな人、麻雀が強くなりたい人、この本が登竜門です。読めばなんか麻雀が強くなった気がします。
注意事項として初心者は読んではいけません。勝負師伝説哲也で麻雀に興味をもったとか言っている輩は、本作品を読む資格はありません。読んだところで難しすぎて分からないでしょう。また、読んでしまったのはしょうがないですが、実際に麻雀打つ時に、大きく手をあげて叩くように牌を切ってはいけません。数順後に恥をかくのはアナタです。
また、本作品を読むと麻雀が強くなったと錯覚し、麻雀やりたさに雀荘に手を出す人がいますが、十分に注意してください。妄想でサイフの中身を失いたくないでしょう?イタイ目を見るのは私だけで十分ですよ。
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[投稿:2009-08-19 00:24:49] [修正:2009-08-19 00:24:49] [このレビューのURL]
8点 電影少女
恋愛漫画。絵は極上。
私は今までに様々な恋愛漫画を読んできましたが、本作品以上に悲劇的で切なくなるピュアな漫画はありませんでした。恋愛漫画において基本となる「キス」について、これほどに考えさせられる漫画は他に類をみないでしょう。
漫画のテーマ自体は、男のロマンを描いたちょっとえっちなラブコメなんだろうけど、実際に描かれたその奥底は現実世界では表現されることのない悲しいラブロマンスです。
子供の時に読んで、ただ少しえっちな漫画としか認識していない方はぜひとも大人になった今読んでいただきたい。この作品の深さが分かったらもう大人ですよ。
私は何十回もこの作品を読み返しましたが、二十歳を過ぎてからは読めなくなりました。読んでいて心苦しくなるのはこの作品だけです。さらに歳を重ね、恋愛に対する想いが枯渇する頃に、またこの作品を手に取り心を潤滑しようと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-18 03:16:52] [修正:2009-08-18 03:16:52] [このレビューのURL]
3点 テニスの王子様
スポーツ漫画。絵はきれい。駄作。
学生時代テニスを愛好していたことと、世間でおもしろいと言われていたので、全巻大人買いしてしまった漫画。所持している完結漫画の中で、どれかを手放さなければいけないといわれたらまっさきにこの作品を捧げるだろう。
別にテニスの試合なのか殺し合いをしているのか分からないのが不満なのではない。スポーツ漫画を格闘漫画と勘違いして描いている漫画はないわけではない。リベロの武田だってあれだけぶっとんでいながらも面白い漫画として評価されているのだ。キャプテン翼だって真顔であんな作品を描いていても評価されているのだ。
でもね、この作品は読んでいて不愉快になるのだ。普通につまらないのだ。なぜおもしろくないのか理由が分からないんだ。これ続編でるの?やめてよ。その時間と材料費を何か別の有意義のものにあててよ。日本の環境問題を考えるならばこの漫画の生産をストップすることからはじめるべきだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-18 03:04:01] [修正:2009-08-18 03:04:01] [このレビューのURL]
9点 大長編ドラえもん
全国の漫画家の皆様が、子供から大人まで愛される作品を描きたいと思うならば、この作品を読むことがその第一歩といえるでしょう。
ドラえもんは本来ギャグ漫画です。笑わすことが職業な漫画なのです。この大長編ドラえもんという作品は、それとは一線をひいた別の作品ととらえるとよいでしょう。簡単に言うと感動します!
ドラえもんが世間一般の評価で「夢のある作品」と言われるのであれば、本作品がそれにあたるのなら妙に納得します。特に好きなのは海底奇岩城ですね。全体的なストーリー構成・テーマが素晴らしいことは言わずもがな、最後のシーンは何百回と読みふけり、大人になった今でも目から涙がこぼれない時がありません。はっきりいってたまねぎより効果があります。
F先生・・・なぜ亡くなられたのですか?なぜ亡くなられた後もわけわからない続編が出続けるのですか?ねじ巻きシティーが最後の作品でも良いじゃありませんか。私は本作品が永遠の未完であってほしいんです。これ以上、後任の方に作品レイプしてほしくありません。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-18 02:45:23] [修正:2009-08-18 02:45:23] [このレビューのURL]