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10点 神戸在住
最初に言ってしまえば、この作品に流れる世界観・人間観、ゆるやかで豊潤な時間の描かれ方など、それらすべてが今の自分を形成する巨大な価値観となっているため、改めて客観的にあらを探したりべた褒めしたりなどすると迷走して収拾つかなること請け合い。
なので、ただ一言だけの感想を言わせて頂きます。
辰木パパの白スーツはイカし過ぎやな!
すまん、大好きですねん。
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[投稿:2008-02-07 12:30:36] [修正:2008-02-07 12:30:36] [このレビューのURL]
10点 SLAM DUNK
印象に残るシーンの質・量共に他の追随を許さない名作。
僕は2回しか読んでなかったりするが、それでも数十箇所の台詞、シーンが頭に残っていたりする。
他にこれほどまでに記憶に残る漫画は僕は未だ出会ったことがない。
それだけで満点を付けていいと思っている。
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[投稿:2008-02-07 05:23:58] [修正:2008-02-07 05:23:58] [このレビューのURL]
10点 ストップ!!ひばりくん!
今見ても絵やギャグにほとんど古さが感じられない。これが80年代の初頭に描かれたものなのだから、やはりこのセンスはズバ抜けている。漫才ブームとほぼ同時期と言うことを考えれば、当時の漫才がすでに古臭くなってしまっているのに対して、「ひばりくん」の世界はまったく色褪せていないのだから、いかに普遍的かつ不変的なセンスを持っていたかが分かるというもの。
作者が文庫版のあとがきで、「時代の意志とか気分とか、何か大きな力で動かされた。自分の力だけで創られたものじゃない」というような事を書いているが、まさにそんな評価がふさわしい。
「マカロニほうれん荘」や「うる星やつら」もそうだが、計算だけじゃなく、その時代の雰囲気とか価値感、作者の年齢といったものの相乗効果による化学変化があって始めて作り出される奇跡的な作品のひとつなのだと思う。80年代という時代の中だからこそ創られた漫画と言える。
今でも続編希望の声は多いだろうが、たぶん、今、作者がやる気を出しても、若さや青さを含んだ「未完成であるがゆえの勢い」とか、当時の「空気感」まで再現することは不可能だろう。
以下、作者あとがきからの引用。
ひばりくんはそんな僕を見下しもせず、買いかぶりもせず、いつも超然とそこにいて「描けるんだったら描けば。ボクはいつでもいいよ」。ひばりくんはいつも僕にそう言って、凛とした笑顔をたたえているのです。
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[投稿:2008-02-02 17:29:53] [修正:2008-02-02 17:29:53] [このレビューのURL]
10点 げんしけん
凄く面白い。
単なるオタクな話を描いただけの漫画ではないです。
こんな大学生活が送れたらどんなにいいだろう、と切実に思いました。
笑いあり、葛藤あり、恋愛ありその他諸々etc...と
話の内容も読者に飽きを感じさせない。
主人公は笹原なのに段々と斑目を応援したくなってくるのはこの漫画読者のさだめ?(笑)
終わってしまったのは本当に残念です。
ここまで完結してほしくないと思ったのはこの漫画が初めてですね。
読む前と後ではオタクの人達に対するイメージが変わると思います。
オタクの人もそうでない人にも読んでもらいたい漫画です。
オタクの不器用ながらも純粋な恋愛も切なくていい。
読めばあなたは段々斑目が好きになります。
斑目のような友人が欲しい。斑目最高です、木尾先生。
現視研の皆のような友達がいたら本当に楽しいでしょう。
キャラの個性豊かな独特の魅力もこの漫画の面白いところ。
個人的には斑目と春日部さんが凄く凄く凄く結ばれて欲しい。
読んで損はないです。断言できますよ。
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[投稿:2008-01-30 21:04:33] [修正:2008-01-30 21:04:33] [このレビューのURL]