「勾玉」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月21日

試合に臨む前に対策を練り、ひたすら練習を繰り返す
そんな地味になりがちな工程も
この漫画では、ギャグなども交えテンポよく話が進むので
飽きずに読み続けられます。

そしてひとたび試合が始まれば苦戦に次ぐ苦戦の連続。
練習に励む主人公たちの姿を知っているだけに、
強敵を相手に奮闘し、勝利した時の感動はひとしおです。

宮田戦が破断となり、近年はamazonレビューなどでも著しく評判の悪い本作ですが
アジアチャンプ達との試合や、国内防衛戦も自分にはまだまだ充分面白いと言える出来でした。

ただそんな自分も、板垣君だけはどんどん嫌いになってきてます…。
木村と青木に対する態度や、胸に秘めている一歩を超えようとする野心など
この若干腹黒なキャラクター性がどうにも苦手。
何度も再読した漫画だし、少し前なら10点を付けていたと思いますが
板垣君の話に割く話数が増えて来たことが、自分にとって減点材料になってしまいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-15 22:22:07] [修正:2012-01-24 16:28:28] [このレビューのURL]

戦争あり、極貧時代ありと、作者の波乱万丈な人生が描かれるが
一つ一つのエピソードが短く
また、作者の淡々とした人柄もあり、
内容に反して淡白な印象を受ける。

そのため、物語として読むにはちょっと退屈だが
漫画自体は読み易く
当時の状況や、作者の人となりが良く分かるので
自伝としては優れていると思う。

作者、水木しげるに興味がある人になら充分おすすめ出来る漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-23 21:02:01] [修正:2012-01-23 21:19:09] [このレビューのURL]

とにかく、観てて痛々しい描写が多いのがキツい
尻の穴に銃口突っ込んで発砲し、死体がマンションの上層から、血便垂れながら
回転して落っこちていくところなんか、漫画なのにガクガク震えてしまった。

こういうエログロだらけの漫画は正直好きじゃないんだけど
恐い物見たさな感覚で、どんどん読んでしまうw。

これだけの抗争を繰り広げながら、結末には何のメッセージ性も感じ無かったが
逆にそのおかげで、単純に暴力を楽しむための娯楽作に仕上がってると思った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-17 16:02:21] [修正:2012-01-17 16:02:21] [このレビューのURL]

武蔵の強さだけでなく、精神的な弱さや脆さといった部分にも焦点を当て
他の井上作品のキャラクター同様、武蔵がとても人間的で魅力的な人物に描かれている。

反面、小次郎に関しては聾者という設定にしてしまったことが、とても残念だった。
聴こえない、喋れないキャラクターをどう描いていくかという、作者の挑戦には興味があるし
今の小次郎も決して酷いキャラクターとまでは思わない。
しかし、もし喋れていたら、もし聾唖者ではなかったら
他の井上作品や武蔵のようにもっと人間性に溢れ、
感情移入の出来るキャラクターになっていたのではないだろうかと、つい考えてしまう。

小次郎にも多くの巻数を割き、クローズアップして描いてはいるが
巌流島の決闘で、「武蔵、小次郎、どちらにも負けてほしくない」とは思えそうにない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-22 20:23:37] [修正:2012-01-15 22:26:38] [このレビューのURL]

何となくキャラとかノリがうすた京介っぽいなあって思った
でも、ジャガーとかで一回きりで終わってしまうようネタを
この漫画は延々とやってる感じ
宗教題材にしてるから当然なんだけど、それ故に飽きも早い

あとは主人公2人の喋り方とかが気持ち悪くて、好きになれなかった
何であんな、おかまみたいな喋り方なんだろう、読んでてイライラする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-29 21:34:04] [修正:2011-11-29 21:34:04] [このレビューのURL]

自分にとって、ただエロかったという印象しかない漫画。
女の子は外見こそ可愛いものの、性格的に好きになれるキャラクターはおらず
そして何より、優柔不断で妄想癖のある主人公が最後まで好きになれませんでした。

ラブコメならまだしも、この漫画は恋愛を主題に置いた漫画でありながら、
当の主人公に全く魅力を感じられず
ヒロイン達が、この主人公のどこに惹かれて好きになっていったのかが全然把握できないです。

ただ、絵の上手さと、絶妙なエロさ加減は流石の一言。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-23 15:58:32] [修正:2010-12-23 15:58:32] [このレビューのURL]

4コマ風の縦読み形式になっただけで、内容は同作者の「僕の小規模な生活」とほぼ同じです。
タイトルこそ「うちの妻ってどうでしょう」というネーミングですが
特段、妻に焦点を当てて描いたものという感じでもないです。
「僕の小規模な生活」と同じで、妻に限らず作者の身の回りのことや、感じたことが描かれています。

描かれている事柄自体は、「僕の小規模な生活」とは被っていないので
両方の漫画を照らし合わせながら読むと、より楽しめると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-29 14:52:46] [修正:2010-09-29 14:53:44] [このレビューのURL]

10点 リアル

挫折と苦悩を繰り返しながらも、少しづつだが前進していく3人。
環境も性格も全く異なるキャラクターなのに、
読み進めていくと、その全員に共感し感情移入してしまう。

とにかく、人物の掘り下げ方が上手く
一人一人の心情と生い立ちを、丁寧に、緻密に描写している。

3人の別々の視点から描いた物語が
徐々に交錯し、お互いに関係しあっていく様も面白い。

6巻の高橋の回想シーンは、泣けます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-28 17:22:21] [修正:2010-09-28 17:24:52] [このレビューのURL]

宇宙ゴミを題材にした世界観は新鮮で面白かったのですが
話が進むにつれ、哲学的な内容になっていき
その内容も「愛」がどうのこうのいうもので、自分にはピンときませんでした。

主人公の青臭さも鼻につき、感情移入出来なかったため
思いの外楽しめなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 14:04:04] [修正:2010-09-23 14:32:33] [このレビューのURL]

卑屈な作者と快活な妻のキャラクターがいいです。

2巻からは作者の近況を描いているので
いわゆるエッセイ漫画とも言えるのですが

この作者と妻のキャラが立っているため
エッセイ形式の漫画をほとんど読まない自分にも、この作品は面白く読めました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-22 14:14:59] [修正:2010-09-22 14:14:59] [このレビューのURL]

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