「gundam22v」さんのページ

総レビュー数: 644レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年12月06日

世界的な名作「罪と罰」を現代日本にリメイクした作品。原作の記憶は曖昧になっていますが、要素や大筋を取り込み調整や解釈を行い上記の目的を及第点で達したのではないかと思います。
あとがきを読むと作者の原作愛と努力が窺えます。
後半は文字が増えてダラダラしたかなと思う部分に残念さはありましたが、なかなかの意欲作だったと思います。

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[投稿:2017-07-24 18:39:36] [修正:2017-07-24 18:39:49] [このレビューのURL]

野性味のある画風で絵は上手く、キャラは個性的で作風的には同じ題材の箱根駅伝を目指す「風が強く吹いている」の漫画版より好きでした。ただライバル大学の二軍に勝つまでという始まったばかりだろの打ち切りそのものな終わり方なのが残念です。現在は漫画図書館Zで無料で読めます。

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[投稿:2017-07-24 18:27:15] [修正:2017-07-24 18:27:15] [このレビューのURL]

5点 GANTZ

エログロ、ゲームルール、化け物とバトル、サバイバルパニックなどでこの手の漫画の先駆的存在ではあるのでしょうが、今読むと色々と粗さが目立ちます。特に緻密な背景絵に比べると人物絵が生きている感じに乏しいのが残念でした。強烈なエログロもまるで人形がという気持ちにしかなりませんでした。

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[投稿:2017-07-20 18:23:49] [修正:2017-07-20 18:23:49] [このレビューのURL]

前半はアニメ版を丁寧にコミカライズした感じですが、途中から人物絵がやたらと濃くなって男性キャラは悪人的、女性キャラは男性的な人相に。それがやたらと気になるのでアニメで観た方が良いのではと思います。そこまでこちらのオリジナルで増量されているという感じでもないですし。

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[投稿:2017-07-20 18:16:35] [修正:2017-07-20 18:16:35] [このレビューのURL]

あまりにもライトノベルなどで良くある話の集合体という感じで特徴を感じないのが正直なところ。それなりの画力はあるけど絵も表紙に比べると粗いのも気になりました。

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[投稿:2017-07-20 18:11:29] [修正:2017-07-20 18:11:29] [このレビューのURL]

通信業界に革新をもたらした天才スティーブ・ジョブズの伝記漫画。伝記なのに偉人賛美にならずに、ジョブズのクズ言動とされる行為も相当に描かれています(ジョブズ本人がリアルに拘って執筆依頼しているのが彼らしいし特異)。そういうスタンスの原作だから、前の方が仰るようにジョブズ愛は乏しいように感じるかもしれませんが、ヤマザキ氏のジョブズ観や作風にも合っていたのではないかと。ヒット作「テルマエ・ロマエ」で見せた巧さでジョブズがときにフォロー出来ないところもあるにせよ、概ね親しみも感じる変人天才の範疇に収まった気がします。

あとは史実からして強烈な個性(ある種クレイジー)と波乱な人生を送った人なので、忠実に描かれる本作は「テルマエ」と違いパワーダウンせずに最後まで勢いが保たれた印象。全6巻でちゃんとまとまって、ラスト付近には感動すらあります。ジョブズ伝記漫画ではまずこれという作品になるのではと思いました。

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[投稿:2017-07-19 01:14:46] [修正:2017-07-19 01:14:46] [このレビューのURL]

7点 蟻地獄

同じ原作者の「トリガー」は個人的に期待外れなところがありましたが、こちらは面白かったです(「トリガー」よりも話題になっていない感じですが)。

アウトローサスペンス作品です。続きが気になって引きつけられて、多少強引なところもありましたが、スピード感があり、二転・三転する展開やどんでん返しは驚かされました。最後にたどり着いたまとめ方と読後感も良かったです。絵もとても上手いですが、「我が名は海師」の時が一番良かったと思います。「トリガー」でも窺えた「北斗の拳」風の濃すぎる感じがしました。

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[投稿:2017-07-15 05:07:49] [修正:2017-07-15 05:07:49] [このレビューのURL]

小学生を舞台としているかわいい絵柄のコメディ漫画ですが、大人向けにギャグが下ネタを徹底していますから、かなり人を選ぶ作品かと。自分は駄目でした。

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[投稿:2017-07-15 04:52:50] [修正:2017-07-15 04:52:50] [このレビューのURL]

1988年の近未来SFロボット漫画。電話関係の所などには今読んで古さを感じますが(現在が飛躍的過ぎか)、概ね古さを感じないのが素晴らしいです。取り扱われた警察の現実、企業の闇、外国人就労問題、環境テロ、人身売買などは現在にも通じる普遍性があります。動きがゆったりではありますが、ロボットであるレイバーの格好良さと格闘は引きつけられます。

大ヒットドラマである「踊る大捜査線」にも影響を与えた警察組織を扱いながらの、コミカルとシリアスのバランスは見事です。主人公泉野明の普段不真面目なのに、いざという時頼れる上司後藤隊長とトリックスター的で今でいえばサイコパス愉快犯である内海の存在は印象的。

欠点としては特に熱があるというようなシーンがある訳でもなく、展開としても後半に行くにつれてグダグダしたかなとは思います。主人公の警察志願理由、遊馬と父親の確執問題、裏金疑惑、内海以外の極東マネージャーや黒崎らの報い、伝聞で終わったおタケさんのその後など放置されて終わったような部分も散見しました(廃棄13号事件での女科学者の父親と博士の間には何があったのか、途中の札束問題でも強盗じゃないという以外には語られなかったり、本作はもともとそっけない部分がある)。

しかし、本筋で争った内海との決着はついてますし、主人公視点の成長物語としても一区切りはしています。第一話と最終話のタイトルを対比させる演出にはグッと来るものがありました。

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[投稿:2017-07-12 21:03:44] [修正:2017-07-12 21:03:44] [このレビューのURL]

女子力をテーマにしたコメディ漫画。「漫画アシスタントの日常」での絵が好みだったので、設定上は美人じゃないのに可愛い女の子達は良かったですけど(サービスシーンもあり)、全体的に可もなく不可もなくですかね。「漫画アシスタントの日常」でも見られた暗いリアル思考的な部分はコメディ漫画ながら漂っています。

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[投稿:2017-07-12 20:30:06] [修正:2017-07-12 20:30:06] [このレビューのURL]

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