「gundam22v」さんのページ
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点数は細分化されているために結構迷います。
完全に主観ですが、6点以上なら及第点
で楽しめた作品という感じです。

7点 天にひびき
凡才奏者主人公と天才指揮者ヒロインを据えた音楽漫画。音大青春要素と業界知識の塩梅が良いです。主人公をあえて凡才にしてヒロインの天才ぶり(変人だが)について行くのが独自スパイスとして効いています。変人なヒロインでさえ(最後の行動はともかく)可愛げがあって、主人公を想う二人のサブヒロインもいて、地味目な絵柄以上に女性キャラの描写が上手いです。画も時々荒かったり、描き分けが似た人が居ますが、丁寧かつ好きな画風です。演奏の迫力はイマイチですが。
毎話ごとの作曲家コラムも深さと分かりやすさがあって良かったかと。ただ最大の欠点として最後の締め方が…。変人とはいえあんまりだろってほどヒロインの突飛な行動で幕を閉じてしまう嫌な感じでどんでん返し。エピローグも登場人物が僅かしか出ないで、主人公がサブヒロインのどっちを選んだか曖昧な描写でモヤモヤ(まあ幼馴染かな)。全体としては良作なのは揺るがないとは思いますが、世に音楽漫画が多い中でも光るものがあると思えるほどの出来だったので残念さも大きいです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-12-13 17:46:30] [修正:2016-12-13 17:46:30] [このレビューのURL]
4点 羊の木
映画化決定、ギャグ漫画巨匠共作の異色作品ということで期待して読んだのですが、前の方が仰る通り中途半端で盛りあがりを欠く感じですね。善悪問わず人物にもう1つ引きつけられるものがありません。やたら多くて頻度増す下ネタも笑いより不愉快になって来ました。画風は綺麗な絵とは言えませんが味があって良いと思いましたが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-12-06 23:41:26] [修正:2016-12-06 23:41:26] [このレビューのURL]
4点 スピーディワンダー
ヒットしている「ジャイアントキリング」原作者の漫画ということで期待して読んでみた競馬漫画。画風が最近で綺麗、原作者が競馬マニアらしく舞台裏など勉強になるところはあるのですが、全体としては微妙です。まず、絵が安定してないのが残念。時々キャラ顔、体型などおかしい時があります。普段は美麗で美男美女揃いだからこそ余計目立ってしまいます。そしてギャグの軽い要素も入れているが滑り気味、キャラがあまり立っている感じがしません。一番存在感がある調教師が「デスノート」のL、二アのパクリ的なのが象徴的で。ヒロインが主人公的ジョッキー(それなりに有能)を「ヘボジョッキー」と呼んだり、やたら高圧的なのも好感が持てないところ。血統要素重視は良いのですが、主人公馬が突飛的な感じで、現実的に有り得ないレース展開をリアルな画風、世界観でするシーンがあり、違和感を覚えました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-12-05 22:33:30] [修正:2016-12-05 22:33:30] [このレビューのURL]
7点 獣の奏者
NHKでアニメ化もされたファンタジー小説をコミカライズした作品。骨太な世界観があり、良い意味で原作者、主人公エリンはじめ物語の軸にいる重要人物に女性が多い珍しさ、それを活かした掘り下げや心理描写。ちゃんと表現出来ているんだなと感じるだけの画力(原作挿絵担当者が本作作画も担当。男性読者でも馴染み易い画風。アニメもチラ見したことがあるが、漫画版の方が原作雰囲気はしっかり出せているのではと思う)。タイトルにピッタリで本来終わらせる予定だったらしいところまではしっかり漫画化されており(アニメもこの辺まで)、そのラストシーンは強い感動があります(特にエリンの独白にはグッと来るものが。痛いシーン含め過程があったからこそ)。ただ原作もそうらしいですが(続編が作られた一因)、ここで終わるとキャラと世界のその後などエピローグがどうしても欠けている印象が否めません。惜しく感じるし、結局その先も調べてしまうほど。漫画として考えると欠点なのは否めなかったですね。もう少し漫画では原作の先があるだけに、それに沿うエピローグ的なのを付けて一区切りとした方が良かったと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-12-02 20:08:11] [修正:2016-12-02 20:08:11] [このレビューのURL]
4点 マテリアル・パズル
ネットで評価が高い作品なので期待して読んでみたのですが、とにかく絵が下手です(癖とかそういうものじゃない)。絵柄も仕方ないですが古い感じで、これでバトルするのが余計に厳しく感じました。話も序盤から引きつけが凄いという感じでもなかったので、読み続ける気力が湧かず。伏線、バトルの駆け引きが凄くなるらしいので、序盤に読み続けられるほどついて行けるのかどうか相性次第の作品なのではと思います。
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[投稿:2016-11-27 06:16:52] [修正:2016-11-27 06:18:07] [このレビューのURL]
6点 春風のスネグラチカ
「無限の住人」に比べると、時代考証が本格的です。ロシア革命後のソビエト連邦を二人の男女を視点としてミステリー風物語として、映画風に良く描けています。史実人も多数絡みますが、物語を一読する上では予備知識はそこまで必要ではないかと。巻末に補足的な人物紹介があり、読了後理解が深まり、練られた話だったのだなと感心。相変わらずの画力の高さは必見です。展開が地味で起伏に乏しいところ、重い描写もありますが、丁寧に伏線を拾いつつ、前向きな読後感が抱ける全1巻の歴史佳作だと思います。
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[投稿:2016-11-25 18:58:29] [修正:2016-11-25 18:58:29] [このレビューのURL]
5点 ハルシオン・ランチ
一巻は面白みを感じたりもしましたが、二巻はここまでやるかの詰め込み過ぎ、ぶっ飛び具合で脳がついていかない、読みにくさにストレスという感じなのが残念。「おひっこし」でもあった悪い部分が顕著になった感じです。なんでも食べる資源回収用擬態異生物(男には保護受けやすい可愛い女の子になる)などの基本SFネタ、「無限の住人」後期の高い画力、女性キャラのかわいさ(特に沙村版メーテルなトリアゾが良かった。全体をヒロインにしたラブコメでも良かった。ヒロインヒヨスは由来といいイマイチ)は良かったのですが。
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[投稿:2016-11-21 20:47:41] [修正:2016-11-21 20:47:41] [このレビューのURL]
4点 おひっこし
「無限の住人」には非常に好きな作品だったのですが、こっちはそのギャップに驚くギャグ漫画(それに贅沢な画力)という意義はあります。しかし個人的にそれ以上のものではなかったですね。浮かんだネタをページ一杯に垂れ流すような感じで読みにくさを感じるのが先行しました。この人のギャグ漫画は合わない感じもあるのかもしれません。
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[投稿:2016-11-21 20:34:14] [修正:2016-11-21 20:34:14] [このレビューのURL]
7点 ホークウッド
熱い筆致で百年戦争序盤を有名傭兵の視点から描く歴史漫画。画力があり、内容も傭兵を主人公に据えたため、戦争の現実と大局をしっかり描けています(同陣営の雇い主ながら、当時初陣の若さだった英雄エドワード黒太子との傭兵VS騎士道の関係も見どころ)。ただ打ち切りだったのか、主人公ジョン・ホークウッドの後半生(百年戦争参加後イタリアに渡ってからの活躍)が抜け落ちた格好なのが残念です。戦争の小休止、「騎士道の終わり」のテーマには区切りをつけた一定の終わり方はしていますが。「キングダム」辺りが好きな人には相性の良い近年完結の歴史佳作だとは思います。
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[投稿:2016-11-18 01:43:30] [修正:2016-11-18 01:43:30] [このレビューのURL]
8点 無限の住人
ネオ時代劇と掲げていて、洒落た感じもたまに盛り込んでいますが(奇抜な衣装、武器など)、エログロありのバトル漫画が本分の作品だと思います。作者が美大卒で絵が相応に上手く(女性キャラに独特の妖艶さがあり)、連載中もさらに向上して行くため一見の価値があります。世界観も徳川家斉治世という微妙な時期を選びつつ、その時代だからこその敵勢力の理念や行末などを絡めて、一定の考証が出来ていたのではないかと。滅びの美学的に容赦なくキャラが輝き散って行きますが心に残りました。展開が三つ巴、四つ巴になりときに中だるみや迷走では思うような場面もありましたが、収束して連載20年近い壮大な物語はしっかりと締められて余韻を残しました。来年実写映画化が予定されて(この出来は不安しかないが)、タイムリーな作品でもあるのでしっかり完結した後の今こそ未読の人にも薦められる作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-11-12 00:35:39] [修正:2016-11-12 00:35:39] [このレビューのURL]
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