「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

7点 くるくるパッX
聖悠紀といえば、とにもかくにも超人ロックが取り上げられがちだが、ギャグマンガも描いていたりする。
どこにでもいそうな少年川口ないとの部屋に突然現れたのは、宇宙の果てからやってきたサリア姫とお供の宇宙ペンギンパックス。
ないとはひょんな事でサリア姫に惚れこまれ、川口家に居候されてしまう。
今考えると、なんとなく藤子不二雄テイストな作品で、トラブルメーカーであるパックスはおっちょこちょいな性格からしてオバケのQ太郎によく似てる。
カップ麺が好物なのも小池さんのラーメンのオマージュか。
聖悠紀の他作品でも時折コメディ色の強いマンガはあるが、こういったマンガもなかなか面白いのではないかと思う。
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[投稿:2010-09-26 00:00:50] [修正:2010-09-26 00:00:50] [このレビューのURL]
6点 デビルマン
この時代まで、正義は正義らしく、悪は悪らしく描かれていた。
その概念をくつがえしたという意味で功績は大きい。
ただこれ以降あまりにも多くの作品でその構図が世襲されており、そういった新鮮味を感じる事はできないと思われる。
ジンメンや魔女狩りは名シーンだと思う。
ただ、永井豪はデビルマンを引きずりすぎ。
真デビルマンのような番外エピソードは良かったけど、バイオレンスジャックやデビルマンレディとリンクするのは蛇足に思える。
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[投稿:2010-09-25 02:54:37] [修正:2010-09-25 02:54:37] [このレビューのURL]
5点 怪物王女
さまざまなオマージュやパロディ、設定や雰囲気は面白い物を持っているが、今ひとつ未消化なエピソードが多い。
11巻時点でいまだにヒロにできる事が身代わりに殺されるだけってのも、いささか物足りない。あまり強くなられても困るけど。
バトルシーンを完全にカットしていきなり朝になったり、戦闘に入る時点で物語が終了したりするシチュエーションが、この漫画ではよく活かされている。
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[投稿:2010-09-25 02:22:03] [修正:2010-09-25 02:22:03] [このレビューのURL]
4点 すんドめ
岡田和人の漫画も結構好きだが、これは漫画の出来云々より性癖によって人を選ぶ作品だと思う。
タイトルや序盤から読んでいてフェティッシュがテーマかと思ったが、段々SM・スカトロ要素が強くなっていき、そういう嗜好に耐性がないとひく。
漫画のテーマはもっと奥の絆の部分なんだろうけど、岡田和人の中では珍しくアンハッピーエンドな欝展開。
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[投稿:2010-09-25 01:51:29] [修正:2010-09-25 01:51:29] [このレビューのURL]
9点 ヒカルの碁
ルールを知らずとも展開についていける、知っていればリアリティもあると、囲碁に限らずテーブルゲーム、いやいや漫画としてお手本のような作品。
終了時期はちょっと微妙な気もする。
佐為が消えてリアル路線で行くならもう少し先の展開も欲しかったし、切ってしまうなら佐為消失の時点ですっきりまとめても良かった。
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[投稿:2010-09-25 01:21:58] [修正:2010-09-25 01:21:58] [このレビューのURL]
6点 キャンディ・キャンディ
展開がほとんど「あしながおじさん」の部分もあるが、名作である。
ただこの作品の場合、内容よりも版権問題によって辿ってきた歴史があまりに悲しい。
どんなに内容が良くても、どんなに話題になろうとも、いや、ヒット作だったから故に、歴史から消された漫画。
できれば円満な解決が望まれる。
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[投稿:2010-09-24 23:38:06] [修正:2010-09-24 23:38:06] [このレビューのURL]
8点 BECK
漫画でロックバンドが出てくると、大概アイドル的な描かれ方している物ばかりだが、BECKの場合は妙にリアリティがある。
物販で頑張らないと交通費にすらなりませんしね。
単なるバンド成功談に終わらず、ルシール、SG、飼い犬のベックといったミステリ要素もあり、その謎は最終回に向けて徐々に解けていく。
メンバー全員が見た夢も変にオカルトにはならず、インスピレーションに繋がっている。
本筋はしっかりしていながら、知らなくても差し支えはないパロディやオマージュが散りばめられている。
う?ん、難クセつけるならDevils' wayかな。
レノンにしろフレディにしろ、死後にメンバーが音重ねて新曲出したけど、出来を考えると、口頭で数フレーズだけというのはちょっと無理があったかもしれない。
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[投稿:2010-09-24 19:14:52] [修正:2010-09-24 19:14:52] [このレビューのURL]
8点 猫目小僧
2006年公開の映画も散々な評価に終わったようだが、原作漫画はもともと妖怪ヒーロー物として、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」やアニメの「妖怪人間ベム」に匹敵する位のポテンシャルを持っていたのではないだろうか。
全体的にダークな雰囲気ではあるが、主人公の行動はユーモラスであったり、時として泣ける話もあったりする。
ただこれまであまりクローズアップされなかった背景として、例えば肉玉を見ない為に目を潰したりと、子どもが読むには残酷な描写があったりするのがネックだったのかもしれない。
「漂流教室」以降のSF作品、ギャグ漫画としての「まことちゃん」、「神の左手悪魔の右手」などのホラー作品などの知名度の陰に埋没してしまった逸品だと思う。
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[投稿:2010-09-23 22:33:38] [修正:2010-09-23 23:14:00] [このレビューのURL]
6点 ウルトラマン
円谷プロ&梅図かずおの世界の奇妙な融合。
ウルトラマンの話ではあるけれど、どれもまるで梅図氏のホラー短編漫画のような錯覚を覚える。
バルタン星人などのお馴染みの怪獣も出てくるのだが、どこか妖怪や化け物のよう。
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[投稿:2010-09-15 18:58:09] [修正:2010-09-23 22:35:35] [このレビューのURL]
7点 ポーの一族
ゴシックロマンの名作ではあるが、自分的には萩尾望都は後の作品に好きな物がいくつもあるので作品の重要度は低目に感じられる。
一話一話が作品として完成していながら、他の時間軸とリンクしていく様は面白い。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-23 17:01:25] [修正:2010-09-23 17:01:25] [このレビューのURL]