「Suzz」さんのページ
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最近、明確なジャンル分けなどの色眼鏡で見る行為は
レビューの妨げになるような気がしてきました。
0点にしているのは違った意味で面白かったりするので
実質的に最悪と評価している漫画は1点のものだったりします。
好きな漫画家
おがきちか 尾田栄一郎 皆川亮二 幸村誠 他 超多数。

10点 ONE PIECE
あくまで冒険漫画として見ればその出来の良さは疑う余地も無い。
確かに多少作者の美学が鼻につく事もある。
冒険する島の背景描写に2巻分くらい使っちゃって話が盛り上がりづらい部分もある。
なんか新技披露会みたいになっちゃってる戦闘もある。
パワーインフレも留まることを知らない。
正直マイナスポイントを挙げればきりが無い。
だが、それを補って余りある魅力がこの漫画にはある。
とんでもなく熱い台詞回し。
無計画なようであくまで計画的なシナリオ構成。
下手をすれば主役すら喰いかねないほどの魅力的なサブキャラ達。
そして何より。
全てを支える圧倒的なまでの構図、コマ割りの上手さ、その地力。
2〜3巻に1回は必ず訪れる全てが噛み合った瞬間の爆発力は言葉では到底言い表せないだろう。
ここからは割とどうでもいいが、キャラクターデザインのセンスも凄いとは思う。
あんなにあからさまにカッコ悪いパーツが1つ以上入ったキャラ達が
カッコよく見える、カッコよく見せる漫画は他に無い。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2008-02-22 04:10:49] [修正:2008-02-22 04:10:49] [このレビューのURL]
10点 レベルE
とんでもない設定で始まっている話が物凄く怖かったり、やっぱりとんでもないままだったり。
斜め上をいく、の言葉に集約された名作。他に言葉なんか要らない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-15 07:15:59] [修正:2008-02-15 07:15:59] [このレビューのURL]
10点 はじめの一歩
まとめて読んだのが結構前で、もしかしたら脳内補完で美化されているのかもしれない。
それでも僕の印象は「これ以上ないくらい面白い」としか表現できない。
試合の描写が好きだ。いいのが入った時は見てるだけでスカッとする。
練習風景が好きだ。新しい練習法があまりないのが地道な努力の大切さを物語る。
キャラクターが好きだ。使い捨てキャラでもきっちり掘り下げられている。
合間の息抜きが好きだ。下手なギャグマンガより純粋な意味で笑える。
そして試合を通して選手の「生き様」が感じ取れるのが一番好きだ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-08 13:51:32] [修正:2008-02-08 13:51:32] [このレビューのURL]
10点 SLAM DUNK
印象に残るシーンの質・量共に他の追随を許さない名作。
僕は2回しか読んでなかったりするが、それでも数十箇所の台詞、シーンが頭に残っていたりする。
他にこれほどまでに記憶に残る漫画は僕は未だ出会ったことがない。
それだけで満点を付けていいと思っている。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-07 05:23:58] [修正:2008-02-07 05:23:58] [このレビューのURL]
9点 Landreaall
ファンタジー世界ではあるが政治、外交に縛られている世界観が妙。
色々な枠組みに囚われているからこそ、その枠組みから飛び出した瞬間の意志が輝く。
そういう部分を描くのが異常に上手い。
ただし、雑な部分もあって、背景設定に対して徹底的に説明台詞を入れないので、世界観は若干分かりにくい。
だからといって説明台詞を入れるような作者なら今の絶妙の雰囲気は作れてはいないだろうが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-02 05:35:48] [修正:2008-10-02 05:35:48] [このレビューのURL]
9点 プラネテス
非常に哲学くさいが難解なわけでもなく、ぐいぐい引き込まれる。
数ある出来事、その出来事自体は大きな事件でもなんでもないが、それは主人公にとっては大きな影響を与える出来事であり、主人公を大きく変化させていく。
その振れ幅が半端なく、巻を隔てるともはや同一人物とは思えないほど。
主人公を含む登場人物を通して愛だとか世界だとか、いろいろな事について考えさせられる良作。
そして思う。
この主人公ほど真剣に、自分に向き合って悩んだ事があっただろうか。
割と気楽に生きている自分にちょっと凹む。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-02 05:14:45] [修正:2008-10-02 05:14:45] [このレビューのURL]
9点 YASHA-夜叉-
ぱっと見ただけではアクション・サスペンスを見ている気にさせられる作品。
しかし、この作品を冷静に分析してみると・・・
・完全無欠のヒーローがいて、
・ヒーローが何かを守るために悪と闘っていて、
・しかしヒーローは周りから理解されず、
・ヒーロー自身も自分の中の葛藤と闘っている。
まさに、特撮やアニメでお馴染みのヒーロー物ではないか。
そんな直球ど真ん中のヒーロー物のはずが、設定で上手く固めて、
アクション・サスペンスに見せてしまうのである。
この錬度は半端ない。まさに名作というに相応しいと思われる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-06-02 02:54:36] [修正:2008-06-02 02:54:36] [このレビューのURL]
9点 G戦場ヘヴンズドア
こんなにも多くの内容がたった3冊に詰め込まれているのに、
こんなにも読みやすく、
こんなにも心を震わせてくれる作品は他に無い。
説教くささや青臭さはむしろ味。青春万歳。
唯一の無駄は自己満足レベルの同作者作品のキャラの再登場位で。
そういうサービス、少なくとも俺は要らない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-28 22:38:32] [修正:2008-02-28 22:38:32] [このレビューのURL]
連載中なので暫定ではあるが、今のところかなり面白い。
下馬評をぶっ飛ばす・・・まさしく「Giant killing」の興奮を上手く描いている。
裏方視点で描かれる物語は選手・サポーターをも巻き込み、プロサッカーを
題材にしている点を十二分に活かした構成にもなっており、
サッカーをよく知る人、知らない人にも十分楽しめる作りとなっている点も評価したい。
最後に、現時点ではサッカーという題材を扱った漫画の中で最高の一作であると断言する。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-28 12:59:09] [修正:2008-02-28 12:59:09] [このレビューのURL]
9点 エリア88
傭兵、軍人モノを描かせたら天下一な新谷かおる作品の中でも、
ファントム無頼と双璧を成す名作。
哀愁漂う世界観、戦場故の悲壮感、その中で生まれる友情、熱い感情・・・
色々なものがごった煮となった上で絶妙のバランスで成立している。
まさしく戦場ロマンといった所。
思うにこの作者の凄さは少年漫画的要素をある意味少女漫画的感性で料理しているところにあると思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-22 03:50:07] [修正:2008-02-22 03:50:07] [このレビューのURL]