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[投稿:2024-11-02 23:24:36] [修正:2024-11-02 23:24:36] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

うずまきナルトというまっすぐな志を持つ落ちこぼれ少年が火影になるまでの物語をベースとした、人々の成長、夢、葛藤。心の闇、憎しみの連鎖、愛
様々な人間の想いが描かれたジャンプのかつての看板漫画。

ナルトの親友であり最大の宿敵であるサスケとの戦いを最後まで溜めておいてそれを満を持してドラマチックな演出で描き、ナルトとサスケが和解をすると同時にマダラと柱間から始まった壮絶な歴史も終わりを迎えたことを強く意識させていたラスト。
うちはとうずまきの長きに渡る壮絶な歴史の結末としては満点の最後だった。
多分だけど、1部ラストの時点でこういう結末にするとあらかじめ構想してたんじゃないかな。

カカシ、シカマル、ミナト、自来也のようなこいつらが主役の映画丸々1本作れるんじゃないかと思うくらい濃いサブキャラ達に浮気することなく、ナルトと言うただひとりの主人公を可愛がり続け、常に話の中心にナルトがいたってのもデカい評価点。


群像劇要素の濃いストーリーにもかかわらずナルトとサスケの二人がメインだってことは終始貫かれてたんですよね。
メインサブ両方キャラがうまいこと活きてたなという印象。
(後半ロックリーと日向ネジが全く目立っていなかったことだけが残念)

ベストエピソードはイタチの真実かな。
「ワルいやつに見えて実はイイやつだった」系の、キャラクターの魅力を損ねかねない不安要素をかかえてる、ある種描き手の手腕が試されるキャラとしてはうまいこと自然に描かれていたなと。
40巻以上の長期週間連載でここまでのどんでん返しを見せてくれたのは素直に賞賛モノだった。

敵キャラの魅力・存在感≒作品の面白さととらえがちな自分としては

再不斬&白

我愛羅

大蛇丸

暁メンバー

ダンゾウ

マダラ・オビト
と、しっかりと作中において存在感を残した名悪役ばかりで見てて飽きなかった。素晴らしい。

本作は海外で人気なアニメの代表格のような扱いを受けているらしいがそれもそのはず。
上記のことだけでなくオサレ要素が強い和風のビジュアルや思わず真似したくなる忍術と印象強い戦闘シーンの数々。
(我愛羅vsリー、ナルトvsペイン、ガイvsマダラあたりがベストバウト候補)

あくまでも少年漫画としてはドラゴンボールを抑えて理想の漫画なんじゃないかなと再評価しました。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-01-22 19:25:54] [修正:2024-10-23 22:24:53] [このレビューのURL]

9点 エマ

英国文化圏の階層格差は、日本の士農工商どころではなく、英国に二つの
国があると表現されています。
作品は階層差を越えた純愛物語が骨格にありますが、少女漫画風恋愛に
重点は感じられないところに、私を含めた男性の支持を得た理由でしょう。

恋愛内容は、海外に売られそうになるヒロインを救い出すヒーローの
お話など、一見劇的ではありますが、概ね淡々と描かれており、なぜ恋に
落ちたのか、なぜ障壁を越える熱情にかられるのか、その辺りは淡い
想いとしてスルーされた印象です。
それでも、なお本作品は貴族や下階層のメイドや使用人の心情を細部に
わたり表現されており、登場人物と英国文化への共感を与えます。

ヒーローとヒロインはあくまでも慎ましく清潔であり続けるにも関わらず、
最終話での登場人物たち総出の大団円は、見事な感動を呼ぶ不思議さを
感じさせます。
こんなに淡く透明な幸福感の表現方法があったのですね。驚きました。
文句なしの良作です。 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2024-10-16 07:43:30] [修正:2024-10-16 07:43:30] [このレビューのURL]

好きですね、こんな女子高校生。
ギャグマンガというか、コメディタッチの日常系漫画なんだけれど、
登場人物たちに感情移入してしまいます。

歩鳥、猛、雪子三兄妹も良いなあ。
タッツン、紺先輩、静さん みんな恋人と言わず、長い付き合をしたいなあ。
街の住人達には意外と焦点が合ってないのは、ちょっと残念かな。

石黒さんのギャグは、少しずらしたところが、子供から大人まで
万人受けする善意のギャグで、とても気持ち良い。
難点は、探偵ものや怪奇ものは、石黒さんが思っている程、読者は
期待してないことに気づいて欲しいこと。

まあ、日常の歩鳥を毎回描いてくれるだけで、満足なんですけどね。
とても面白く読めました。
サンキューって言いたくなるほど。

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[投稿:2024-09-04 09:40:04] [修正:2024-09-04 09:40:04] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-08-17 21:23:16] [修正:2024-08-17 21:23:16] [このレビューのURL]

生命と神と時間と宇宙。
読み進める中で、4つのキーワードが常に頭をよぎります。
昔読んだ本で、よく似た印象を持った作品を思い出しました。
手塚治虫大先生の「火の鳥」でした。

もちろん、先生のライフワークとも言える大作ですが、未完に終わっています。
山下和美先生に置かれても、同じような意気込みを感じますね。
神のごとく少年の振る舞いは、とても人間臭く、かつ深い哀しさを感じます。
風に吹かれてゆらりゆらりと飛び回る少年の姿が、とても印象的です。
その眼下に広がるちっぽけな人間たちの営みは、雲霞のごとく愚かしさを感じます。
しかし、個々の営みに焦点を合わせて細かく見ると、とても興味深く、愛おしさが込み上げてくるのでしょう。
少年は永遠の命を持て余しているかのようでもあります。

山下和美先生にもライフワークとしてエンドレスな物語を紡いで頂きたいと思います。

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[投稿:2024-07-31 00:09:48] [修正:2024-07-31 00:09:48] [このレビューのURL]

ヤンキーが図書館で働くことを通して図書館の
裏側を描いた作品。失くした本の弁償の仕方や
漫画があまり所蔵されない理由、寄贈の本が
図書館に入るまでなどあらゆる図書館の仕事が
分かりやすく描かれている。

ドラマ部分も主人公のヤンキーや筋骨隆々な
図書館員など味のあるキャラが多いおかげで
楽しく読める。

図書館が大好きな自分にとってまさにドンピシャな傑作。

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[投稿:2024-07-15 09:42:42] [修正:2024-07-29 18:23:31] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-06-19 21:23:51] [修正:2024-06-19 21:23:51] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-06-13 18:36:02] [修正:2024-06-13 18:36:02] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-06-13 18:15:58] [修正:2024-06-13 18:15:58] [このレビューのURL]

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