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[投稿:2020-09-26 09:19:16] [修正:2020-09-26 09:19:16] [このレビューのURL]
6点 よつばと!
大人気ですね。
とても沢山の人がレビューされていて、しかも
ハイスコアです。
なるほど、温かい人たちが織りなす日常生活には癒されます。
でも、私は敢えてダメだしをさせて頂きます。
初めから数巻の間は、よつばの無軌道で、放任し放題の
毎日には、違和感だけが残り読みたくなかったです。
幼児時代の子育てを経験した人には分かると思いますが、
よつばのような無茶をする毎日だと親は、特に母親は
育児ノイローゼに間違いなく陥ります。
そのことに耐えがたい多くの親は、厳しく躾を始めますし、
とんでもないレベルになると体罰に発展しがちです。
これが現実だと思います。
一方で幼児とはいえ、人間の子供は親の気に入らない
ことは制限して行動します。
こんな欲望に任せた子供は、病気の子供以外には
私は知りません。
ファンタジーを感じる前に、現実とのギャップが
感情移入を妨げました。
家内は、1,2巻でそれを理由に撤退してました。
とはいえ、6巻あたりから、よつばもある程度
おねえちゃんに成長していきますね。
作者か編集者がナンセンスな幼児の行動が、
読者を喜ばすのではなく、大人の温かい目線と
大人たち同士の育児の楽しみに読者は癒されている
ことに気づきだしたのではないでしょうか。
落ち着いた話が増えてきました。
いろいろ申し上げましたが、あずまんが大王の
路線を引き継いだあずまきよひこ独特の優しい
世界観は見事です。
因みに、私はあずまんが大王の方が好きですが。
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[投稿:2020-09-24 08:24:51] [修正:2020-09-24 08:24:51] [このレビューのURL]
7点 らんま1/2
キャラ萌えの到達点と呼べる傑作。
登場キャラクターの造形や設定の魅力が、漫画創りにおいてどれほど高いアドバンテージを持つかということを実感させられる。
長編バトル回のストーリー構成や迫力はイマイチだったが、それでも良牙やムース等が活躍してるというシチュエーションだけでそれなりに成り立っているのも、キャラの魅力の高さ故だろう。
それと、作品の評価とは直接は関係無いが、高橋留美子作品の議論でたまに見られる、「特定のヒロインを執拗にディスる読者」はどうなんだろうか。
「○○が嫌いだから楽しめない」とか、「○○が出たら△△だから面白くなくなる」とかならレビューとしてありなのだろうが、
「○○が嫌いだから、メインヒロインを代えればもっと面白くなる」的な素っ頓狂な意見を述べたり、グッズの話を持ち出してまで必死に特定のキャラを下げる人が、作品を真っ当に評価できるとは思えない。
ましてやラブコメなど主人公とヒロインの関係性が作品の魅力の礎であり、人気を博している作品はこの要素がしっかりしていて、多数の読者はその部分も楽しめているという証明でもあるのだ。
この礎の部分が合わないのであれば、それは作品の本質を楽しめていないとも言えるだろう。(逆に言えば、本質を楽しめていなくても、一部のキャラの魅力でファンを獲得できる作品であるとも言えるが。)
ここで触れているメインヒロインはあかねのことだが、あかねが好きだから読み続けて、あかねのメイン回ばかり何度も読み直す人もたくさんいる。
少なくとも自分は、仮に許嫁がシャンプーとかだったとして、これ以上面白くなったとは思わん。
らんまとあかねの物語だから、これほどまでに愛しいのだと思う。
あかねをディスるレビューを見かけたからムキになって長々述べたが、これも本作のキャラの魅力の高さを物語っているということだろう。
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[投稿:2020-09-23 07:53:13] [修正:2020-09-23 16:04:19] [このレビューのURL]
最初は原作よりであったが、次々と濃いキャラを投入して歌劇から遠ざかり、誰も退場できなくなって話が進まなくなった。結果七色いんこの名を冠してはいるもののハリウッドアクションものと日本の刑事ものの合成物のような展開となった。もしこのまま原作の流れでいんこが本懐を遂げるまで進んだとしたら、原作の数倍の巻数となっただろう。
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[投稿:2020-09-15 20:33:13] [修正:2020-09-15 20:33:13] [このレビューのURL]