「」さんのページ
素晴らしい部分も好きなキャラも多い漫画。個人的にはギャグも好き。
だけど6点をつけるのはためらってしまう・・・
あまりにも描写がクド過ぎる。回想が長いし同じ展開やネタの繰り返しも多い。
説明口調が多い。「な、なんだってぇ〜〜!」みたいな内容で数ページかかる事も。
ワンピースもワノクニ編などで必殺技でブッ飛ばした敵が何度も復活してグダグダ戦いが続いたりしたが、ハーメルンは作品全体がそんな感じ。テンポが悪い。
内容は悪くないと思うが、オススメしにくい。
ただ、それでもラスボスを倒し大団円まで描ききってくれた事には感謝。
もっと短い話数でまとめれば更なる名作になったのでは…と残念な気持ちがある。
続編は個人的には少し残念。最終回後は平和な世界に続いて欲しかった。
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[投稿:2022-02-09 20:10:51] [修正:2022-02-09 20:10:51] [このレビューのURL]
4点 へうげもの
歴史漫画の新しい切り口を目指したのでしょうが、荒唐無稽、茶の湯文化がテーマなのに、悪ノリが過ぎて下品。絵もそういう感じですし。
意外な史実を紹介する場面がありますが、これがないと歴史漫画以前になってしまう申し訳程度、これだけ崩してしまうなら歴史は舞台装置のギャグ漫画として徹底するか、最もメジャーな戦国時代のメジャー人物と絡みまくるのを避けてマイナー時代を選択した方がまだ良かったのかもしれません。
インターネット上では高評価が目立ちますが、合わない人を評価以前に退散させがちな癖が強い人を選ぶ作品だと思います。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2022-02-08 19:11:51] [修正:2022-02-08 19:11:51] [このレビューのURL]
4点 メロドラマ
最終話まで読んで、やっと作者の意図が理解できました。
最終話を描きたくて、この作品を始めたことを。
モチーフは最終話にあったのだと理解します。
しかし、そこに至る20話のお話が冗長で、表題の
メロドラマを感じさせる熱愛を感じません。
伯爵令嬢と出奔した10代から30歳過ぎまで恋仲にならない
熱愛など、とても理解できません。
それに反して、最終話での突然の盛り上がりは、ご都合主義です。
主題の恋愛については消化不良極まりないですが、
1900年初頭のフランス・巴里の絢爛さを表現する
画力には魅入られました。
村上氏は大正時代が似合う作家さんですね。
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[投稿:2022-02-08 08:47:15] [修正:2022-02-08 08:47:15] [このレビューのURL]