「」さんのページ
6点 カワイスギクライシス
この作品の何が面白いの? と聞かれても困るんですけど、例えば犬派の人が猫派の人に「猫のどこがいいの?」と聞くこと自体愚問だと思いますし、逆に猫派の人が犬派の人に「犬のどこがいいの?」と聞くこと自体も愚問な気がするというか、要するに、「好きなものは好き」としか言いようがない気がします。
とにかくファーストインプレッションの勝負で、1巻最初の数ページで合うか合わないかの勝負がはっきり決まる作品だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-08-12 21:07:51] [修正:2023-08-12 21:07:51] [このレビューのURL]
4点 真湖のワイン
テーマが、ワイン醸造、父の夢を継承、悪役の叔父が事業を
妨害、腕は立つが偏屈な青年の手腕にかかるワイン・・・。
あまりにも定番過ぎて、先読みができてしまう。
「夏子の酒」以来の同じ系譜と言えば聞こえが良いが、
二番煎じどころか五番くらい。
直球だけの展開に変化球を交えてほしいところでしたが、
使い古されたワインをテーマにした時点で無理かな。
企画段階での失敗を感じてしまう作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-08-06 05:30:11] [修正:2023-08-06 05:30:11] [このレビューのURL]
7点 美味い話にゃ肴あり
ラズウェル細木氏の漫画はどの作品を読んでも同じに見える。
毎回、テーマにしていることは、他愛もない季節の風物詩
だったり、いくつかの薀蓄だったり、ニュースを扱ったり、
基本的に暑い、寒い、いや普通なんてことを繰り返す。
特にストーリーはない。
いやネガってるわけじゃなくて、安定的におもしろく、
そしてなにより大事だが食べ物が非常に美味そうに見える。
氏は食べることも飲むことも心から好きなんだろうな。
同じ食い意地のはった人間として深い共感を覚える。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-07-31 09:31:15] [修正:2023-07-31 09:31:15] [このレビューのURL]