「ラビスカノン」さんのページ

浦沢先生の作品に一貫して言えることですが、序盤はケチの付け所がない面白さです。

ただ、氏は広げた風呂敷を変な方向に持っていく癖があるようで、収拾のつけ方が得意でなく読者に対する魅せ方が下手。一言で言うと読んでいる途中で続きが気にならなくなる。

まぁここまでスケールを広げてやりきった点、商業的成功に関しては流石ですね。

「だれる部分もあるが、ところどころ楽しめる漫画」この作品にぴったりの言葉ではないでしょうか。

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[投稿:2011-01-27 20:29:23] [修正:2011-01-27 20:29:23]