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正直結構好き。
ラブコメ漫画なんて、ほとんど好きになれることはないのだけれど。
なんとなくToLOVEるとかは影響受けたのかなと思うが、まあ趣向は全然違いますね。

正直幽遊白書の序盤とかよりも全然面白いと思うし、なんでこれが2巻で打ち切り?になったのかよくわからない。

よき。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-13 20:13:11] [修正:2018-05-13 20:13:11] [このレビューのURL]

冨樫の作品はどれも好きで、優劣はつけられないから困る。
この作品は冨樫を一躍有名にした作品ということで、ハンターハンターなどで大物漫画家として好き勝手やっているのに比べ、編集に影響されたりしながら、色々テコ入れをしたりまだ自分のスタイルをつかみきっていない感がある。
(冨樫という作家はここで、"明らかに後付けなのに、その場の勢いで許せるし楽しめてしまう"、というような作品の進め方をマスターしたように感じる。)

しかし、本作でも著者の魅力は遺憾無く発揮されている。厨二心溢れる、グロテスクで独創的で洒落たキャラクタでありその魅せ方、そして、洋画などに影響されたような、他の漫画では見ない言い回し、演出。


印象に残るシーンは無数にある。例えば、仙水が見ている映画について、”この映画は全く陳腐なストーリーだけれど、ただ、エンディングがとても綺麗でね"と語るシーンだとか、魔界編で飛影と骸の過去が語られ、互いに奇妙な絆が生まれるシーン、戸愚呂弟の敗北シーン、あとキャベツ畑。こういうカッコいいシーンは他の漫画家には描けないのだ、なぜだか。

数話完結の幽霊お悩み解決漫画、王道バトル漫画やらなんやかやとやっていたのも一粒で二度美味しいと思えば良し。

あと、ハンタと違って普通に可愛い女の子が出てきて正直目の保養になる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-05-13 20:03:56] [修正:2018-05-13 20:03:56] [このレビューのURL]

8点 SLAM DUNK

スポーツ漫画として、また、当時の男のかっこよさを定義する作品として素晴らしいと思います。
体育会系部活動を経験したものなら多分誰もが何かを感じるはずです。

ただ読み返すと、一読目の感動は薄れていた。なぜだろう。青春はもう終わったということか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-13 19:36:19] [修正:2018-05-13 19:36:19] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

僕は元から麻里でした、というオチが自分には納得いかないものだった。流れ的にも、なんだか今までの描写の意義が失われるように感じたし、こういう似非科学、エセ心理学的解決が一番嫌いだ。特にTSもの好きとしては、その前提を崩されると何か色々と壊れてしまう。最序盤にはいくらトンデモ設定をぶち込んでも構わないけれど最後にこれをぶっこまれるとなあという感じ。

それまでの展開にもこれまでのTSモノに比べ目新しい面白さは感じなかったし。
ただ、あとがきの女の子のうなじがいいよねみたいな話しが結構面白かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-13 19:31:42] [修正:2018-05-13 19:31:42] [このレビューのURL]

自分が押見作品で今の所一番好きな作品。
画力は最近どんどん向上しているようだが、ちょうどこれくらいの下手くそさのほうが、内容のいびつな変態さと合っていたのではないかと思う。自分は結局大衆受けするものより、アングラな文化が好きなタイプなので、この辺の気負いがない作品の方が好き。最近は大物漫画家という自負が生まれてしまったかなと見るのは些か性格が悪いか。
非常にくだらないのが良い。


自分は人間の(善悪に関わらず)卑小さと、そこに光る小さな力の、炎のともしびを感じるのが好きです。でも、多分一般の人々は善悪に限らず(非現実的なまでの)単純化された力強さを見るのを好むように感じます。非常に狡知で冷徹なヤクザとか、頭の回転が異常に早くて世界を決めつけてしまうような人間だとか、自分はそういうものにあまり興味を感じません。人間の曖昧さや矛盾はそこに感じられません。

天才的な人物が、到底常人には不可能な行動をやってのける、そんな描写が漫画には度々あるがそういうことが一番嫌いです。誰だって、夢を叶える可能性があるし、自分なりの志に向かって努力すべきででしょう(それは別に一日中ゲームをしていたいだとかそういうものでも構わない、本当にそれを望むのならば)、それを一番訴えないといけないのは漫画家であるはずなのに(大きな夢を叶えてその立場にあるのだから)、彼らこそが、自らを偉人とすることから遠ざけているのだと思います。実際のところ、人には、少なくとも自分で誇れるだけの人生を送ることが誰にでも許されているはずではないでしょうか。

若干話が脱線した感もありますが、そういう訳で卑小さを全肯定し、笑ってすませるような本作品の姿勢はとても好きです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-05-13 19:16:02] [修正:2018-05-13 19:16:02] [このレビューのURL]

8点 惡の華

 この漫画家はさながら昔の小説家のように、真摯に自分の内面に向き合っていてその姿勢がとても好きです。

青年漫画ではそういう人間的な内面を浮き彫りに語ろうという作品はよく見られますが、結局著者に自らに没入し人間を見つめ直すだけの気概はなく、大げさな空回りをしているような作品が多いと感じます。
この作品では、前衛的な独創的な構えを取りながらも、人間の内面に踏み込むことについてはむしろ慎重であるのがよかったと思います。

多分小説、文学が多少好きな人とかはこういうの気にいる人多いのではないでしょうか。

自分の趣味嗜好とはずれるところもあるのですが、全般的な姿勢は気に入っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-13 18:38:46] [修正:2018-05-13 18:38:46] [このレビューのURL]

面白い。
他の多くの方同様囲碁の盤上の詳しい攻防は全然わからないのですが、面白い話でした。少年漫画にしては珍しく、つまらなくなってしまう前にしっかり終わってくれた点も評価したいです。囲碁という特殊なフィールドにありながら、友情と努力、成長、といった少年漫画の王道をしっかりと抑えていたと思います。こういう手堅さ、作品を大切にする構えは女性漫画家に多い特徴だと思います。多分それゆえに自分は女性の書いた男性向け作品が結構気にいることが多いです。(あとは恋愛要素が結構淡白なのも女性漫画家の好きなポイントですね。)特に王道のストーリー漫画の場合顕著にそれを感じます。

少々残念な点をあげるとするならば、たくさん魅力的なキャラクタが登場する反面、そのほとんどがその場の使い捨てで、ヒカルの成長の踏み台となって消えていってしまう点でしょうか。少年漫画のインフレの都合上仕方のないことではあるし、フォローもあったけれど、魅力的なキャラクタが多い故に、残念でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-05-13 17:03:49] [修正:2018-05-13 17:03:49] [このレビューのURL]

6点 寄生獣

期待が高すぎたのかもしれないが、個人的には読後評価としては、普通に面白いという程度。
読み返したいともあまり思わない。ヒストリエとかはもうちょっと好きなんだけど。
時代ということもあるかもしれないけれど、語っている社会的話題はありきたりに思えたし、ストーリーにも格別引き込まれるということはなかった。
まあ自分はこういう青年漫画自体中途半端であまり好きに慣れないことが多いのだけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-13 16:36:45] [修正:2018-05-13 16:36:45] [このレビューのURL]

大きく奇をてらった作品ではないがよく練られていて純粋に読んでいて面白い。単なるバトル漫画というには大人びている。絵とキャラクタも魅力的。こういうまとまりのある作品は好きです。原作者が死んでしまったのは残念。ご冥福をお祈りします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-13 16:01:37] [修正:2018-05-13 16:05:06] [このレビューのURL]

流石ベテランでギャラリーフェイク作者の作品だけに考証や話作りの上手さが光る時代劇だったと思います。惜しいのは主人公市が相棒松の過去を知らないままだったり、ヒロイン玉との関係が半端だったり、一区切りはしていますが、まだ先があるのではという部分です。いつか再開があるならと期待したいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-05-12 15:53:17] [修正:2018-05-12 15:53:17] [このレビューのURL]

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