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0点 WILD LIFE

取り敢えずこの漫画の、例えば第128話と『動物のお医者さん』の第78回を比べてみてください。
(比べること自体無意味だというのは置いといて。)
同じネタを扱っていても・・・・・ほらね。何だこの格の違いは?(嘲笑)

いや、実際書店でコミックを見かける度に「よくこんな物売って堂々と生きていられるな」って思いますよ。
この作者ちょっとでも良い物を読者に提供しようなんて気さらさら無いんだろうな。
動物に対して何の興味も愛情も無いんだろうな。
漫画に対して何の情熱も持って無いんだろうな。
だってそうじゃなきゃこんなの恥ずかしくて連載し続けられないだろ。

ページの向こうに作者の漫画家としての腐った人物像が透けて見える気がします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-23 20:34:30] [修正:2005-09-23 20:34:30] [このレビューのURL]

8点 LIAR GAME

秀作サスペンスバトル漫画。内容は簡単に言うと「心理バトル
ロワイアル」。ゲームのルールはかなり簡単なものだが、
題名通り、嘘つきゲーム…。相手を騙しまくり、色んな作戦を
練って1億円を奪う。相手のマネーを取ればすぐに勝ちそうだが
秋山の頭の回転により、勝負の興奮は頂点に達する。
先を読める感じはいくつかあるが、それが読者の裏をかいている
のか、裏の裏をかいているのか、読んでいるうちにわからなく
なってくる。そこでもう読者が「嘘」をつかれているのだ。
絵に好き嫌いがありそうだが、秀作ということでオススメ!
読んだ人によってはトラウマになりかねない?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-22 21:09:17] [修正:2005-09-22 21:09:17] [このレビューのURL]

人間観察日記。

主人公「風子」が喫茶店で多くの人々と関わる事によって、
少しづつではありますが、自分に自信を持てるようになり、
内気な性格からどんどんかわっていく様がみてうかがえます。

ひたむきに生き、目の前にある成長という階段を、おぼつかない足取りで
一歩一歩踏み上がっていく、そんなけなげな風子の姿を
あたたかな眼差しで見つめる店のマスターや常連客の人たち。
彼等と同じ視線でこの作品を見る事によって、より身近に風子の存在が感じられました。
今も尚、どこかで風子が生活し、喫茶店ロドスが営業しているような雰囲気を与えてくれます。

ほんの些細な日常での心の交流をさらりと描ききった、
岩明作品では最近見る事のないやさしい作風です。

◇この作品の個人的価値=全4巻で 800円也

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-21 21:42:36] [修正:2005-09-21 21:42:36] [このレビューのURL]

虚構の名探偵金田一京助の子孫・金田一一が主人公の推理漫画。推理小説もミステリー映画も興味のない私は、この漫画の推理がどの程度優れているのかは分からない。ただ、『コナン』と比べると、金田一が考え考え物語を進めているように描かれているのは好印象だった。『コナン』は、なんでこんなに早く?という感じでコナンが犯人を射止めてしまっていた。

『コナン』が江戸川乱歩とコナン・ドイルのあいのこ的な名前を持っている人間を主人公としているのは、多分に本作の影響が見られる。連載当初は推理ブームともいうべき現象があって、少年マガジンの発行部数をのばしたのもこの漫画のおかげだ。だから講談社は『金田一少年〜』に足をむけて寝られない。

2回ほどドラマ化されたように記憶するが、オカルト、ホラーテイストの内容で案外に楽しめた。原作の方は、髪の毛を一つにしばる金田一のセンスのなさと、女性が描けない(男性のように見える)作者のセンスで絵にとけこめないものがあったが、江戸川乱歩的な猟奇殺人には、割とひきつけられた。ドラマ化は、そこをチープながら上手く実写化していたようである。

物語としては、頭は悪いけど推理はできるという、テレビゲームの『クロス探偵物語』的な設定。パクリはあるのだろうが、いちいちそんなことに憤っていてはこのシミュレーション化された世界ではやっていけないから、減点対象にはならない。だが、ことあるごとに起こる事件の中で、やたら犯人が自殺する展開が多かったのは大変鼻についた。フィクションの中で犯人が警察にとらえられず死んで終わりというのでは、全く何もなかったかのようである。インクを消したようなものだ。やっぱり罪は罪としてつぐなってほしいものだが、この作品は、犯罪者の動機をつき、読者の同情を誘うので、そういうわけにはいかないようだった。自殺することで、悲しみで幕を閉じるというやり方は、犯罪者の罪を隠すようで好ましくない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-21 00:43:16] [修正:2005-09-21 00:43:16] [このレビューのURL]

3点 桜通信

大学入試という、今時の若者なら誰しも通る分岐点を巡っての恋愛物語。よく比較される通り、江川達也の漫画『東京大学物語』の遊人版といってもいい内容である。遊人版というのは、要はポルノ化された『東京大学物語』ということ。『東大〜』も、ほとんどポルノに過ぎないシーンも多いが、遊人版『東大〜』は、それに輪をかけてポルノグラフィーと化している。いわば、AVやポルノ映画などの、主人公視点のセックスが描かれているということ。そのために、『東大〜』に比べると、ポルノ度は高いといえる。

具体的に言えば、主人公の都合のよい具合にセックスが描かれる。麗(うらら)という特定の恋人がいながら、他の女性とセックスに耽ることができる。そんなことをしても、麗と主人公は、別れないし、主人公が浮気をしていても、麗は許してしまうというもの。主人公のために性的に体を張ってくれる麗は、AV女優さながら、主人公にとって都合の良い女性だ。

『東大』のヒロイン・遥も、主人公にとって都合の良い女性ではあるが、最後の方までヴァージンを守り通し、AV女優のようには主人公の前で振舞わないという点が、違っている。まあ、どちらの作品にしても、女性が読めばばかばかしくなるような固定化された女性像であることには変わりない。どちらにしても、主人公(男)のなぐさみものでしかないヒロインは、悲しい描かれ方をしている。

この遊人版『東大〜』は、主人公の都合の良いように、女性たちとの性交渉が描かれ、麗とはなんとかうまくいくような展開が続く。『東大』における、主人公・村上直樹の妄想による独白などは特筆すべき演出で、その点においては私は『東大〜』を評価できるのだが、この『桜通信』は、どうにもAV的な物語の展開が気に入らなかった。必要以上にヌードを披露する女性たちには、あまりエロスを感じなかった。別に私は女性の肩を持つ訳じゃないが、もう少し固定化された像から抜け出る術を漫画家は考えてもらいたいものだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-20 23:59:30] [修正:2005-09-20 23:59:30] [このレビューのURL]

7点 狗-DOGS-

現在UJにて連載中の流麗銃刀アクション「DOGS」のキャラが
織り成す連作集。絵に特徴があって【流麗】といわれるのが
よくわかる。特に本作でのオススメは第2話目のバドーが
活躍する「ガンスモーカー」。最後に狂ったバドーはクレイジー
な感じでガンアクションとしてはとてもかっこいい!
ウルトラジャンプはやはりレベルの高い漫画がとても多い。
この後に連載されている「DOGS」本編も要チェックだ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-19 21:11:59] [修正:2005-09-19 21:11:59] [このレビューのURL]

今まで読んできたSF漫画の中では非常に奥深いストーリー展開
の漫画だと思う。「銃夢」と並ぶくらいだ。主人公の能力は
「ARMS」などを彷彿とさせるものがあって、かっこいい。
最初は森林伐採などの環境問題を訴える作品だと思っていたが
SF的であり、未来の現実にも重なるような内容だとも思える
濃厚なものとなっていた。
アニメ化したらかなり完成度が高いものになるだろう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-19 13:42:41] [修正:2005-09-19 13:42:41] [このレビューのURL]

ロボットコミックの傑作と呼べる可能性大の作品だ!
絵はありがちっぽいかもしれないが、ストーリーが物凄い展開。
内容はここではいえないが、復讐なのか友情なのか、という
狭間で揺れる青春群像劇。
絵はコ○ミの「ア○ビス」みたいで…。かっこいいけど。
第1話からクライマックスのような展開でドキドキさせる。
これこそ「全編クライマックス」の宣伝コピーに合うか!?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-19 13:31:49] [修正:2005-09-19 13:31:49] [このレビューのURL]

弐瓶先生作品。今までのものとは違ってかなりヒーローもの
っぽいが逆にかっこよくてスタイリッシュな上にCOOLだ!
表紙を見た途端、体中に電撃が走ったほどに衝撃的だった。
現在は休載中だが、ぜひとも早く再開してほしい作品だ。
アクションが最近物足りない人にオススメする!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-19 13:11:02] [修正:2005-09-19 13:11:02] [このレビューのURL]

完成度高いSFアクションコミックの傑作!昔の「銃夢」を
読んだことがないために、ストーリーがわかるかとても心配
だったが、きちんと展開がまとまっていてとても良い作品
だと思った。最初は「ハイパーバトルアクション」という
宣伝コピーのかっこよさに惹かれたものの、今では内容の
方にどっぷりはまっている。絵が少々、昔の漫画っぽいが
それが今の時代では新鮮だ。アクションシーンがワイヤー
アクションのような感じで映画が好きな人にはたまらない
ものだ(私もその中の一人)

この前の「銃夢」は大ヒット作「ターミネーター」のメガホン
を取ったジェームズキャメロン監督によって映画化が決定!
原題:バトルフィールド・アリタ で公開されるということ。
主要キャラはCGにするらしい。期待している。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-09-18 17:24:50] [修正:2005-09-18 17:24:50] [このレビューのURL]

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