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[投稿:2019-11-14 13:38:35] [修正:2019-11-14 13:38:35] [このレビューのURL]
7点 新世紀エヴァンゲリオン
TVアニメに始まり旧劇、新劇と観てきたが、ゲンドウが何をしたかったのか、人類補完計画とは何か、と言った部分など諸々、理解出来ていない事柄が山ほどあった、そんな自分に答えをくれたのがこの漫画版エヴァだ。
戦闘シーンの緊張感や高揚感こそアニメに分があるが、風呂敷を畳めなかったTVアニメ版、あまりにも難解でエグすぎた旧劇、またも泥沼に陥りそうな新劇に比べれば、漫画版はそのどれよりも作品として誠実で分かり易い。結末に疑問符が残る箇所もあるが、原作アニメのあのもつれた世界をよくここまでまとめたものだと思う。
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[投稿:2019-11-10 23:13:27] [修正:2019-11-10 23:13:27] [このレビューのURL]
5点 食戟のソーマ
80年代にグルメバトル漫画として少年誌で人気を得た「ミスター味っ子」を現代風に描き直したような作品。
とにかく画力が高いのが特徴。それ故、作中の料理がそれなりに美味しそうに見えるのは良い。
さらに女の子が可愛い。この絵が描けるなら普通は「ラブコメ」のジャンルが漫画を描くに最も適していると誰でも思うだろう。
だが、そこへ「料理」という題材を持ってくる。少年誌なので「対決・バトル路線」になるのは当然としても、
味っ子のアニメ版での美味しさを現す「オーバーアクション」が、この作品では登場キャラの「全裸」に置き換えられて表現されるというのが特徴。
しかもキャラは男女問わず(笑)
女性キャラの絵柄が「パジャマな彼女」をジャンプで連載していた濱田先生に酷似していると思うのですよね。
つまり、あの絵で女の子はいやらしいままに料理漫画にシフトしたというと分かりやすいか。
とすれば「ヒットする条件」満たしているということ(笑)
まだ3巻までなので序盤の助走という段階だが、これからドンドンキャラが脱がされると見て間違いない!
(完結したので追記)
かつての人気作品が見る影もないほどに劣化した悲しいラストです。
作画・監修共に「最早やる気なし」と見て取れて痛々しいです。
人気作品だった「食戟のソーマ」が何故これ程までに落ちぶれたのか?
「BLUE編」がそもそも大失敗で、学園の外に強敵が・・・なんて設定出した為、料理人の憧れの的であるはずの「遠月学園」の価値が下落し、それまで出ていた多くのキャラたちの出番が無くなった。
その「BLUE編」で登場する敵の料理人たちがどいつもこいつも小物感・イロモノ感満載。
チェーンソー使用した料理なんて監修が付く必要性が最早なく、あまりの超展開に作画担当と監修者のやる気を無くしたことが紙面から伝わってしまった。
そして最大の失敗は創真の父親が倒されて、ラスボスのはずだった地位を転げ落ちたこと。
これにより、「食戟のソーマ」という作品自体もゴールを見失って迷走する結果になり、今巻での打ち切りとなった。
何とか読めるのは「創真が第一席になったところ」まで。その場面以降の巻は捨てていいです。
事実上、30巻を以って終焉した作品。31?36巻は星1つです。
最後だけ「大団円」みたいな形にしてもダメです。
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[投稿:2013-08-14 21:50:04] [修正:2019-11-07 20:46:41] [このレビューのURL]
6点 ピューと吹く!ジャガー
ツボにはまると最高に笑えますが、ほとんどは奇行
によるギャグなのでスルーしてしまいがちです。
笑いのツボは各人各様なので、こればかりは読んで
みないことには評価できません。
しかし、一度だけでも自分にあったギャグマンガか
どうか確認してみることをお勧めします。
ひょっとすると、人生で最高に相性の良いギャグに
出会えるかもしれませんよ。
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[投稿:2019-11-04 16:02:07] [修正:2019-11-04 16:02:07] [このレビューのURL]
6点 エイジ87
やり直し系の場合、結局やり直しになってないというか異世界もの的に大人の知識なり視点を持ち出して流されるまま時が過ぎる、みたいなイメージが強いですが、この作品はしっかり目的持ってやり直すあたりが違うところです。その辺が若干古めのマンガっぽいテイストと感じなくもないですが、オチにもちょっとしたひねりがあって2巻と短いですがスッキリ読めると思います。
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[投稿:2019-11-02 15:24:37] [修正:2019-11-02 15:24:37] [このレビューのURL]
2点 蒼穹のアリアドネ
最初の頃は割と面白かったんですが、4巻くらいからつまらなくなってきて、6巻で読むのをやめてしまいました。
読んでいて気持ちが離れていってしまったというのもあるんですが、ストーリーが進んでいるのに話の広がりを感じられなかったことが、自分がつまらないと感じてしまった理由の一つで、もう少し、読んでいて続きが気になるような引きを作っていたら、もっと面白くなったんじゃないかと思います。
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[投稿:2019-11-01 19:44:10] [修正:2019-11-01 19:44:10] [このレビューのURL]
5点 食戟のソーマ
31巻で一旦読むのをやめて、先日、この作品が完結したと噂で聞いて、今回最終巻が発売されたということで、32巻から最終巻までを一気に読んでみたのですが、噂に違わぬひどい内容でした。多分、1巻ずつ単巻でこの作品を読んでいたら、最終巻まで読むことは無かったと思います。
改めて、この作品の全体像を振り返ってみて、一体何が問題で、どうしてこのようなひどい結末を迎えてしまったのかとか、色々考えてみたのですが、おそらく問題の本質は、「出版社側と製作者側との間でこの作品を通してやりたいことが違っていた」ことにあったのではないかと自分は思っています。
つまり、出版社側としては、この作品を「食戟をメインとしたバトル漫画」として売っていきたい。しかし製作者側としては、この作品を「ソーマ達学生たちが学生生活を通して切磋琢磨していく青春物語」として描いていきたい。
そうした、物語に対する方向性の違いが、作品全体を通して(主に薊政権以降から)チグハグな流れを生み出して、そうした両者の思惑の違いから生まれた「ズレ」や「溝」みたいなものが、結局、最後まで埋まらないまま終わってしまった。それが、今回、この作品が不完全燃焼な形で終わってしまった原因なのではないかと自分は考えています。
勿論、この考えに根拠はありませんし、証拠もありません。単に自分の想像が生み出した妄言のようなものです。ただ、おそらく終盤に立て続けに登場してきた、才波朝陽、薙切真凪、幸平珠子などの重要人物は、おそらくもう少し別の形で登場をするはずだったんじゃないかと、最終回後のエピローグ3話を読んで、そんなことを思いました。
今回の評価点5点は正直あまり意味が無く、パート毎に0点から10点まで入り乱れているような激しい点数の乱高下だったので、とりあえず中庸な点数を付けておいたという感じです。
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[投稿:2019-11-01 19:42:40] [修正:2019-11-01 19:42:40] [このレビューのURL]