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10点 寄生獣
ただのグロイ漫画だと思っていたのですが、友人進められて読んでみると瞬く間に引き込まれてしまいました。
おそらくこれから先これほど引き込まれる漫画には出合えないと思います。
話も全10巻とやや短めですがとても内容は濃く、ただすばらしいの一言に尽きます。
まだ読んでいない人はぜひ読むことをお勧めします。
絵柄は独特ですが、個人的にはそれほど気になりませんでした。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-03-14 23:25:57] [修正:2008-03-14 23:25:57] [このレビューのURL]
10点 プラネテス
何度読み返したことか。惑う人は読んだらいい。
ハチマキの、作者の出した結論より、ハチマキの惑う姿を読んで欲しい。
この漫画は見るより読む漫画、たくさんのメッセージがこもっている。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-03-14 12:54:42] [修正:2008-03-14 12:54:42] [このレビューのURL]
10点 パタリロ!
私が影響を受けた漫画のひとつ。
とにかく凄いのは、もう三十年近くも前から続いている漫画でありながら、初期の頃からセンスがほとんど変わっていない事。今、一巻辺りを読んでも、物語やギャグに古さを感じない。当時の漫才やドリフのコントなどが現代では通用しなくなっているのと比較すると、「パタリロ!」の持つギャグセンスがいかに普遍的かつ不変的であるかが分かる。
最近でこそ当初のようなストーリー性や耽美性は影を潜めたが、基本にあるギャグ漫画としての一貫性は保っている。魔夜氏のギャグセンスの高さを示す例のひとつに、パタリロが「誰にも分からないモノマネ」をして、「それが誰なのか分からなくても、そういう人がいるんだなあと想像する事で笑いになるんだ」というような解説をするシーンがあるが、これなどは最近の「細かすぎて伝わらないモノマネ」の笑いそのもの。他にも「ボケの放置」や「意図的なギャグの繰り返し」、「ノリツッコミ」、掛け合いの絶妙な間やテンポの良さなど、どれも当時から現代でも通用するレベルに達している。
つまりそれだけ最初から漫画としてのギャグやオリジナリティが高いレベルで完成されている事の証左であり、だからこそこれだけ続いているのだろう。
それでいて作中に登場するメインキャラに至っては、パタリロ、バンコラン、マライヒ、タマネギ(部隊)の、事実上4キャラのみ。そこにゲストやサブキャラが入る程度なのに、これだけ長期に亘って飽きさせずに話を作れるというのが凄い。もはや「永遠のマンネリズム」を追求しても良い立場にある。
とにかく漫画として、笑いあり、涙あり、耽美あり、ミステリーあり、オカルトあり、SFあり、冒険ありと、良い意味で何でもありの稀代の傑作。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-03-12 23:13:49] [修正:2008-03-12 23:13:49] [このレビューのURL]
10点 藤子・F・不二雄 異色短編集
藤子・F・不二雄といえばドラえもんとかの方が有名だが
私は藤子Fの描くSF(少しフシギ)ワールドの方が好きだ。
特に「流血鬼」は衝撃だった。
世界中が吸血鬼のウィルスによって感染し、「人間」の方が
少数派になった世界での少年の戦い、その結末は心に
響いた。読み終わった数日間は心がもやもやした。
今思うと何がすごいって、普通の漫画家が連載してコミックス10巻は最低出す設定、世界観を読み切りの一話でやっちゃっていることだ。
他にも数々の濃い作品があって、その内容はハッピーエンドもあればシニカルなオチもあり、藤子Fのもうひとつのひきだしに圧倒される。
漫画家志望の人は短いページで話をまとめる参考になるんじゃないだろうか。
珠玉の短編集です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-03-12 02:26:50] [修正:2008-03-12 02:26:50] [このレビューのURL]
これを原作に次のガンダムアニメが製作されるとの噂もあったな〜
ガンダムに思いいれのある人じゃないと楽しめない漫画かも
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-03-12 00:37:47] [修正:2008-03-12 00:37:47] [このレビューのURL]