「」さんのページ

総レビュー数: レビュー(全て表示) 最終投稿: まだ投稿されていません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-12 20:48:08] [修正:2022-05-12 20:48:08] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-12 11:01:54] [修正:2022-05-12 11:01:54] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-10 10:58:24] [修正:2022-05-10 10:58:24] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-10 10:58:15] [修正:2022-05-10 10:58:15] [このレビューのURL]

料理系漫画の中でも変わった切り口。人生を終える直前の偉人たちがタイムスリップして現代日本のレストランに来るというもの。
基本は1話完結で、「テルマエ・ロマエ」がお風呂漫画とするなら、これはグルメ漫画というところ。

そういう意味では、テルマエ・ロマエが唯一無二の「風呂漫画」という時点でインパクトがあったのに対して、
こちらはグルメ漫画というジャンルでは変化球で、しかも食のウンチクを前面に押し出すような展開ではないため、
むしろ毎回のゲスト登場の世界各国の偉人たちの個性で成り立っている作品。

ヒトラー、織田信長、安徳天皇、土方歳三、坂本龍馬と全く統一性のない毎回のゲストの面々。
主人公が怠け者で悲観的な考え方の持ち主のため、彼を取り巻く女性陣の明るさも重要な要素か。
ゲストの偉人たちはいくらでもいるのでネタには困らなさそうだが、長期ヒットできるのかは微妙だと思います。
イマイチ「起爆性に乏しい作品」というのが総評。化ける可能性も現状では低い・・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-21 12:28:49] [修正:2022-05-10 10:26:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

現代日本の東京・渋谷。ここには色々な夢を抱いて多くの人間が集まる。
だが、その中で持ちうる才能を見事に開花させて成功への道を駆け上がれる人間は一握りだ。

ここに一人の「女の子」がいる。
恵まれない生い立ち。辛い過去。高校の時に東京に来てその時、駅のホームから電車に飛び込もうとしていた。
それを止めてくれたのが今働いているバーのオーナー。一見ヤクザかと見紛うような容姿。
しかし、気落ちする少女を自分の経営するバーに連れてきてその日のステージに立つ外国の歌手の歌を聞かせてくれた・・・・。感動。只、只、感動。只管、感動。少女は死を思い止まった。
それから自身もあの人のように人に感動を与えるような歌を歌いたいとバーで働きながら歌手を目指すようになる。でも道は厳しかった。オーディションは何回受けても落選。SNSのフォロワーも200人ほどしかいない。
自信を失っていた。

さて、ここにもう一人「男」がいる。
風変わりな風貌でコスプレマニアと間違えられる。何処からともなく渋谷の街に現れて、ハロウィンの群集に巻き込まれて酒を飲まされ酔い潰れて転がっていたところを通り掛かった歌手志望の少女に助けられる。
その男は目を覚ますと自分の名前を名乗った。「姓は諸葛(しょかつ)、名は亮(りょう)」と。
スマホも携帯もインターネットも知らないその男は歌手としての自信を喪失していた少女に語りかけた。

「私があなたの軍師になります。」

少女は知らなかった。
この風変わりな風貌の男はその昔、英雄・曹操を赤壁で一敗地に塗れさせ、呉の孫権の軍師・周愈をして「何故、天はあの男を自分と同じ時代の同じ場所に生まれさせたのだ?」と嘆かせ、死して尚、魏の司馬 懿仲達を恐怖の余り逃亡させた、人類史上でも五指、いやおそらくは「三指に入る天才戦略家にして戦術家」なのだということを!

その慧眼は、少女の歌を三度聞き世に出るべき人物であり、自らが君主と仰ぐべき人物であると捉えた。
世の中には多くの才能がありながらそれを発揮させることなく終わってしまう人間がいる。
「才能さえあれば必ず世に出られる」は真実か?
多くの人間は「どうやれば成功への道筋を自分の人生に付けられるのか」が分らず悩んでいるのである。
少女には歌を歌い、人を感動させる力があった。
だが、どうやってそれを世の人に知らせればいいのかが分らなかったのである。
悩める六等星の輝きを放つ少女を導くこの男の字(あざな)を「孔明(こうめい)」と言った。

三国志のファンならばこの男の能力について多くを語る必要はあるまい。
史上、武力や暴力で人を畏れさせた人間は枚挙に暇がないだろう。そんなことは誰でも出来ることだ。
だが頭脳が、圧倒的な知略が人を畏怖させた人間は史上片手で数えるほどにも居まい。
その数少ない「知略が人を畏怖させた男」が自分の進むべき道が分らず悩める少女を「全身全霊で助ける」と誓ったのだ!
少女は知らない。
この男からその言葉を引き出したことは「100万人の軍勢を味方に従える」より尚、有り得ない幸運であることを。

以下、続刊。
「六等星の弱き輝きの少女、一等星の眩い輝きを放つまでの物語」の開幕である。
さて、皆様、お立会い!である。
注意:読者の方は、この物語でこの先いかなるピンチが訪れようと、どんな困難が立ち塞がろうと「大船に乗った気分で緩やかな気持ちで読み続けていただきたい」です。何せ作戦参謀が「現代日本に対抗できる人材がひとりもいないことが確実な方」なので、焦る必要も心配する必要も全くございません!全て「孔明様にお任せ」であります。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2022-05-10 10:24:27] [修正:2022-05-10 10:24:27] [このレビューのURL]

直球ラブストーリーで「ラブコメ」ではない。
それはまず絵柄を見ても分る。この絵では「ラブコメ」をやるのは無理。「絵が泥臭過ぎる」ってこと。
ラブコメの絵はもっと華やかさとか軽さが重視されるだろう。
なので「全然、笑えるとかパニックで事件が起きる」などということはなく、部活動を主体とした青春ラブストーリーが描かれる模様。逆に最近ではそれが珍しい。

こう書くと、何かジャンプでは過去にいくつもあった打ち切り作品のひとつみたいな雰囲気はする。
20年以上前の黄金期に掲載されていたら継続するのは難しかっただろう。
唯、今は令和の時代で昭和でも平成でもないので、ジャンプ連載作品のレベルもその当時よりは明らかに下がっているし、勢いはないので他の連載作品との相対的比較で生き残れるかもしれない。
主人公とヒロインのやっている部活の種目が違うというのも異色。
まあ男女混合の競技は少ないから問題ないのか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-08 07:06:57] [修正:2022-05-08 07:06:57] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「ワンピース」の主人公のルフィがハンターするような物語。
主人公の容姿があまりにも劣化版ルフィで、流石にオリジナリティが無さ過ぎる。
さらに物語は「ハンター×ハンター」みたいに未開の地や財宝を探し、それを記録する(物語にする?)。
おいおい、大御所の二作品を掛け合わせて劣化したらこんな作品になったみたいな見本じゃないか。
確かに「過去の名作を掛け合わせると新しい作品が生まれる」ことも稀にあるよ。完全なオリジナルなんて無いとも言うし。
でも、ここまでトレースするのはないでしょう。劣化してのトレースだから性質が悪いよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-07 20:43:56] [修正:2022-05-07 20:43:56] [このレビューのURL]

無人島漂流ミステリー。
高校生が旅行中に事故で無人島に漂流する。男の子一人の無人島生活にやがて同級生で同じ事故に遭った女の子と男性教師1名が加わる。

救助を待ちながら水を探したり食料を探したりして何とか生き延びていたが・・・主人公だけ突如霧に巻き込まれたと思ったらいきなり大海原で救助船に救出されて生還できた。
が、無人島で共同生活を送っていた女の子は行方不明。
そして・・・・男性教師は行方不明にはなったいなかった!
これは一体どういうことだろうか?無人島で過ごした時間が丸々無かった事にされてしまっていた。
全ては夢だったのか?否、そんなはずは・・・・・・。
謎を解き、ヒロインを救出する為の旅が始まる!

単なる無人島サバイバルではなく、ミステリー要素を含んでいるのが特徴です。
主人公の妹、10歳までおねしょしていたというナイスキャラ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-07 20:41:38] [修正:2022-05-07 20:41:38] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

簡単に言うと「赤ちゃんと僕」(「花とゆめ」連載)の少女版。

お母さんが2番目の子供が小さいうちに亡くなって、お父さんと3人家族という設定は同じ。
ただ「赤ちゃんと僕」は男の子の兄弟なのに対して、こちらは女の子の姉妹になるというのが大きな違い。
内容も女の子が主人公のため、「赤ちゃんと僕」よりも断然、恋愛の要素が強くなっている。
小学5年生からスタートした主人公の「杏」がラストでは母親になるまで、掲載雑誌がマイナーな「デザート」だったため全10巻で非常に展開が速いのだが、テンポよく話は進む。

意外だったのは杏が結ばれた相手。
普通の少女漫画なら「初恋の相手とくっ付いてめでたしめでたし」という安易なラストで終わるだろうが、この漫画はラスト付近では現実的な展開になり、普通なら報われないまま終わるであろう当初の杏の初恋の男のライバルに軍配が上がった。

初対面では杏は好意的どころか「苦手」「怖い」とすら思っていた関川と中学校の3年間を通して少しずつ心を通わせていくという展開がいいと思います。
杏に彼氏(鮎川)がいることを知りながらも杏以外の女の子のことを考えられない関川の純情。
人の恋には敏感でも自分のこととなると鈍感で、関川の想いに気が付かない杏を見守り続けるうちに、気持ちには気付いてもらえないものの「苦手意識」と誤解からくる「恐怖」は消えて、安心して手を繋げるまでになった。このときに誤解が解けていたことと成就はしなかったものの「告白」で杏に気持ちを伝えていたことが、後の再会時杏の気持ちを変えることに繋がった。

杏にとっては「初恋の相手」でも杏に寂しい思いばかりさせる鮎川が杏の目の前から去ったとき、ずっと自分のことを大切に思い続けていてくれる男性がいたことに気付いた杏。
自分を愛してくれる人の気持ちに応えるのも「ひとつの恋のかたち」なのだと思えるようになったとき、自分を幸せにしてくれる「ただ1人の人」と出会えていたことを意識できるようになった。
不器用な表現しか出来なかった関川も再会後はストレートな気持ちを杏に伝えられるようになったところが成長の証。
関川は「一生大切にする」と誓って杏を妻としたことだろう。
杏は鮎川とはセックスの経験はなかったので、関川が「初めての相手で、生涯唯一の男性」となる。
昔、鮎川とのセックスを「恥ずかしくて想像もできない」と言っていた杏が同じく初めてであったであろう関川と結ばれ、愛を知っていったのだ。
13歳のまだ関川と出会ったばかりの頃の杏が「自分の処女を捧げることになる男性が関川なんだ」と知ったら、到底信じないことだろう。
男女の縁の不思議を感じる展開だ。

数年後に生まれた2人の間の子供は女の子か?。髪の毛の色から関川の血を引いていることが判る。
亡くなった杏の母親にとっては孫にあたるその子に「くじらの親子」の話をしてあげる杏。
両親の駆け落ちによる結婚から数十年の年月を経て世代を超えて語り継がれていく想いがそこにはあった。
妹・桃の「小さなお母さん」であった杏が本当の母親になるまでのお話。
鮎川を好きになると同時に関川のことも好きになっていた。
2人の男の子に同時に恋をしていたことを後年の杏は懐かしく思い出せるようになっただろう。
きっと娘にお父さんとの恋物語を語ってあげるのでしょうね。

杏は意識していないのだが、実は杏が好きになった2人の男性、鮎川と関川はいずれもお父さんに似ているのだ。
外見が似ているのは「鮎川」のほうだが、内面的に似ているのは実は「関川」のほう。
杏の母・真弓も当初はぶっきらぼうでしゃべらないお父さんを怖がっていたのだが、やがて少しずつ
「本当は怖い人ではない。優しい人なんだ」と知って好きになっていった。
その点でも、出会った当初は関川が怖くて震えていた杏が少しずつ普通に話せるようになり、やがて手を繋いだとき
「自分の心を覆っていた不安が淡雪のように溶けて安心できるようになった」ことと共通する。

これらが無理矢理な印象は受けず、かえって杏を1番幸せにしてくれる相手だったのだと読者に気付かせてくれたと思い、ベストエンドかと。
欲を言えばラストシーンに子供の父親と杏の妹である「桃」も登場させてほしかったことか。

杏の両親が出会い、愛し合って結ばれるまでを描いた番外編の感動は同じ題材で描かれた「赤ちゃんと僕」のそれよりも数段上だと思う。

とにかく作品自体が作者の最高傑作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-05-07 20:32:40] [修正:2022-05-07 20:32:40] [このレビューのURL]

点数別のレビュー表示

月別のレビュー表示