「鋼鉄くらげ」さんのページ
- ユーザ情報
- 年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http
- アクセス数
- 1097264
- 自己紹介
-
<レビュアー名の由来>
・自分を海の生物に例えたら「くらげ」だと思った。
・これだけでは何か物足りないと思い、辞書を引いて面白そうな単語を探していたところ、たまたま開いた辞書のページに「鋼鉄」という単語を発見した。
・その二つの単語を足して「鋼鉄くらげ」になった。
という単純な由来です。
<点数基準>
0―3点 つまらない漫画 嫌いな漫画
4―6点 普通の漫画
7点
割と面白いと思った作品。100点換算にすると 70 ― 79 点 評価。
世間の評価とかはあまり関係なく個人的に「面白い」と思ってしまえば割と気軽にこの点数を付ける傾向があるため、自分の7点評価はあまり参考にしないでほしいと思っている。
8点
結構面白いと思った作品。100点換算にすると 80 ― 89 点 評価。
一年に数回付けるかどうかと言う点数。基本的に続巻はここまでの点数しか付けないようにしている。7点評価との違いは、作品そのものの面白さとは別に、その作品にしかない個性や魅力、あるいは独自性のようなものがあるかどうか、という点が評価のポイントになっている。
なお、点数のインフレを防ぐために、そう簡単には8点評価を付けないようにしている。
9点
かなり面白いと思った作品。100点換算にすると 90 ― 94 点 評価。
一年に一回付けるかどうかと言う点数。基本的に完結した作品のみに付ける点数で、自分が文句なく面白かったと思う時に付ける点数。
10点
傑作と呼ぶに相応しい作品。100点換算にすると 95 ― 100 点 評価。
物語の完成度の高さが抜群であり、何度読んでも「面白い」と思える凄さが作品そのものに宿っている作品に付けている。

この結末を一言で言うなら、尻切れトンボか、あるいは竜頭蛇尾か。いずれにしても、今までのお膳立てがウソかのように、あっさりと手を引いてしまった感じのする作品です。
もしこの作品を本屋等で見かけて、1、2巻だけ読んで面白いと感じた人がいたとしても、私はその人に対して、全巻購読するよう薦める事はしません。理由は簡単です。面白いのは最初の内だけだから。
そもそもこの作品。中盤辺りから大ゴマだらけで無駄な引きが多過ぎました。明らかに時間稼ぎとしか考えられないようなスローテンポのストーリー展開は、たとえ演出の一環だとしても、正直読んでいて嫌悪感を覚えました。
ちなみにこの作品。私は原作を読んでいません。なので本来、原作を読んでからその違いを理解した上で判断しなければならないのかもしれませんが、今回はあくまで漫画版である、この作品だけで評点を付けました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-04-12 21:53:19] [修正:2009-06-24 20:25:16] [このレビューのURL]
2点 BLEACH
作風、絵柄、ストーリー展開、キャラクター、その他諸々、何もかもが鼻に付いた、(この場合、作者が作者自身の事を、という意味において)自分大好き感が全開の、自己陶酔極まりない作品です。
別段嫌いとか言う訳ではないんですけどね。ただ、自分で自分の事をカッコいいだとか、センスがいいだとか思っている人は好きになれないだけです。
しかし一方で、この作品を見ていると、今の時代「売れる」という事が、作品そのものの持つ本質的な良さとはほとんど無関係になってきていると、つくづく感じます。
つまり、今の時代「売れる」という事において、重要な要素となるのが、いかに上手く広報活動を行なうか、そしていかに(金銭的な意味においての)支援者が付くか。この二つに大きくかかっていると私は考えます。
要するに、この作品が売れているのは、出版社のカネとコネの力(ちから)があるからだけです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-16 20:36:17] [修正:2009-06-16 20:36:17] [このレビューのURL]
10点 夏子の酒
普段、私が読んでいる漫画が「ジュース」や「スポーツ飲料」の様なものだとしたら、この作品は正に「酒」。甘みは無いが、渋みと旨みを感じさせてくれる作品です。
優れている。というだけの言葉で表現していいのか。安易に品評するのもおこがましい様な、実に味わい深く、崇高な作品です。
作品に対して明確なテーマ設定を行ない、それに基づいて入念な下調べや調査、事前準備を行なっていく。また、製作中も1ページ、1ページ。1コマ、1コマ。細部に渡るまで入念な書き込みを行ない、手間や労力を惜しまない。
その姿はまるで、たった一言の「美味い」を聞くために、長い期間を掛けて酒造りを行なっている職人達の姿そのもののようです。そんなストイックで朴訥な姿を見せられると、本来の「漫画家」の仕事とはこういうものを指すのだと、改めて実感させられる作品です。
一方、恐ろしいのは、この作品が世に出されたのが、実に二十年以上も前の事であること。つまり、この時から既に、農業の問題点が、作品中で指摘されているように、問題視されていた、という事。今現在、日本の酒造業がどのような酒造りを行なっているのか。そして、今現在、市場に出回っている酒類はどのような醸造工程を経て作られた物なのか。また、日本の農業は、どのような土を使って作物を育てているのか、とても心配でなりません。
この作品を通して、米作りや酒造りの大変さや苦労を改めて見てみると、万物には霊魂が宿るといった、アニミズムの信仰も決して原始的な発想から生まれたものではないように感じます。それは言うなれば、命を育てるという事がいかに苦労の果てに生まれるものであるか。そしてその苦労は決して軽んじられるものではなく、また無下にされるものでもない。それはつまり、生命への感謝であるという事。この作品を通して、私はそのように感じました。
最後に、漫画に限らず芸術というのは、結局、価値観や感性の共鳴だと思っているので、ある一つの作品が万人に受け入れられるとは決して思っていないのですが、それでも、この作品はぜひ多くの人に読んでもらいたいと思える作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-06-16 20:34:48] [修正:2009-06-16 20:34:48] [このレビューのURL]
7点 僕らはいつも
可愛らしい絵柄とは裏腹に、とてもダークなストーリーを展開している作品です。
まぁ、自分は結構好きなんですけど、全体的に俯き加減なストーリーなので、正直、暗い話は苦手と言う方には、ちょっと合わないんじゃないかと思います。
ちなみに、この作品を果物に例えたら、夏ミカンか、柚子。甘さよりも酸っぱさの方が強く残るような、少し渋みのある作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-03 20:11:53] [修正:2009-06-03 20:11:53] [このレビューのURL]
月別のレビュー表示
- 月指定なし
- 2007年10月 - 2件
- 2007年11月 - 3件
- 2007年12月 - 3件
- 2008年01月 - 2件
- 2008年02月 - 5件
- 2008年03月 - 3件
- 2008年04月 - 2件
- 2008年05月 - 3件
- 2008年06月 - 3件
- 2008年07月 - 4件
- 2008年08月 - 5件
- 2008年09月 - 4件
- 2008年10月 - 3件
- 2008年11月 - 3件
- 2008年12月 - 4件
- 2009年01月 - 3件
- 2009年02月 - 3件
- 2009年03月 - 2件
- 2009年04月 - 1件
- 2009年05月 - 4件
- 2009年06月 - 4件
- 2009年07月 - 2件
- 2009年08月 - 4件
- 2009年09月 - 2件
- 2009年10月 - 3件
- 2009年11月 - 3件
- 2009年12月 - 2件
- 2010年01月 - 3件
- 2010年02月 - 2件
- 2010年03月 - 3件
- 2010年04月 - 3件
- 2010年05月 - 3件
- 2010年06月 - 3件
- 2010年07月 - 3件
- 2010年08月 - 2件
- 2010年09月 - 3件
- 2010年10月 - 3件
- 2010年11月 - 2件
- 2010年12月 - 4件
- 2011年01月 - 3件
- 2011年02月 - 4件
- 2011年03月 - 2件
- 2011年04月 - 3件
- 2011年05月 - 2件
- 2011年06月 - 5件
- 2011年07月 - 3件
- 2011年08月 - 4件
- 2011年09月 - 1件
- 2011年10月 - 3件
- 2011年11月 - 4件
- 2011年12月 - 3件
- 2012年01月 - 4件
- 2012年02月 - 2件
- 2012年03月 - 3件
- 2012年04月 - 2件
- 2012年05月 - 4件
- 2012年06月 - 2件
- 2012年07月 - 2件
- 2012年08月 - 2件
- 2012年09月 - 2件
- 2012年10月 - 3件
- 2012年11月 - 2件
- 2012年12月 - 3件
- 2013年01月 - 2件
- 2013年02月 - 4件
- 2013年04月 - 2件
- 2013年05月 - 2件
- 2013年06月 - 2件
- 2013年07月 - 3件
- 2013年08月 - 2件
- 2013年09月 - 2件
- 2013年10月 - 2件
- 2013年11月 - 2件
- 2013年12月 - 3件
- 2014年04月 - 1件
- 2014年07月 - 3件
- 2014年10月 - 2件
- 2014年11月 - 2件
- 2014年12月 - 1件
- 2015年01月 - 1件
- 2015年02月 - 1件
- 2015年05月 - 1件
- 2015年06月 - 1件
- 2015年07月 - 1件
- 2015年11月 - 1件
- 2016年01月 - 1件
- 2016年02月 - 1件
- 2016年04月 - 1件
- 2016年05月 - 1件
- 2016年06月 - 1件
- 2016年07月 - 2件
- 2016年09月 - 1件
- 2017年01月 - 2件
- 2017年02月 - 1件
- 2017年04月 - 2件
- 2017年07月 - 1件
- 2017年10月 - 1件
- 2017年12月 - 1件
- 2018年02月 - 1件
- 2018年04月 - 3件
- 2018年05月 - 1件
- 2018年07月 - 2件
- 2018年08月 - 1件
- 2018年11月 - 1件
- 2019年01月 - 1件
- 2019年02月 - 1件
- 2019年08月 - 1件
- 2019年11月 - 2件
- 2020年02月 - 2件
- 2020年03月 - 4件
- 2020年05月 - 2件
- 2020年07月 - 1件
- 2020年10月 - 2件
- 2020年11月 - 1件
- 2021年01月 - 1件
- 2021年02月 - 1件
- 2021年03月 - 1件
- 2021年04月 - 2件
- 2021年05月 - 1件
- 2021年07月 - 1件
- 2021年08月 - 1件
- 2021年09月 - 1件
- 2021年10月 - 1件
- 2022年01月 - 1件
- 2022年02月 - 1件
- 2022年04月 - 1件
- 2022年07月 - 2件
- 2022年08月 - 1件
- 2022年10月 - 1件
- 2022年11月 - 1件
- 2023年01月 - 1件
- 2023年07月 - 1件
- 2023年08月 - 2件
- 2023年10月 - 2件
- 2024年03月 - 1件