「cre」さんのページ
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どうしても題名の思い出せないクソ漫画がある。
それに0点をつけるために0点はとってあります。
低い点数をつけたものほど理由を明確にすべきだと思う。

7点 ジョジョの奇妙な冒険
昔はあの絵を受け入れることができなかったが、この度少しずつ何ヶ月かかけて読んでみた。読んでみると、あの濃い絵も全然気にならなくなり、と言うよりジョジョはあの絵でなくてはいけないと思うようになっていき、あの独特の台詞回しもなんとも形容し難いが味があり、ジョジョはこれなんだと思わせる。
本格的な能力バトル漫画の先駆けと言われるスタンド能力というアイディアは、インフレを防いだりバトルに多様性をもたらしたりと、能力の多少無茶な使い方はあったにせよ、本当に上手く機能していたと思う。
第5部までなら確実に8点以上つけるのだが、第6部のラストはどうにも高評価することができない。一番気になったのはウェザー・リポートの使い方で、最後の最後で後付けしてポイッとその能力で倒すのはどうかと思う。
何はともあれ、この高い平均点は過剰だと思うような内容ではなく、読んでいる間はかなり夢中になった。俺のように、あの絵のせいで読み始められないという人は、少しずつでもいいので読んでみるといいと思う。気がついたらハマっているから。
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[投稿:2007-08-19 00:07:51] [修正:2007-08-19 00:07:51] [このレビューのURL]
志々雄編まではかなりよかった。
葵屋に攻め込んだ十本刀(というかヘンヤ)がしょぼすぎだろうというツッコミは置いておいたとしても、左之助、刃衛、蒼紫&御庭番衆、雷十太、斉藤、志々雄&十本刀と個性的で、かつ魅力ある面々が敵や味方として登場し、それぞれの話の中でそれぞれの役割を演じてくれたと思う。雷十太は微妙だが。
縁編も剣心の過去や人斬りから流浪人になったいきさつなどの物語だと思えば、そうあって然るべきなのかもしれないが、全体的にうだうだしすぎていた気がする。また、敵キャラ達にインパクトは多少あるのだが、全体的にしょぼすぎる。何なんだあの意味不明な動機は。
かと言って、全体の評価をそれほど下げるものではないと思うので、基本的には全巻通して結構お勧め。
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[投稿:2007-07-26 05:03:12] [修正:2007-07-26 05:03:12] [このレビューのURL]
7点 ピューと吹く!ジャガー
面白い話とつまらない話の差が激しい。
面白い話ではギャグ漫画の最高峰に位置すると思う。特にハマーの駄目さやクソさが際立っている話は面白い。だが、つまらない話はホントにいくら貶しても足りないくらいつまらない。週刊連載である以上ある程度は仕方ないと思うが、ジャンプを買って最後に、さぁラストにジャガー読むかー、と楽しみに読み始めてつまらないと、その週のジャンプ全体がつまらなかったような気さえしてしまう。
だが、単行本で読む場合にはまた別。一話ごとが短いので、他の漫画に比べて一冊に入る話の数が多く、より沢山楽しめる。しかも、つまらない話はただ飛ばせばいいだけなので、全く苦にならない。どの巻を読んでもつまらない話の数は多くないので、損したと思うこともない。
と言うわけで、この漫画は単行本で楽しむのをお勧めする。
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[投稿:2007-07-18 01:23:34] [修正:2007-07-18 01:23:34] [このレビューのURL]
7点 銀魂
好、不評がまっぷたつに分かれる漫画。
仲間うちでも面白いと言っている人にはかなり評判がいいが、つまらないと言っている人にはかなり評判が悪い。その評判は直接ギャグの評判からきているようで、ツボる人にはよくツボる、ツボらない人には全くツボらない。
物語は数話からなるシリアスパート(主に人情系)と、ほぼ一話ごとのギャグパートからなる。シリアスな物語の中にもギャグは織り交ぜているが、著者によるとこれらは完全に分けて考えているようで、それぞれ別の楽しみ方をすると読む幅が広がるかもしれない。
どうでもいいけど、さっちゃんもっと出して。
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[投稿:2007-07-12 15:30:48] [修正:2007-07-12 15:30:48] [このレビューのURL]
7点 ラストイニング
確かに面白い。
他の多くの野球漫画と違い、主人公が監督で野球を理詰めで勝利に導こうとする姿勢や、怪物的な投手やバッターがいないリアル路線も新鮮でいい味を出している。
だが、少々無茶なところが見られる。例えば一番最初に出てきた基礎練習なんかだと、バレーのスパイクと野球の投球では体の使い方が全然違う。しかも、野球の投球をちゃんとしたフォームで行わないと肩を壊しやすいように、バレーのスパイクも打点やタイミングをちゃんと分かって意識していないと肩を壊す原因になってしまう。
細かいことを書いているとキリがないのだが、このようにアイディアのレベルが野球に加えて、その他のスポーツをよく知っている人のレベルではなく、ちまたでアイディアマンと呼ばれている地方中堅校のおっさん監督のレベルに留まっている。弱小校をそのアイディアによって1年で甲子園に導こうとするには、もう少し考えを煮詰める必要があったのでは。これらは、物語序盤に型破りを意識しすぎて、無茶をしてしまったのかなという印象がある。
このような、主人公が頭を使ってどうこうする内容の漫画だと、どうしてもそのアイディアの粗さに目がいき、揚げ足取りのようになってしまう。だが、野球の部分は何を見せたいのかがはっきりしていて、一試合まるまる描くということもしていないので、割とサクサク物語りも進んでいく。そのため、単純に漫画として見た場合、普通に楽しめると思う。
少年漫画によくあるワンパターンな野球漫画に飽きたら、是非。
野球を観るのもやるのも好きな人にはこっちの方が絶対面白い・・・という自信はある。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-07-03 11:45:55] [修正:2007-07-03 11:45:55] [このレビューのURL]
7点 3×3EYES
2部完結までは9点、その後しばらくは7点、最後の方は5点。平均7点。
人も妖怪も終始描き込んでいて好感がもてる。八雲の人の良さやパイの子供っぽさも三只眼の冷たさも、どれも強調されてはいても不快になるほどではなく、上手く感情移入させられる。そこからパイが少しずつ大人になっていくところと、三只眼が少しずつ暖かくなっていくところも上手く描けていると思う。
2部の最後には切なすぎる別れもあり、素直に感動できる。が、中盤はまだいいとしても、終盤は少々引っ張りすぎなんじゃないかと。明らかに削ったり短くできるイベントや、出さなくてもよかったキャラが多すぎる。もう少し簡潔にまとめられれば、高評価も得られたのではないかと思う。そこだけは本当に残念なところ。
ただ、全体としては十分楽しめる漫画だと思うので、暇のある学生のうちに読んでおくことをお勧めする。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-07-03 07:43:50] [修正:2007-07-03 07:43:50] [このレビューのURL]