「勾玉」さんのページ
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点数だけ付けてる漫画は、そのうちレビューする予定。
○点数の基準
10:自分にとって特別な作品となった傑作
9:突出した面白さがある名作
8:何回も読み返せる秀作
7:一読に値する良作
6:光るところのある佳作
4~5:いまいち楽しめない凡作
0~3:不快感すらある駄作

7点 PLUTO
浦沢直樹の描くサスペンスって、長編のわりに結末がやけにアッサリしてる。
読み進めてるときは物凄く面白いのに、読後の満足感がいまいち伸びないのは、
この幕引きの味気なさが起因してるんじゃないかなあ。
この漫画の場合、原作の「地上最大のロボット」を踏襲した終わり方をしてるから
ある程度仕方ない面はあるけど、あれだけ物語を膨らませたんだから、
もう少しエピローグがあってもいいと思うんだよねえ‥。
でも、戦いがメインだった鉄腕アトムの物語を
主人公を変えてサスペンスに仕立て上げる発想と手腕は
やっぱり見事としか言いようがないです。
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[投稿:2013-01-22 22:42:42] [修正:2013-01-23 19:05:02] [このレビューのURL]
7点 武装錬金
常にタイムリミットを意識させられるスピーディーなストーリー展開が好印象。
ただ当時は、前作ガンブレイズウエストが打ち切りだったこともあり
「この急ピッチな展開の連続は、もうすぐ打ち切りなんじゃないか?」と
別の意味でもハラハラドキドキして読んでましたw
まあ結局、打ち切り終了にはなってしまったんですが
最後はそれを感じさせないくらい綺麗な大団円で終わってます。
あとは、蝶野にしてもヴィクターにしても、
根っからの悪ってのがあまりいないのが好きでしたね。
特に蝶野は、何者にも縛られない唯我独尊な性格や、言葉選びのセンス、
そしてカズキとの決着にこだわる一本気なところなど、蝶サイコーな敵役でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-01-22 17:51:37] [修正:2013-01-23 16:13:38] [このレビューのURL]
7点 デビルマン
終盤の種明かしと衝撃的な展開が秀逸で
単にデビルマンとデーモンの死闘を描いていた漫画から
壮大な叙事詩の一端を思わせる漫画へと飛躍します。
伏線の巧みさによって成功しているのであって
ああいった幕引きでも納得出来る作品っていうのはそうは無いでしょうね。
結末を読んだ後に冒頭を読み返すと、
より感慨深いものがあります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-10-21 10:58:13] [修正:2013-01-18 19:24:29] [このレビューのURL]
7点 ガンバ!Fly high
内村航平選手も夢中になったという体操漫画。
前半は露骨に敵愾心を向けてくる人物や、場外でのいざこざなど
障害を作り出していく話作りに、いささか強引さを感じてしまいますが
中盤に差し掛かった辺りから、選手一人一人の体操にかける情熱が
敵味方区別なく丁寧に描かれるようになり、白熱した展開を見せてくれます。
この漫画を読んでいると、内村選手が試合でも「緊張をしない」と
語っていた理由が分かるような気がしますね。
「戦うべき敵というのは、他人じゃなく常に自分自身」これ名言でしょ。
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[投稿:2012-12-23 18:49:40] [修正:2012-12-23 20:33:38] [このレビューのURL]
7点 ぼくんち
一話一話がたった2ページと短く、単独では大したことの無い話も多い。
しかし読み進めていくうちに、絵日記のように淡々と綴られていく
暴力的で、下品で、非道徳的な日常の数々が、
そこに生きる人々の力強さや逞しさ、そして儚さを惹きたてていて
段々と自分の中で鮮烈な印象として残っていった。
そしてラスト。
二太の最後の台詞で、姉ちゃんの言葉が思い起こされる
「泣いたら腹が膨れるかあ。泣いてる暇があったら笑ええっ!!。」
最後に見せる二太の笑顔は
とても切なくそれでいて晴れ晴れとしていて、感慨深い。
好みの分かれる漫画なのは確かだけど、一読に値する作品だと思う。
読むなら、カラー版がおすすめ
白黒の方は味気無くて、心に残りにくい気がする。
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[投稿:2012-05-28 22:07:51] [修正:2012-11-10 22:46:36] [このレビューのURL]
7点 20世紀少年
少年時代の郷愁と共に、徐々に輪郭を帯びていく事件の真相。
子供の頃の何てことない些細なやり取りが、
因果となって現代の悪意に結びついていく、という構成に何とも胸が踊ります。
一つの大きな謎に決着がつく12巻まではミステリーとしても凄く楽しめた本作ですが
よく言われているように、結末は描写足らずな感が拭えません。
さらに後半のバーチャルアトラクションの万能さにも興醒めしてしまいます。
「死人が現実世界の人間に思念を送る」、など
もうSF通り越してファンタジーの世界でしょう。
とはいえ、過去、現在、その後の世界へと続いていく物語は
一大スペクタクルと言うにふさわしい、スケール感があります。
後半、失速したとは言え読んで損をする漫画では無いんじゃないでしょうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-11-05 16:41:37] [修正:2012-11-05 18:24:11] [このレビューのURL]
7点 ベルセルク
ストーリーは凄く面白いんだけど
この物語は、漫画よりも文章で読みたかったなというのが本音。
と言うのもこの漫画の性描写が、生々しすぎて苦手だから。
ガッツとキャスカのセックスシーンは毎回飛ばして読んでるし
蝕の場面も、「怖い」「恐ろしい」よりも「エロい」という感想の方が先に来る。
最近はそんな描写も鳴りを潜めているが、今度は物語の進行が遅い、遅い
ストーリーの先が気になるのは確かだけど、待ち遠しいと言うほどではないかな
完結してから一気読みしたいタイプの作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-10-21 09:39:28] [修正:2012-10-21 09:47:22] [このレビューのURL]
7点 神童
前半の野球部分がちょっと冗長。
うたの能力を間接的に描いていて、これはこれでつまらなくは無いんだけど
話の本筋からは少し外れるし、物語全体の3分の1くらいを占めてしまっているので
ストーリーの導入としては、ちょっと長いかな、と。
しかし、後半に差し掛かかり和音が音大に入学してからは、とても面白い。
2人をとりまく環境が徐々に変わっていき
流れる様にストーリーが進展していく。
思わぬ逆境もあり、クライマックスに至るまでの終盤の展開はとてもドラマチックだった。
ただ進展が早すぎるせいか、トントン拍子に物事が進み過ぎているようにも感じてしまう。
前半の野球シーンを削って、後半の和音の学園生活や、うたの心境の変化に
話の配分を割いてくれれば、もっと評価は上がっていたかな、と思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-06-29 17:16:32] [修正:2012-10-20 21:27:37] [このレビューのURL]
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