「s-fate」さんのページ

総レビュー数: 880レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月08日

 ラノベ原作系では今のところ出色の出来だと思います。話も騎士だの魔法使いだのありがちな設定でなく行商人?の話で珍しく、個人的には新鮮です。絵もステレオタイプな萌え絵とも違い、かわいいです。
 ただ全般的に、もう少し男の表情に起伏があってもいいかなあとも思います。例えば裏切りにあって殺されかけて、犯人の商館に乗り込んでからのやり取りの時とかは、ホロの異形に依存し過ぎじゃないかと思いました。男のほうも藤田和日郎さんばりのキレた顔をしてたり、ヤンデレみたいなレイプ目になって薄ら笑い浮かべていても別の方向で面白かったんじゃないかなぁとか思いました。

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[投稿:2011-04-29 20:01:33] [修正:2011-04-29 20:01:33] [このレビューのURL]

 内容の検証はしていないので、他の皆さんが言うように作者がよく調べているのかどうかはわかりませんが、読んでいて納得させられてしまいます。一種の推理もの的な面白さがあり、夢中になって読んでしまいます。シャーロックホームズのあまり派手じゃない話によく似た読後感があります。ただ、推理もののデメリットである二読目は醒めてしまう傾向もあるので、7点としておきます。

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[投稿:2011-04-29 17:50:33] [修正:2011-04-29 17:50:33] [このレビューのURL]

7点 8

 雰囲気10点、話6点という感じです。その時代の東京の情景を抜き出して描かせたらクールさは天下一品だと思います。ただし、話は中途半端に終わっているので大減点です。当時1〜2巻でかなり期待していたら、それ以降一応最後にまとめた形跡はあるものの、伏線回収が未済で結局終わっています。少し長めに続くかなと思ったのに、非常に残念な作品でした。

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[投稿:2011-04-02 11:57:19] [修正:2011-04-02 11:57:19] [このレビューのURL]

7点 “LOVe”

前作「BB」を読んでいる事が前提の評価です。したがって初めて読む人は「BB」からどうぞ。「BB」の超展開を知らないと、納得が行かないところがあると思います。
正直30巻続く程の内容ではないと思いますが、「BB」程のテンションではないにしろ、高いテンションでずっと続くわりにアッサリしているので、一気に読めます。まわりにチヤホヤされて女の子がスポーツ続けていくところは、ちょっと「YAWARA!」にも似ているかな。全然印象違いますけど。

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[投稿:2011-03-26 13:43:03] [修正:2011-03-26 13:43:03] [このレビューのURL]

 ヤンキーマンガの延長線上にある作品だと思います。ただし社会人になっていろいろあって、いい感じで角の取れた主人公のおかげで、ドロドロ奈落の底に落ちるような話にはならず、最終的にはスッキリさせてくれる作品に仕上がっています。
ヤンキー臭が嫌いでなければ、そこそこのスピードでサラッと読めて良いマンガだと思います。
 

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[投稿:2011-03-21 00:40:48] [修正:2011-03-21 00:40:48] [このレビューのURL]

 普通に面白いマンガだと思います。久しぶりに読んだら一気読みしてしまいました。ただし、残念な事に発刊ペースが遅く、読みたいタイミングで新刊が出なさすぎ。そのためここ何巻か読まないでいた経緯があるので、−1点で7点としておきます。
 性格がアニメと違うカヲル君はマンガとアニメではツンかデレかの違いがあるだけで、作中の役目的には同じ役目を果たしていると思います。
 また、アニメはいろいろな意味で、あの難解さが魅力だったと思いますがマンガのほうは、じーっくり作り込んでいる上に活字がある分、わかりやすいです。どっちが、とはいえませんが個人的には順番通りアニメでガツンとやられてマンガを見ることができて良かったかな、と思います。点数はアニメのガツンとやられた部分は差し引いてあります。

 
 
 

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[投稿:2011-03-01 21:08:01] [修正:2011-03-01 21:08:01] [このレビューのURL]

7点 蟲師

なんか重そうな題名と装丁だと思いましたが、サラッと読めちゃうマンガです。
 なんと言うか、紀行文みたいなオチや展開とはあまり縁のない類いの話を、蟲、蟲師というものが普通に受け入れられている世界で淡々と蟲師のギンコが自分の業を背負って旅をしていくことにより、つらつらと話が続いていきます。したがって印象はかなり淡白ですが、この独特の閉じ切った静かな世界を10巻程度眺めるにはちょうどいい淡白さだと思います。
 

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[投稿:2011-02-05 00:54:28] [修正:2011-02-05 00:54:28] [このレビューのURL]

今のところ、つかみはOK、という感じですね。100年続いた平和が突如崩れて、しかも二巻で主人公が死ぬ(ような引きで終わる)、という読者を引き込む力が強烈な作品です。ただ、この強烈な導入部に見合った設定が用意されているかどうか、というところがこの先の評価が変わるところだと思います。今のところ小出しに設定が提示されているところを見ると、ある程度道筋が決まっているっぽいので、期待はできそうです。
 絵は、個人的には変にうまくなってしまうと巨人の異質さが薄れてしまう気もするので今のままでもいいと思いますが、欲を言えば表紙レベルを維持できれば、なおいいとは思います。

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[投稿:2011-01-16 11:31:03] [修正:2011-01-16 11:31:03] [このレビューのURL]

7点 YAWARA!

最初パンチラ巴投げって時点で、ああ青年誌的なマンガデスネ、という印象でした。しかも主人公はいきなり最強状態というパターンで話を面白く展開しづらい。そこで周囲の脇役たちが、よってたかって主人公を巻き込んで話を展開していく、という手法がうまくいっていると思います。一読するには十分面白いので7点とします。
 全然関係ないですが最初猪熊慈悟郎を見たときは、「江口寿史さんの描くジジィ」によく似ていて、どっちかというと意外なところで江口フォロワー見つけた驚きのほうが、ストーリーより印象的でした。

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[投稿:2011-01-01 19:28:11] [修正:2011-01-01 19:28:11] [このレビューのURL]

7点 餓狼伝

面白いけど読み終わるのが速い、コストパフォーマンスの悪いマンガ。
ただし夢中になるという点では群を抜くと思います。
最近は、強かったはずの人がアッサリやられちゃうような、強さのインフレ状態が起こっているので、先行きがちょっと心配です。松尾象山が2コマくらいでノックダウンとかは、さすがに無いと思うが。

・・・と思っていたら休載。トーナメント終わってから丹波や松尾が俳諧するくだりは、もうネタ切れ、原作路線に戻ろうにも戻れないほど話が原作から乖離してしまって、さてどうしたものか、と悩む板垣さんそのものの姿に見えます。
個人的にはこれで終わりでいいんじゃないかと思います。よく考えると板垣さんの作品で綺麗に終わった作品を思い出せないので、このオチでもマシなほうかなと思います。一般的には10週打ち切りパターン的なオチですが、多分このまま続けても、商業的に全盛期を大きく下回る話にしかならない気がします。
 一時期本屋に板垣さん関連のマンガや挿絵が使われた作品がズラッと置かれていた時期がありますが、今後あの時期を知っていた世代が面白い部分を読んで懐かしがるか、新規読者がウッカリ全巻読んじゃって最後のオチにズッコケるか、のどちらかじゃないかなと思います。

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[投稿:2010-02-09 20:54:26] [修正:2010-12-31 10:07:36] [このレビューのURL]

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