「鹿太郎」さんのページ

総レビュー数: 407レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月13日

わかりやすい努力系サッカー漫画。
ど下手だけど根性だけは人一倍のダメキャプテンが、同じくダメ集団のサッカー部をを引っぱって行く。

熱いシーンはきっちり熱く燃えさせてくれる。
難点はキャラクターがちょっと弱くおとなし過ぎるところかな。
サッカー部員なのにみんな文化系っぽいですし、サッカーの実力も基本的に素人に毛が生えた程度なので、この先レベルアップするにしてもかなり時間がかかりそう。

作画は少しクセが強い。
スポーツ漫画としてはデフォルメ過多で動きのあるシーンに向いた画風。
構図・見せ方は工夫されていて良い感じ。
特にアオリの使い方が達者ですね。

・・・とかなんとか思っていたら全3巻で終了ですか。
スポーツ漫画としては短すぎて評価不能。
新キャラも投入したばかりだったのに、何かあったのだろうか?

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[投稿:2006-11-03 04:37:32] [修正:2006-11-03 04:37:32] [このレビューのURL]

安西先生の連載デビュー作。
ジャンルは学園サイボーグコメディ。
天真爛漫なサイボーグ美少女が主人公をはじめとした周りの人々をひっかきまわすという毒にも薬にもならない内容。

この手のジャンルの作品はそれこそ星の数ほどありますが、その中でも特筆したい何かがある訳でもなく良くも悪くも普通すぎかな。
『烈火の炎』や『MAR』でも時折異常なまでにエロ描写に力が入っていましたが、この作品はさらにサービスシーン多めなので安西先生の絵が好きな人には良いのかも。
とりあえず、エロくは作られていると思う。

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[投稿:2006-10-23 01:02:02] [修正:2006-10-23 01:02:02] [このレビューのURL]

カルト宗教に妻を取られたサラリーマンの闘い。

カルト宗教のモデルはオウムであり、作品通してとことん重く、とことん異常。
教祖メシアはもちろん、主人公とその妻、妻の脱会に協力するカウンセラーまでどこか狂っている。

原作を先に読んでいたので後半での大仕掛けにも驚きはありませんでしたが、短いながらにもよくまとまっています。

作画は少し軽いかな。
説得力・はったり不足。
もっと劇画タッチで濃く描いた方がこの作品には合っていたと思う。

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[投稿:2006-10-22 00:47:59] [修正:2006-10-22 00:47:59] [このレビューのURL]

作品の性質上、どうしたって『海猿』と比べてしまう。

女性作家らしく『海猿』ほど絵にクセが無く、とっつきやすくはなっていると思います。
ただ、クセが無いからこそその分ここ一番での熱量を描く演出力には欠ける印象。
『海猿』にある暑苦しいまでのギリギリ感・必死さは画面から伝わってこない。

変に普遍的で突き抜けたところが無いんだよなぁ・・・。
だから、けっしてつまらなくは無いんだけど平凡に収まってしまっていますね。

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[投稿:2006-10-21 09:47:57] [修正:2006-10-21 09:47:57] [このレビューのURL]

一昔前は大メジャーだったドッジボール。
その火付け役的作品。

良くも悪くもその後のコロコロ漫画に多大な影響を与えた作品だと思います。
この作品が小中学生のブームはコロコロが作る的な風潮を決定付けたんじゃないかな。

作品自体は分かりやすく、とにかく努力&熱血。
そこに駆け引きなんてものは存在せず、

 「ライバルの圧倒的実力を見せつけられる」
         ↓
       「特訓」
         ↓
    「試合、序盤は苦戦する」
         ↓
「ボロボロになりながらも最後の力を振り絞り勝利」

ほとんどがこの単純なシナリオ。

子供の頃はそれでも純粋な気持ちで燃えさせてくれたんですよ。
汚い大人になっちまったなあ…(笑)

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[投稿:2006-09-21 01:33:22] [修正:2006-09-21 01:33:22] [このレビューのURL]

初期設定や導入はありきたりな押しかけ女房物。

最初から既視感が強く、いまひとつ作品に入り込めませんでしたが、途中からは少女漫画のような効果やコマ割が作り出すふわふわした雰囲気にやられサクサク読み進めてしまいました。
これが桜野先生の持ち味なんでしょうね。

終盤にかけて物語がループしている(1エピソードごとに苦悩しては何かを悟る、の繰り返し)様に感じ、食傷気味になっていたところで突然の長期休載に。
続編の『再逢』も完結したようですが何かと妙な噂もあり、いまだ手を出せずにいます。

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[投稿:2006-09-20 00:23:20] [修正:2006-09-20 00:23:20] [このレビューのURL]

1ページごとに登場キャラクターを変えるタイプのショートギャグ。
今で言うとジャンプの『メゾン・ド・ペンギン』が形としては近いかな。
もっとも、よりマガジンらしくエロネタ多目でブラックな作風ではありますが。

この手の作品はキャラクターによって面白さにバラつきが出てしまいがち。
お気に入りのキャラクターが出来無いときついかもしれません。
個人的にはキョウザメちゃんが好きかな。

あと設楽先生の下ネタなんかには時期は違えど同誌連載の『濱中アイ』的バカバカしさを感じました。

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[投稿:2006-09-15 21:32:59] [修正:2006-09-15 21:32:59] [このレビューのURL]

何といっても直撃世代でしたからねー、ハイパーヨーヨー。
コロコロ系のホビー漫画です。

この手の作品はマンガ的ハッタリに富んでいて、かつ巨大な相手に巨大な規模で戦っていくのが常だと思うんですが、この作品もまさにそれ。
イイと思いますよ。
このダイナミックな感じ。
子供に夢を!!みたいなことだと思うので。
さすがに今読むと…ですが。

そういえば『ジャぱん』の世界へ出て戦って行くシナリオはコロコロ的といえばコロコロ的か。

PS.中村名人、いまはヨーヨーショップの店長をやってるみたいですね。ご健在で何より。

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[投稿:2006-08-12 00:58:25] [修正:2006-08-12 00:58:25] [このレビューのURL]

『DAN DOH!!』の続編。要するに『DAN DOH!!2』。
内容としては「ダンドー、単身で世界へ挑戦」といった感じかな。

しかしさらなるトンデモゴルフへ…。
街中でゴルフや現実ではありえない難コースなど、ゴルフについて詳しくない自分が読んでも前作以上に分かりやすく突き抜けてるなーと思いました。

基本的なコンセプトには変化が無く、悪い奴が主人公と戦うことによって改心していくという王道ストーリー。
盛り上げる所はきっちり盛り上がる丁寧な作り。

キャラクターたちも前作にも増して魅力的だと思います。
ラミアなんかはシリーズ屈指の人気キャラなんじゃないかな?

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[投稿:2006-07-14 20:35:41] [修正:2006-07-14 20:35:41] [このレビューのURL]

月ジャンの伝統的なエロコメ作品のはずですが、途中から割りと本格的な格闘物に移行し、さらに4巻以降は主人公をチェンジし至極全うな恋愛物へと変貌した作品。

作画的には井上雄彦先生の影響が色濃いように感じますが十分な描写力があり特にストレスは感じません。
女の子の可愛さなんかは井上先生を超えているかも…。

とかく少年誌でのエロマンガとして語られがちなこの作品ですが、個人的には4巻以降の路線も決してつまらないわけではなく、インパクトにはかけるものの意外な掘り出し物でした。

それでも純粋にエロってるのは1・2巻まででそれ目当てだと3巻以降は拍子抜けかもしれませんね(笑)

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[投稿:2006-06-15 05:37:06] [修正:2006-06-15 05:37:06] [このレビューのURL]