「レト」さんのページ
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7点 エルフェンリート
『最終兵器彼女』には一歩及ばない印象でしたが、凄く引き込まれて読んだ漫画です。
先の読めない展開やディクロニウス・研究者の2面性が大きな魅力でした。
レビューを見る限り初期の画力の低さが批判の的になっているようですが、作者の未熟さは画力よりむしろ演出の方にあったと思います。
キャラに甘いご都合主義的展開、あからさまなミスリーディングが作品世界のシビアさをやや薄めてしまい、緊迫感を殺いでいたのが残念でした(こうして見ると奇手に頼らずに読者の予想の斜め上を行く冨樫義博はつくづく天才だと思います)。正直、ミスリーディングさえ無くせばもう1,2巻は短くなったと思います。
最終回の「大団円」への持って行き方もやや不自然で不満ですね。
切なくて考えさせられるラストの「セカイ系」はサイカノ以来、未だお目にかかりません。
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[投稿:2008-04-26 19:00:30] [修正:2009-07-31 23:21:48] [このレビューのURL]
7点 喰いタン
一話完結ものはあまり読まないのですが、この作品だけは欠かさずチェックしていました。作者の料理への造詣の深さと愛着が十二分に伺え料理好きにはたまらない作品だと思います。唐突な形で連載を終了しましたが、ダラダラ連載を続けている『美味しんぼ』と比べれば潔いとも言え、総合的に良質な料理漫画だったと言えるでしょう。
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[投稿:2009-07-15 15:01:40] [修正:2009-07-15 15:01:40] [このレビューのURL]
4点 べるぜバブ
掲載順の高さが全く理解できない漫画です。この作者は連載には向いていないでしょう。連載が始まってまだ4,5話の時点からストーリー展開が異常に遅く、ネタ切れで話を間延びさせているとしか思えません。また、登場人物の行動も一貫性に乏しく男鹿の暴力との付き合い方に関しては完全に言行不一致の状態です。バトルも常に一撃必殺で駆け引きが一切無いため評価できません。本当にネタが尽きたときどうなるのか今から悪い意味で楽しみです。
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[投稿:2009-06-12 14:37:06] [修正:2009-07-03 12:32:03] [このレビューのURL]
7点 漂流教室
初めて読んだときはただただ衝撃的でしたね。SF作品でありながらホラー漫画家である作者の持ち味が存分に活かされ、人の生来の残酷さや理性を徐々に失い狂気に侵される過程、カルト集団の様相を呈する一グループの暴徒化などを圧倒的な凄惨さと迫力を持って描き切っています。荒廃した未来社会という終末感極まる舞台と人間の醜さという2重構造も効果的で正しく逃げ場の無い絶望感を演出していました。また、このような絶望的な未来を描きながらも登場人物である子供たちに将来への希望を託す終わり方は「14歳」に受け継がれていますね。ただ、終盤の展開には荒が目立っていたのは残念です。特に大友との和解は内ゲバの締めとしては強引もいいとこで大友のキャラの豹変ぶりにはガッカリしました。終わり方もプロットの壮大さの割にはこじんまりとしてしまった印象がありストーリー全体から見ても拍子抜けです。楳図先生の長編は尻すぼみな作品が多いですね。
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[投稿:2009-06-27 01:10:00] [修正:2009-06-27 01:10:00] [このレビューのURL]
8点 サザエさん
掲載が長期に渡ったということで初期・中期・後期で絵柄が変化しています。「アニメの方がいい」との意見が出ていますが、私は全く逆です。私はアニメの保守的で時代錯誤な作風がどうしても好きになれないのですが、原作後期は作者自身が作品に愛想を尽かしていたためかむしろバンバン時事ネタを出していました。一般には中期の評価が一番高いようですが、個人的には作者の毒気が出ている後期が一番好きです。波平を手玉に取ったり、時には家族を冷めた態度で見るカツオのキャラがいいです。アニメではサザエに意地悪をされたり責任がないはずの問題でも「お約束」として叱られたりと冷遇されていますが、原作では叱られることも少なく波平を強請ったこともありますしね。
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[投稿:2009-06-21 18:40:11] [修正:2009-06-21 18:40:11] [このレビューのURL]
7点 コボちゃん
新聞紙連載というクオリティの維持が極端に難しい作品でこれだけ作風を変えず長い連載を重ねてこれたのは普通にすごいことだと思います(サザエさんの45巻を上回っていますし)。もちろん、初期に比べて当たり外れは大きくなっていますが、それでも安心して読めるクオリティだということでこの点数です。
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[投稿:2009-05-23 22:34:37] [修正:2009-05-23 22:38:00] [このレビューのURL]
8点 いぬまるだしっ
ジャガーの後継者になれるかどうかはわかりませんが、ギャグ漫画として安定した面白さです。特にパロディや社会風刺の入れ方は秀逸です。
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[投稿:2009-03-04 02:11:44] [修正:2009-03-04 02:11:44] [このレビューのURL]
7点 寄生獣
異種族との共存共栄と複雑な人間の本能と社会性の対比を堂々と描き切っている。作中で明確に「正義」を定義せず、小規模なスケールでまとめたのも良い。ヒロインに最後まで存在意義が感じられなかったのと殺人犯を殺して終わりという締め方が気に入らなかったのが残念。
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[投稿:2008-12-16 22:15:18] [修正:2008-12-16 22:15:18] [このレビューのURL]
7点 よつばと!
極めて日常的な出来事を派手に演出することなく魅せてしまうのはひとえに作者の雰囲気作りの上手さ故でしょう。それだけにちょっとでもわざとらしいシーンがあると浮いてしまうぐらいです。
主人公のよつばのキャラは個人的に好きになれないですが、よつばを取り巻くキャラクターはどれも魅力的ですね。
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[投稿:2008-11-18 06:06:21] [修正:2008-11-18 06:06:21] [このレビューのURL]
5点 ZETMAN
SF色を前面に打ち出しているためかストーリー展開があまりにも遅い。主人公たちの目的が明示されていないのも話の緩慢さに拍車を掛けている。
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[投稿:2008-11-06 13:57:35] [修正:2008-11-06 13:57:35] [このレビューのURL]
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