「souldriver」さんのページ
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しばらく漫画から遠ざかってましたが、少し余裕がでてきたので過去のレビューの修正などぼちぼちやってます。
自分のレビューを読み返していて気付いたことが1つ。それは「緊張感」という言葉を多用していること。
僕にとっての漫画の評価基準とはつまり、(ユルい作風でも、ギャグ漫画であっても)「独自の緊張感」を感じられるか否かということろに終始するようです。
7点でオススメ、8点で秀作、9点以上で傑作、10点は特別な点数。点数は気分次第でけっこう変わるので、なるべくレビュー本文をしっかり書くように心がけてます。
○定期的にチェックしてる作品(レビュー変更の可能性あり)
「ヴィンランド・サガ」 「岳」 「銃夢 Last Order」 「CRAYMORE」 「さよなら絶望先生」 「シグルイ」 「SIDOOH 士道」 「ジパング」 「スティール・ボール・ラン」 「Damons」 「賭博堕天録カイジ」 「バガボンド」 「ハチワンダイバー」 「ヒストリエ」 「PEACE MAKER」 「へうげもの」 「BECK」 「HELLSING」 「魔人探偵脳噛ネウロ」 「無限の住人」 「よつばと!」 「ラストイニング」 「リアル」 「WORST」

7点 MONSTER
途中までは百点満点。連続殺人事件に東西問題や戦争による利害といった社会問題を絡め、各人物の思惑が交錯していくのがザッピング群像劇的でおもしろい。
いくつもの謎が複雑に絡まりあい、少しずつ事件の全貌が明らかになっていく展開はスリル感抜群。いつももう一歩というところで真相がするりと手の平から逃げていくのにやきもきさせられた。
ただこういう「引き」は適度にあってこそ効果を発揮するというもので。
終盤に向かうにつれ、だんだんいいところで必ずCMが入るテレビ番組を見ているような気分に。また次から次に新たな謎が出てきすぎるせいで、それまでの展開との関連性を見失ってしまいがちになってしまう。このグダグダが本当に残念。
サブストーリーや脇役は相変わらず魅力的。最後もなんとかうまくまとめたと思う。
読み応えは重量級。大作と言っていいでしょう。
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[投稿:2008-03-12 00:34:38] [修正:2008-05-20 14:14:20]