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6点 黒子のバスケ
スポーツ漫画って大きく分けて、リアル系と超人系があると思うんですけども、最近の傾向ははっきりとリアル系よりですよね。
もっと端的に言うならば、リアルさに欠けるスポーツ漫画は作品としての質が低い、とすら思われる風潮があると思うんですよ。
しかしリアルかどうかというのは作品の個性であって、質そのものとは直接関係無いと私は感じます。
ひとたび作品のジャンルが変われば、体がゴムの人間なんて有り得ないとか、名前を書いただけで人を殺せるノートなんて非現実的だ、なんて的外れな批判をする人はいませんよね?
この作品は近年淘汰されつつある超人系スポーツ漫画に真っ向からチャレンジしている(しかも某テニス漫画のように意図的にシュールギャグに傾倒するわけでもなく)点で評価に値すると思うんですね。
ましてバスケ漫画というジャンルは、
スラムダンクというリアル系スポーツ漫画の最高峰のような存在と常に対比される運命にあるにも関わらず。
この作品に限らず、リアルでないからという理由だけで敬遠するのは少々勿体ないかもしれません。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-11-21 00:24:58] [修正:2015-11-21 00:24:58]