「parana」さんのページ
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基本、麻雀マンガと泣けるマンガが好きなのでその辺をレビューしていきたいと思います。
泣けるマンガには泣けるマンガ度を以下の基準で入れています。
泣ける度5 号泣
泣ける度4 涙が思わずポロリ
泣ける度3 涙腺がウルッ
泣ける度2 心にジーンとくるものがあるが涙腺刺激せず
泣ける度1 泣ける作品の雰囲気は感じられるがジーンとこない

10点 男一匹ガキ大将
面白いアイデアは最初に出したもの勝ちの創作の世界だけに、
昔の漫画には恐ろしく面白い作品がある。
この作品もその一つ。
西海地方のガキ大将だった戸川万吉が、日本一のガキ大将になり上がっていく。
少年院で暴れたり、株の世界で暴れたり、日本一のガキ大将の座をかけて富士の裾野で大決戦したり、オイルショックを救うべく中東で戦ったりと本宮マンガらしく破天荒なストーリー展開。
昔のマンガなのにこんなに惹きつけられるとは思わなかった。
ページをめくる手が止まらなかった。
あのマンガの元ネタってこのマンガだったんだっていう発見もある。
(銀牙流れ星銀とか男坂とか)
北海道独立王国編は蛇足だったが、そこは終わりたくても終われないのがジャンプ漫画の宿命。
(富士裾野決戦編の最後に本宮ひろ志が「完」と書いて逃亡するも
編集部が「完」の文字を消して連載続行させたエピソードは有名。
作者の意向もあり、文庫版には本作品の後半部分は収録されていません。)
スケールの大きな男を書かせたらやはり本宮ひろ志の右に出るものはいない。
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[投稿:2014-03-15 09:40:28] [修正:2014-03-15 09:40:28]