「左手」さんのページ
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「良い漫画には漫画としての"喜び"がある」
点数は高めですが、それぞれの漫画には必ず面白い所があるのでそこを自分なりの読み方が伝われば嬉しいです。
気になること&共感してほしいこと:女性漫画家の描く漫画の登場人物で漫画家や小説家など物書きが出てくる確率が異常。
赤ちゃんと僕の藤井君の母、彼氏彼女の事情の井沢、モテキのオム先生、だぁだぁだぁの漫画家、こどものおもちゃのサナの母、姫ちゃんのリボンの姫子の母、水色時代の主人公など。
これの現象は作中のキャラクターに自分を投影しているのだろうか・・・

5点 ONE PIECE
賛否両論ありますが、この漫画は読み方の違いで面白いか否かが分かれてしまう。それは、理屈を必要とすることかそうでないかで大きく変わってくる点である。
まず、面白いところは、なんといってもワンピースの醍醐味はガヤガヤしている絵や話です。ルフィや仲間たちがボロボロになって戦う、その描写はかなり書き込まれていて、次回が気になるハラハラさせる展開。世界観も広大で、魅力のあるキャラ、最終目標が一繋ぎの財宝(ワンピース)を手に入れることであり目的もきちんと設定されている。それらの理屈抜きにしたガヤ的要素がファンを熱狂させるのであろう。
一方で全く面白くないと言っているアンチの意見としては、理論や理屈を必要とするからである。例えば、CP7編でのサンジがなぜ勝てたのか、マリンフォードでの戦いで海軍がエースの処刑をなぜ交渉のカードとして使わなかったのか、など勢いだけで突き進んでいく展開に理屈がなく、そこにつまらなさを感じてしまう。冷静になって読むとかなり冷めてしまう。
今まさに連載中ということが連続ドラマとして続きが気になる興味の持続が面白さを支えているのではないでしょうか。20世紀少年がそうであったように。
ワンピースという名のグランドラインに入るか入らないか、そこが面白さの分岐点ではないだろうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-07 15:12:14] [修正:2011-04-07 15:12:14]