「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

6点 おたくの娘さん
身に覚えがあるとただのフィクションとは思えない話。
ただし同人の世界に共感できず、首をかしげる箇所もいくつか。
遥と姉の確執など、どうでも良い話を変にプライドで持ち上げているようにしか見えない。
あまり「おたく」を正当化するのも考え物。
マンガ・アニメに限らず、どんな趣味・娯楽でも限度を越えると新興宗教に入って買わされる壷と何ら変わりはない。本来おたくという物が嫌われていたのは、自分の価値観だけに囚われてしまっていたからではないだろうか。
趣味を正当化する事ではなく、現在背負っている家族・絆といった物を正面から見つめる事で、この話は成り立つのだと思う。
序盤の叶が風邪を引く話はせめて単行本化の際にもっと手前の話数で収録すべきだった。親子関係があそこまで構築されての耕太の失敗は、失敗というより人として大丈夫か?というレベルに思える。
めぞん一刻はそう好きな訳でもないですが、ここまでオマージュしているのには笑えました。
余談ですが、2000年に岸谷五朗主演で「神様のいたずら」というドラマをやっておりました。
この漫画と同じくうだつの上がらないダメ男の元に突如、娘だと名乗る女の子が現れるという話です。
そのドラマでは、主人公は安月給とはいえ一応はサラリーマン。
愉快な下宿人達も出てきませんでしたが、なかなか面白かった。あれビデオ化してくれないかなぁ。
この漫画もあぁいったドラマでやれば結構面白いのではないだろうか。
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[投稿:2010-09-05 02:34:11] [修正:2010-11-14 04:00:53]