「メカざわ」さんのページ
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自宅が漫画喫茶化しています。つけたレビューは、全巻所持・全巻読破・連載中は8割以上読破したもののみです。
レビューは「5」を基準につけていて、4以下は駄作扱い、6以上は良作、7超えで名作、9以上は神の領域としています。他の方と比べると辛口の評価なので、5以上の作品は悪くない作品たちですよ。極力、自分個人の採点ではなく、客観的に作品の完成度をみて得点をつけています(おもしろいと思ったから10点、自分は好きだから10点というつけかたはしません)。ただ、嫌いな作品はとことん叩きます。
私のレビューはこれから読もうとする人の参考となるように描いているつもりです。どうぞご参考までに。

6点 3×3EYES
独創的な世界を描くファンタジー。絵は徐々に読めるようになってくるが、個人的には表紙が秀逸すぎる。パイのかわいさと豪華衣装がもうメロメロです。
神話に基づく話が多く、宗教的な表現をしているところが多々あり、それが現実世界を結びつくためか、リアリティのあるファンタジーな世界観である。攻撃手段・防御手段である獣魔という設定も良く、ジョジョのような詰め将棋的なバトルシーンも見ていて良かった。
読んでいてハラハラする展開、話の構成、徐々に明かされる真実が実に秀逸で、読み手のひきつける点は高評価。ただやはり残念なのは、後半の崩壊後の世界である。このあとのダラダラ感は、「ファイナルファンタジー6で世界崩壊後の世界をプレイするのがなんとなくダルく、そこでやめてしまう」ということに酷似している。話のオチについては今でも思い出せないくらい良く分からない結末で、ただ残念だったというのはよく覚えている。この話については、崩壊後の世界を描く前に未完で終わっていれば、エヴァンゲリオンのような屈折した良い評価を得られたのではないかと思われる。
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[投稿:2009-08-18 00:31:51] [修正:2009-08-18 00:31:51]