「can」さんのページ
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「名作」とはそれを理解する読者の存在があって初めて名作足り得るとかなんとか。
作品を楽しめなかった場合は「この作品は駄作なんだ!」と決め付けるのではなくて、「ひょっとしたら自分が悪いのかもしれない」と疑ってかかるべき。
そんなふうに心がける今日この頃。
最近このサイトを参考にする機会もめっきり減っちゃったなぁ・・・

7点 終わりと始まりのマイルス
珍しく鬱じゃない鬼頭莫宏作品。
読んだあとは「なんだ、こういうのも描けるんじゃん! ていうか鬼頭先生、こういうのでも全然いけるじゃん!」ってなりました。
まあところどころに怪しい雰囲気が漂っているので、まだまだ油断はできませんが・・・
まだ1巻なので評価は暫定ですが、以降の鬱展開を期待している自分もいたり、「もうそういうのはいいよ。ほのぼの行こうよ、ほのぼのさ・・・」と思っている自分もいたりで、鬼頭先生の術中にまんまとはまっちゃってる感じですね。とりあえず続きを楽しみに待ちます。
作中の世界観というか、作品内で説明されている科学理論(?)に非常に感心しました。長々とした説明が続きますがくどく感じず、なんというかとても「それ」っぽいです。まあこのへんは、読者の趣味にもよると思います。興味がない人は流してもいいかも。ほのぼのコメディを楽しむのが吉です。
読後に再認識しましたが、鬼頭先生は本当にロリコンの変態ですね。原稿からそれが滲み出ています。(・・・たぶん褒め言葉です。たぶん)
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[投稿:2010-04-03 00:22:45] [修正:2010-04-03 00:22:45]