「アルゲマイネ原野」さんのページ
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前のレビューは後々整理する予定。
2015年のチャンピオンもいろいろありましたがなんと言っても新人勢が粒ぞろいに良かった。ここ近年で抜きん出て豊作の年だと思います。
「少年ラケット」
「Gメン」
「ニコべん!」
「AIの遺電子」
「吸血鬼すぐ死ぬ」
そして「スメラギドレッサーズ」。
どれもレベルが高くおすすめです。全部長期連載して欲しいなあ。
チャンピオン以外でよかった作品
「ストラヴァガンツァ 異彩の姫」
「湯神くんには友達がいない」
「ランド」
「アナーキー・イン・ザ・JK」など

6点 ルサンチマン
連載終了して数年になりますが仮想現実の技術開発のニュースが出るたび
未だに「『ルサンチマン』の世界に〜」という言い回しをちらほら聞きます。
4巻と比較的短いながらオタク界隈ではなかなかの印象を与えた漫画。
というのもこの作品
仮想現実で女の子とイチャイチャといういわゆる二次元オタクが
妄想しがちな理想郷をかなり詳細に描写しており
一部で非常に惹きつけられる世界設定を持っているのです。
ストーリーは実際の現実と折り合いをつけつつ仮想現実にはまっていく
主人公をめぐるハード?SFですが作品全体が上手く練りこまれていません。
開発者の存在や暴走するAI、仮想現実を支配するボスの正体など
個々の素材はなかなか素晴らしいのですが中途半端に出ては退場したりと、
非常にバタバタ詰め込まれています。
ストーリーはなんとかまとめたものの仮想現実が本物の現実を超えられるか?等々の
テーマが上手く伝わらず消化不良といった感じです。
作りようによっては傑作になっただけに非常に惜しい作品。
…でもやっぱり世界観は魅力的なのでこの点数でw
この種のコンプレックスへの葛藤をテーマにした作品は
まだまだ主張してもしきれないほどの鬱屈さとそれ求める土壌があるため
これからますます開拓されていく事とは思います。
とりあえず二次元最高!を掲げる人は通過儀礼として読んでおきましょう。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-10-15 00:09:18] [修正:2009-12-03 00:51:22]
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