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10点 バクマン。
アクションはないですが、友情・努力・勝利の要素がこれでもかと盛り込まれた王道漫画として
とても面白く読む事ができました。
一人一人が魅力的で、大好きになったキャラも沢山。
サイコーは初恋の相手・亜豆の為、ジャンプ読者やおじさんの為に
とにかくひたすら漫画を描く事に全力を尽くしているというのが伝わってきて、更に
調子に乗って人を見下したりしない誠実な性格がとても好印象です。
亜豆に対する一途な純情ぶりも良い。
こんなに努力を惜しまない奴を応援したくならない訳無い。
エイジもギャーギャー言ってますが、漫画に対する情熱は
ネーム上げの早さや躊躇の無い一括修正、作ってきた量などでもこっちに伝わってくる本物。
エイジもまた実力を鼻にかける事無く相手をちゃんと分析し、ライバル心を燃やし続けてるのが良い。
そして敵(?)キャラの七峰にも深い魅力を感じました。
必死にアドバイスを出そうとする担当さんや夢に破れて行った古株作家さんをないがしろにする行為は
本来なら嫌悪感を感じる筈なのですが、
七峰の考えた会社のシステムは実世界においても使えそうな程の本気感が感じられますし、
それを使うべきだと言う七峰の真に迫る言葉も凄い。魂のこもった言葉で存在感を感じられますし、
「心から自分の方法を信じてるんだな」と伝わって来ます。だからこそ嫌いになりきれない。
本当に存在感のあるキャラクター。
物語も勿論最高。序盤でのエイジとの実力の差が開きすぎてるのも燃えます。
強い敵→更に強い敵とマンネリ化しないで終わっているのも凄い。
更に、昔はアニメ化なんて実感全然無かったのにとてつもない努力を重ね続け、
ようやくすぐ手の届く所に来たという成長ぶりにも希望や勇気が湧いて来る。
思わずつられて「自分もサイコ―達みたいに頑張りたい」と思える程。
そういう風に、ただの現実逃避だけで終わらず
心にダイレクトに影響してくれる部分もこの漫画の素晴らしい所だと思います。
作者さんの夢を持つ人や漫画に対する愛情も含め、本当に真心を込めて作られた漫画と感じる。
細かい部分、岩瀬や中井が語りきってない感などほんの少しありますがそんな事は置いといて、
読んでよかったと心から思える名作である事はまず間違いないです。
そして、漫画家を目指す人にとっては更に強い意味を持つ漫画になるのではないでしょうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-05-28 08:50:46] [修正:2015-05-28 08:53:31] [このレビューのURL]
10点 バガボンド
この漫画は、2回読むほどハマりました!
特に吉岡編までは熱かった!
今の農業の部分は少し長い気がする。
あと、作者のペースが遅いのでそこはネックかな
ただ、戦闘描写もリアルで見応えがあるので
そこは純粋にすごいと思います。
アニメ化してほしいが
描写的にも厳しいかなと感じます。(性交渉や虐殺等)
まぁ、そんな感じです。
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[投稿:2015-05-26 01:42:02] [修正:2015-05-26 01:42:02] [このレビューのURL]
10点 BLAME!
最高です。
特別SF好きという訳ではないが、
この著者の作品にはいつも圧倒されてストーリーにのめり込む。
この作品の良さは、機械的な建築物と人とのバランス描写。
このバランスが絶妙で、巨大な世界観を2次元上で最大限に表現している。
最近の漫画はナレーションや台詞等でストーリー設定を説明する作品が多いが、
この著者の作品は基本的にそれらを画で造り出そうとしている。
これは「AKiRA」や「攻殻機動隊」に引けを取らないSF傑作だと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-05-25 23:52:35] [修正:2015-05-25 23:52:35] [このレビューのURL]
10点 プラネテス
これを超えるマンガはこの先出てこない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-05-19 23:56:05] [修正:2015-05-19 23:56:05] [このレビューのURL]
10点 うしおととら
この作者自体はそんなに好きじゃないけど、
これだけは評価せざるを得ない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-05-19 23:41:56] [修正:2015-05-19 23:41:56] [このレビューのURL]
10点 HUNTER×HUNTER
僕が出会った多くの漫画の中で、一番面白いです。
キャラクターや絵やセリフのセンス、設定の緻密さに脱帽です。
これだけ密度が濃く、クオリティの高い作品が、他の薄っぺらい漫画同様、400円やそこらで買えるのが不条理にさえ思います。
面白い漫画とガリガリ君は多少値上げしていい、というのが僕の持論です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-05-19 18:00:53] [修正:2015-05-19 18:00:53] [このレビューのURL]
10点 まんが道
たまたま地元の図書館でサザエさんと藤子F先生の短編集と、この「まんが道」が並んで置かれていたんです。
この時代の「漫画」の地位の低さ、文化としての可能性、
それに人生を賭けた偉人達のエネルギーを感じる怪作。
小学校時代に、それらの熱にあてられた、呪いの様な思い出補正があるんです。。。
今からこの漫画を読む人とは、この感動を共有できないのも知ってるんです。
僕以外にもいらっしゃる一部の高評価の意見を信じて下さった方の期待に応える自信も無いんです。
それでも漫画好きの人達に、もっとこの漫画を読んでもらい、
ずっと後世に残ってほしいなぁという気持ちでレビュりました。
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[投稿:2015-05-18 23:46:56] [修正:2015-05-18 23:51:06] [このレビューのURL]