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[投稿:2019-04-12 14:07:36] [修正:2019-04-12 14:07:36] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まあ『ドラえもん』の漫画としての面白さや出来の良さは私も否定しませんよ。でも、人生を破滅させるぐらい非常に有害な漫画だから(笑)。
大体『ドラエモン』なんて下らないと言うか、現代民主主義の権化のようなものだからな。
私の子供の頃からあったけど大嫌いだった。

何が嫌だって、あんなに人間の苦悩や夢というものをいとも容易く解決してしまうってところだよ。自分で努力して涙を流して解決することがない世界なんて子供心に不審を抱いていたからな(笑)。子供があれに夢中になれば、他力本願で目の前の苦難から逃げ出すだけの卑怯で惰弱な人間に育ちますよ。
また、同様の理由で『ET』という映画も大嫌いで。指先をくっつけただけで理解できます、なんて冗談じゃない。人生をバカにしたものは駄目なんだよ。

のび太は逃げてばかりの現代人の象徴なんだけど、決してダメっ子なんかじゃないんだよ。自分の力で解決しようとしないだけで。
のび太はいつもろくでもないことでドラエモンに泣き付くだろ?あの思考回路がもう駄目なんだよなぁ。だから、いつまでたってもイジメられる。

そして、そういうダメ人間がドラエモンという悪魔と出会ったんだな。
ドラエモンはのび太を永遠にダメなままにする存在なんだよ。努力させずに助けちゃうじゃない。しかも報酬はゼロ。どら焼きでもたまにやればいいんだろ?
要は現代人はああいう人生を望んでいるんだよ。誰かになんとかしてもらう他者依存の人生を。自分で運命を切り開く涙を厭う人生なんだよ。

私が一番嫌いで許せないのは、あの解決方法が卑怯だからなんだよ。
ドラエモンを読み取れば、卑怯者の物語と言えるんだよな。あんな卑怯な生き方を親友にさせるドラエモンなんて友達でもなんでもないよ。
また、のび太みたいなダメ人間を創り上げるのはそういう親だから。

ドラエモンというのは現代の親の象徴でもあるんだよな。子供の壁になってやらないダメ親なんだよ。子供を自分自身の力で物事を何とかしようとする人間に育てようとせず、子供に頼られ好かれることが嬉しいというバカ親なんだ。だからのび太(子供)もダメなままなんだよ。

あれを見ると現代人の「夢」というものも解るんだよ。皆あのマンガに「夢がある」って言うじゃない。その夢というのは、要は自分が努力をしないで楽しむとか幸福になる、ということなんだよ。そんなもの夢ではなく妄想なのな。
冗談じゃないよ。夢というのは自分が切り拓く以外にはありえないものなんだから。夢の価値というのはそれだけなんだよ。
あれが夢のあるマンガだって言うのは、一生掛かっても一つの夢も叶えられない人間だよ。
だって、自分の夢(妄想)を誰かが魔法みたいに手伝ってくれないと駄目なんでしょ?じゃあ一生惨めなままよ。そんな奴はこの世にいないから。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-08-09 10:03:56] [修正:2019-04-09 21:18:05] [このレビューのURL]

両作品とも、最初はただのチンピラだろ?
特に『エア・ギア』なんて自己中心的なワガママ坊ちゃんじゃない。自分の技で駆け巡る不良少年を描きたかったんだろう。しかし、やっぱり二人の主人公には狂気があるんだよ。損得以外の何かに向かって進むようになって物語は加速するんだよ。
『天上天下』も同じだよな。不良少年なんだよ。大暮維人は不良少年が好きだし、そこに突っ込んで行ける人間なんだ。でも皆が大事な何かを持っているよな。それが明らかになるに従って、物語の骨格を構成するようになっているよ。ただのワガママのバトル物とは違うじゃない。
何がカッコイイのか、ということを歴史的な人物の生き様からわかっている作者なんだな。「反運命」というものだよ。

『エア・ギア』はただの不良だった人間が、「自由」というものを渇望したことから始まる。しかし、そこへ様々な人間の深い思いが描かれていって、同様に物語の骨格が構成されて行く。
だから二つとも、その骨格を崩壊させるような存在が登場してくるじゃない。そういう存在を得て、物語は壮大になって行くんだよ。
つまり、物語の価値観が揺るがされることで巨大化して行くんだな。
不条理が人間を深く、大きくするということだ。

でも、物語を自分では納まりきれなかった、ということがよくあった漫画家だな。狂気なんだよ。
大暮維人は絵が上手いんだよな。だから弾けようとしても収まっちゃうことも多いんだよ。そこがちょっと残念だよなぁ。
だから台詞にあまり感動しないわけ。画で見せようとしてしまうからな。
でも、ある程度は画で弾けることが出来る人間だから。
ここは難しい問題なんだよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-01-18 10:38:01] [修正:2019-04-09 21:12:14] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

単純に面白いです。

が、、、

過激な性表現が多く、人に勧められない。
名作ではなく、娯楽漫画としていい感じです!

押見先生の漫画は古くなるほどエロに傾倒していきます。

惡の華が面白いからと昔の作品を買ったりすると駄作に当たるので要注意。

逆にそれ以降の作品はどんどん質が上がっている。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-04-09 18:38:20] [修正:2019-04-09 18:41:46] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ちーこが何故あの行動に至ったのか。。

過去にほぼ同じ体験をした事があり、読んでいてとても辛かったです。

作品自体は全体として青春時代のリアルな空気が感じられとても素敵です。

あの行動について誰か答えをくれませんか?
どうしても分からない。。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-04-09 18:28:49] [修正:2019-04-09 18:40:54] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-04-08 10:05:19] [修正:2019-04-08 10:05:19] [このレビューのURL]

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[投稿:2016-11-13 22:40:03] [修正:2019-04-08 10:04:42] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-04-08 10:04:15] [修正:2019-04-08 10:04:15] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-04-07 20:08:02] [修正:2019-04-07 21:01:39] [このレビューのURL]

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[投稿:2019-04-07 20:07:46] [修正:2019-04-07 20:07:46] [このレビューのURL]

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