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8点 4P田中くん
ドカベン、キャプテン、名門!第三野球部などの長期少年野球漫画の系譜を継承した作品でした。11年間462話51巻連載の野球漫画のレジェンドと称される作品ですが、不思議とレビューされた方がおられません。
物語の展開は、他のスポーツ漫画とも同様に、高校一年生から始まり、夏の大会を延々19巻まで進めます。その先は春の大会が40巻まで続き、その後ようやく高校二年生の夏の県予選という具合です。
因みに、最終話は高校二年生の夏の甲子園初戦で終わります。この辺りは、先の長期少年野球漫画の常道ではありますが。
身長が156cmしかない幼児体型の主人公が特長であり、決定的とも思える欠点なのですが、1%の才能と99%の努力を父の教えとして守り抜くのが、全編を通したコンセプトです。
最初の方では、それも絵空事のように感じますし、都合よく魔球が出てきたり、サヨナラホームランを打たせたりでした。しかし、むしろ選手としてのレベルが上がるほどに、超人ではなく、努力によって開花している点が強調されるようになります。さらに球速を速くする工夫をするなど、だんだんと努力と成果の関連性に説得力が出てくる印象があります。
特に、24巻辺りでは、鈍足だった走力改善のために、陸上部とともにトレーニングを行い指導を仰ぎます。これにより、運動能力全般が向上し、特に守備力が増すといったところは、腑に落ちました。
また、単なる強力ライバルを登場させるだけでなく、勝ちのためならどんな卑怯な作戦も厭わない監督を擁するチームだとか、主人公以上に実力を持ちかつ魅力的な好青年のワンマンチームの悲哀だとか、ドカベンとは異なるバリエーションに富んだ対戦を仕組んでいます。
さらには、自チームには海外帰りの外人まがいのボブ牧田もなかなかの好キャラですね。
とても格好いいとは言えないが可愛い主人公、と同様に、格好いいというより変なタイトルですが、11年の長期連載を成し遂げた名作でした。
因みに1986年チャンピョン連載開始ということもあって、私は最近その存在を知って、全51巻を完読しました。
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[投稿:2022-08-17 09:02:32] [修正:2022-08-17 09:12:05] [このレビューのURL]
7点 妖怪の飼育員さん
いや、驚きました。
妖怪を使って、こんな風に面白おかしくコメディが作れるなんて。
絵が可愛いらしく、妖怪が愛らしく見えてしまします。
しかし、妖怪本来の恐ろしさや祟りなどのエッセンスを失わず、
人間との共存を常に志向しています。
妖怪園が本当にあればいいのに、と思えるほど、毎回楽しませて
もらいました。
隠れた秀作でしょう。
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[投稿:2022-08-14 09:43:31] [修正:2022-08-14 09:43:31] [このレビューのURL]
4点 バキ特別編SAGA「性」
ここでのレビューは酷評の嵐ですね。
一体、どんなものなのか興味本位で読んでみました。
なるほど・・・。
しかし、事前の先入観があったので、それほど驚愕の内容でもなく、
グップラー刃牙、バキと読んできた私としては、少年刃牙が青年へと
成長する過程で一度は触れておきたかったという板垣氏の心情は理解できます。
ただし、娯楽漫画として面白いか、読みたいかという点では不満が残りました。
まあ、大長編作品の中の一ページと考えれば、これもアリかと。
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[投稿:2022-08-10 07:18:40] [修正:2022-08-10 07:18:40] [このレビューのURL]