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[投稿:2022-09-18 21:51:29] [修正:2022-09-18 21:51:29] [このレビューのURL]

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[投稿:2022-09-18 11:07:14] [修正:2022-09-18 11:07:14] [このレビューのURL]

最初はフランス書院風のタイトルも手伝ってお色気系かと思いましたが悲劇、喜劇、バトルもあり死者も含め全方位ハッピーエンドという離れ業を独特の世界観で作り上げています。作者の今後の作品に期待です。

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[投稿:2022-09-18 10:08:14] [修正:2022-09-18 10:08:14] [このレビューのURL]

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[投稿:2022-09-17 17:41:24] [修正:2022-09-17 17:41:24] [このレビューのURL]

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[投稿:2022-09-15 10:24:34] [修正:2022-09-15 10:24:34] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

表紙で強調されるフィリピーナの絵姿と表題にすっかり騙された。
どうしたって、「愛しの・・」となるとヒューマンなお話を期待するもので、当初の寒村の40過ぎ独身者の悲哀、恋愛に対するコンプレックス、老々介護への不安、フィリンピン人の貧困に起因する売春、結婚斡旋ビジネスに殺到する登録者たち、などなどは、これから起きる小さな幸福が始まる伏線だと思うじゃないですか。

全然違うのね、これが。
いつまで行っても、明るい未来なんてものは見えてこない。
それどころか、どんどん事態は悪化して、遂には・・・なんてことが起こってしまう。
もう、戻れないから逃避行が始まると思いきや、人生を破綻させてしまうんだな。
途中、岩男は「あいつをフィリピンに帰す」と言ってたはずなのに、それも叶わずで、思いがけない結末へ。

いや、怒涛の勢いで息継ぎができないぐらい暗い展開。
一気に6巻まで読まずにはいられない。
連載中、読者はついてこれたのかな。
こんな暗くて惨めな話は、毎号続きを読みたいなんて思うだろうかね。
そういう意味で、やっぱり新井英樹はすごい。
誰もが知っていながら見向きもしないフィリピーナの物語をモチーフにしてしまうのもすごいし、変な純愛物語に改質してしまわず、悲惨なものはより一層悲惨なまま読者に届けてしまう。
絵はあいかわらず下手だが、「宮本から君へ」に続く彼の書きたい理不尽な世界だったと気づく。

これから読まれる方に忠告しておくが、最終話に至る一歩手前まで、悪い胸やけが続くので、それに耐える覚悟が必要。
最後まで読んだからといって、やっぱり胸やけは治らないし。

新井氏は本作品がお気に入りで、登場する人物が「好き勝手」なところが好きなんだそうな。
代表作として扱われないことを不満に思ってるらしい。
これだけ強烈な読後感を残す作品はあまりないので、やっぱり名作なのかな、いやワースト側で名を遺す作品かもだ。
あまり、再読をしたいと積極的には思わないが、変に後を引く作品とでも言っておきたい。
多分、何度も読み返すような毒がある。

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[投稿:2022-09-14 22:01:43] [修正:2022-09-14 22:01:43] [このレビューのURL]

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