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 「天才の苦悩と成長(前作の昴以上に)」

 前作の昴もレビューしました。さらなる主人公の宮本すばるの成長ストーリーが展開されていて、前作では独りよがりな孤高の天才が周囲の人を引っ張り成長する物語でしたが、今回では少し異なり、それまで引っ張ることしかなかった周りの人、特にパートナーと共にぶつかり合いながらさらなる高みへ向かう成長物語となり、天才が独りでなくなり、また、同等のライバルの出現など、この作者は天才すばるをどこまでもっていくつもりなのか、まさに天才を描く天才、曽田正人のやることには畏怖します。

 絵の描き方についてなのですが、思ったよりもバレエのコマが少ないと思いました。
 これは私自身が思っただけですが、例えば普通のスポーツ漫画ではメインのそのスポーツをより長くかくことが多々ありますが、この昴・MOONでは思ったよりも少ないコマでバレエシーンが描かれており、作者自身がバレエの芸術的な感じやバレエの刹那な時間がより際立つ勢いのあるタッチで描かれていて、読んでいてもその短さを感じさせない、むしろ読者自身がその間のコマや時間を補完して読んでいるような気がします。

 他の漫画に比べ、ハチミツとクローバーの羽海野チカやNANAの矢沢あいのような少女漫画のようなラフな線で常に躍動感のある絵になっていてバレエシーンでもすんなりと読め、読んでいる勢いをそのままに保ってくれている。それもまたこの漫画を褒めちぎってしまうところです。

 これは私事なのですが、すばるの炎のような激しい生き方にボレロの観客の一言「こんなテンションで生きてえな」に共感せずにいられないッッッ!!!!!ので超オススメです。

 (投稿現在、昴全11巻、MOON6巻まで所持)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-12 23:57:00] [修正:2011-05-12 23:58:41] [このレビューのURL]


休載以外非の打ちどころがない作品。
とてつもなくおもしろい

とくに「念」の理論などは奥深くてしっかりしている

絵は奇麗とはいえないがキャラの気持ちや心情を表わす「表情」を描くのがうまい。
戦闘シーンも申し分なし

もしかしたら休載してる間に奥深い話をつくっているのかも(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-08 21:50:36] [修正:2011-05-08 21:50:36] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-07 23:48:38] [修正:2011-05-07 23:48:38] [このレビューのURL]

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-07 23:47:58] [修正:2011-05-07 23:47:58] [このレビューのURL]

同じアパートに小さい頃から住んでいる幼馴染。
近すぎて好きと言えない、女として見ることができない、
家族のような存在になってしまうんでしょうね。

親を失ったクンちゃんの悲しみを、何とか受け止めてやわらげてあげたいと抱きしめる優しいチャコ。
それを暖かく見守る達ちゃん。
カッコ良すぎです。

達ちゃんが理想の男の子、というのは、くらもちファンの中でもかなり多いのでは。

古い作品ですが、くらもちふさこの絵柄としてはこの作品が一番好きで、何度も読み返します。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-03-31 23:35:03] [修正:2011-05-07 23:13:21] [このレビューのURL]

私の医療系知識のベースは、ブラックジャックから学んだものです。
すごく分かりやすかったですね。

話によっては、人間として恰好いいものから、「え、こんな終わり方!?」という非情なものまで、今改めて読むと驚くものも。
そもそもピノコの存在自体、そしてキリコの存在感がすごいですね。

一方でヒョウタンツギやおむかえでごんすなど、手塚キャラが随所に出てきて楽しませることも忘れなかったのも絶妙なバランス。

これが少年向けの週刊連載だったんですよね。
すごいなあと思います。

願わくは、これ以上下手な映像化はやめてほしい。
あれは白と黒の世界の中で読みたいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-06 16:53:23] [修正:2011-05-06 16:53:23] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

小説にいろんなジャンルがあるように、読みもしない人が漫画をひとくくりくりにして、くだらないとか語ってほしくはありませんよね。手塚氏の「火の鳥」や石森氏の「リュウの道」が古典だとすれば、この作品は間違いなく、新古典派の代表だとおもいます。面白いから読むのは当然ですが、間違いなく何かを感じる作品です。お勧めします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-05-05 04:50:19] [修正:2011-05-05 04:50:19] [このレビューのURL]

前々から気になっていた作品のひとつでした。
立ち読みしてみて一話読み終わる前に「あ、これは絶対ハマる」と感じ、そのままレジ直行でした。

この漫画は「雰囲気漫画」といわれる事が多く、またその様な種類の漫画の代表的作品です。(自分は割と最近まで知りませんでしたが・・)
なぜ「雰囲気漫画」といわれるか、というと…風景の描写やモノローグが多いからでしょう。
「終末の世界」として海面の上昇、都市の水没、子供の減少など滅びつつある世界がロボットであるアルファさんの視点で描かれます。
1話あたりのページ数は月刊にもかかわらず16P、しかもコマ割も全体的に大きく、スラスラと読めてしまいます。本当にその世界の「雰囲気」を読んで楽しむモノです。
よくある「日常を面白く描いた作品」とは違い、あくまで「穏やかな日常」を描いているからです。
滅びつつある世界の中でも、それを感じさせる暗い描写などはありません。
本当の意味で話にヤマもオチもなく、この様な作品が商業誌で連載できていた事が驚きです。

また、連載終了したのは2006年と割と最近まで連載していたのにも驚きでした。
正直、絵柄や作風はかなり古い作品の様に感じたので…

作品の特徴のひとつとして「時間の経過」があげられます。
主人公であるアルファさんは外見こそ人間とかわりませんが、ロボットであるが故に年月が経っても年を重ねたり、外見が変化するということはありません。
それに対して、人間であるキャラクター達は連載が進むにつれて年を重ね、変化していきます。
(外見は変わらずとも、内面はしっかりと変化していますが…)
連載当初は子供だったタカヒロとマッキ達は、いつの間にかアルファさんよりも背が高くなり、都会に出て仕事をはじめる様になります。
しかしその間もアルファさんは見た目が変わらない。同じ時間を生きているはずなのに…
ガソリンスタンドのおじさんや診療所の先生も自分たちの永くない未来をアルファさんに託す様になります。
その切なさ、悲しさの描写がさりげなくも非常に上手いです。。
連載終盤は特に時間の経過が早く、最終回でのバイクでヨコハマに行くまでの描写とか・・・ホント悲しい。
はじめ気づきませんでしたが読み直して気づきました。ネタバレになるので書けませんが・・・

ちなみに個人的に凄い気に入っている点は絵柄です。
手書きらしい温かみが感じられる絵です。
特に笑顔やはにかみ顔がかわいくて好きです。

「漫画の読み方」というのは人それぞれだとは思いますが、この作品を楽しむには頭をフルに使って世界に入りこみ、ゆっくりと想像しながら読むのが良いでしょう。
台詞が少ないのでさらさら?っと読めてしまいますが、さりげなく書き込まれた背景などにもじっくり目を通すことで「ヨコハマ」の世界により浸かっていけるはずです。

最初に述べた様に、とても商業誌連載の漫画と思えない様な作風をしているので万人に「これ面白いよ!」と薦められる様な漫画ではないと思います。
ただ、「漫画が好き!」と言える様な方々でまだこの作品を知らない人は是非手にとってみてはいかがでしょうか。確実に自分の「漫画」観を拡げられます。

5/3
レビューを修正。自分のブログからの転載ですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-09-30 03:41:08] [修正:2011-05-03 17:07:32] [このレビューのURL]

自転車レースの漫画。主人公はチャリンコで坂を登ることに異常なまでの執念を燃やす変人。その変人vsライバル達の山岳バトルは「熱い」の一言。彼らの思考は、山にもライバルにも「絶っっ対に負けたくない!」というシンプルなもの。だからこそ熱いのだ。
「シャカリキ」を読んで自転車を買ったヤツはけっこういるだろう。自分もその一人。かつては自転車で移動するのに邪魔なだけだった坂道。それが今では坂を登るために自転車に乗っている様なもの。なんだか影響受けまくってるな・・・。でも、それだけの名作だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-02 23:21:57] [修正:2011-05-02 23:21:57] [このレビューのURL]

麻雀を知っている人はぜひ読んでみるべき作品です。

毎回の痺れる展開や、セリフに毎回鳥肌バンバンたたせながら
読んでいます。 
麻雀を知らない人だと全く楽しめないと思いますが、それでも
自分自身の中でとても影響力のあるマンガなので10点満点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-02 05:09:27] [修正:2011-05-02 05:09:27] [このレビューのURL]

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