「パンダマン」さんのページ
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最近になってやっと自分にあうかすぐに分かる漫画嗅覚みたいなのが出来た感じです
瞬時に見極めるので危険物管理も万全です
とっても便利です

6点 死がふたりを分かつまで
盲目の男が最新の科学で作られた刀で少女を守り悪と戦うという日本の古典的な話を現代的にまとめた話。
科学の部分は目をそらしたくなるくらい適当なんだけど、話はサプライズが多くて面白いし絵も綺麗
ただなんというか、絵は綺麗なんだけど表情とかが全然甘いというか固いというか。アクションシーンが多いからごまかされそうだけど、ドラマ部分の所になった途端に急にギクシャクしてくる。うまく話の流れに絵がのっていかない感じがしてイマイチ入っていけなかった
もうちょっと作画担当が人間的にも漫画家としても成長した時、もうワンランク深い作品になりそうなんだけど、今のところイマイチ
いまのままでも、十分面白いアクション漫画ではあるんけど、まだ先へ行けそうだから期待
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-01-25 17:51:44] [修正:2008-01-25 17:51:44] [このレビューのURL]
8点 BAMBOO BLADE
「土塚理弘さんって漫画家じゃなかったっけ?なんで原作?」って思ったけど、土塚さんの書いたタマチャンをみて妙に納得した。怖いよ、それっ!
正直読む前は。女の子いっぱい出せば読者喜ぶでしょっていうポジションの漫画かと思ったんだけど、しっかりした剣道漫画でした。
キャラクターありきのキャラ先行型漫画だけど話もしっかりしてます、これは。
土塚さんは絵はヘタだけど、こんだけしっかりした漫画かける人は少ないと思った。まさに漫画職人。
というのも、最近の漫画(ゲームや映画も含めて)はキャラクターのパターン化がどんどん進行していて、だれでも漫画が書きやすくなっていて、見ている側も話に入っていきやすい。
反面、ありきたりのキャラクターで作られたものはマンネリ化しやすい。どの漫画も似たような話になり個性が出にくく、結果「つまらない」となる
バンブーでは、オリジナナリティーが出ているだけじゃなく、ちゃんと個性としてしっかり身についており、どれも生き生きしている。「借り物」じゃないキャラクターは、どう動くのかわからなく、予想が余りつかない。結果キャラクターに興味がいき、それがまた話の面白さに繋がるっていう良作漫画コンボを見事に決めてくる。う?ん、職人芸だ、これは
逆にキャラクター先行漫画なので、このキャラクターは嫌いとか気にくわないって人にはすっごいつまらない作品になるというデメリットもはらんでいます
というか、キーマンのタマチャンの個性が立ちすぎて、主人公のコジロー先生が今現在脇役的なポジションに落ち着きそう。ってかもう主人公変わっちゃってる?
なんかDrスランプを思い出しちゃったよ。
さすがキャラクター先行漫画。全然先が読めない
がんばれコジロー。負けるなコジローw
なんで剣道強くてアニメオタクなのに、タマチャンかわいくみえるんだろね。すごいね、本当。巧みの仕事だね。もう
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-01-24 02:45:13] [修正:2008-01-24 02:45:13] [このレビューのURL]
おおぅ、待ってましたよ、マイナージャンルを狙う河合克敏
この人の作品では必ず出てくる、頑固親父キャラが好きなんです。
今回も、もちろん出てきてくれました。
頑固おじいちゃんだったけど…。
最近いそうでいないよね、頑固親父キャラって
ついでに、毎回のごとく前人未踏のジャンルを狙ってくるのも好きだ。
知らない世界と出会えるってのは凄いエキサイティングな瞬間だと思う
そして今作品で選ばれたのは書道
・・・・・・え?書道?
オレ書道やってたけど漫画にできそうなネタなんてアリマシタッケ?
と、そんな不安はどこゆく空。面白いです。書道やってながらも結構知らない知識があって勉強にもなる。
応募した書道の作品で話をつくるやりかたや、書道でパフォーマンス勝負なんていう無茶ぶりを作品の中でかましていきます。
でも、それを納得できるレベルで無難にこなしちゃうあたり、この作者は素直に凄いと思った。と同時に、あえていばらの道を選ぶこの作者はMだと思った。間違いない
書道でどこまで話をもっていけるのか、流行りの強気ヒロインとガチャピン顔の主人公との関係をどうやって盛り上げるのか、まだまだまだ先は楽しみだなぁー
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-01-24 01:54:39] [修正:2008-01-24 01:54:39] [このレビューのURL]
9点 ハチワンダイバー
最初読んだ時は、凄い個性的なキャラとおっぱいとメイドさんが印象的な熱い将棋漫画というのが感想・・・だったんだけど思い返してみると色々凄い
一番凄いなぁっと思ったのが凄いわかりやすい試合展開
将棋の一流の棋譜って難しくて理解できないんだけど、これはイメージとして伝えてくれるので凄いわかりやすい。どれだけ緊迫した戦いなのかイメージとして理解できる。これは将棋をよく知ってないとわからない芸当だと思った
後、ただ座ってるだけなのに異常に熱い
よくこれだけ動きがないのに熱い表現ができるものだ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-01-24 01:24:46] [修正:2008-01-24 01:24:46] [このレビューのURL]
3点 Over Drive
好きでもないジャンルを情熱ある漫画家が描くとこうなっちゃうのかと思ったマンガです。
ツールドフランスが好きでロードレースに憧れた人や、「シャカリキ!」が好きだった人は読まないほうがいいかもしれない
間違いだらけの知識。「シャカリキ!」の印象に残ったとこだけを拾ってきたようなレース。現実的じゃない練習とレース展開。もうロードレースの面白さは半分投げやり。空回りした情熱はロードレースじゃなく、やけにテンションがムチャクチャ上がったり下がったりの登場人物に向けられ、なんでそんなにテンション上がってるのか全然伝わらず、その温度差についていけなかった
悪いところばっかり書きましたが、情熱をこめて書き込んだのはわかるマンガだし、表現力もある。スクリーントーンを余り使わないペンタッチの絵はスピード感があってロードレースマンガには向いていると思ったので余計におしいなぁとは思いました
けどやっぱり、チャリンコ好きの「シャカリキ!」好きなオレには5巻までが限界。正直耐えられない。
今の心境を例えるなら、大好きな女の子に、自分の大好きな趣味を、その女の子は全然興味がないくせに、「すっごい好きです!もう最高です!!」っと最高に情熱のこもった熱い演技で語られた虚しい気分
ロードレースへの愛情が感じられない漫画を読むのは自転車好きにはつらすぎた
次は好きなジャンルで書いて欲しい。大化けしそうな作者なので。まだこれ終わってないけど次回作に期待しときます
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-01-24 00:49:04] [修正:2008-01-24 00:49:04] [このレビューのURL]
9点 攻殻機動隊
昔読んだときは頭がパンパンになりそうだったんだけど、改めて読むとそうでもなくなってました
でも初めて読んだ人にはちょっと読むのがめんどくさいかもしれない。隠語や部隊内暗号、やたら多い固有名詞、わかりにくい会話は読む側を混乱させ、欄外の注釈はテンポを悪くしスピード感を無くす。けど読まないとわからない単語だったり状況だったり・・・と、まぁ最近のバトルマンガみたいにスピード感がある漫画に読み慣れている人ほど苦痛を感じる所も多いかも知れません
ただし、一コマの会話、一コマの背景に含まれた情報を見つけることで話がつながり、その先の奥深い世界観を見てしまった時の感動は類をみないです。非常に濃密な情報がつまった世界はSF好きには危ないくらいの中毒性がありそうだし、こんだけ流行ったのだからあるんだろうねぇ〜。読んだ当時は異常にこの世界に興奮させられた思い出があります
漫画では珍しく、やたらと行間の意味を求められるけど、まぁ国語力がそこそこレベルだったオレでも理解できたから大丈夫・・・のはず・・・たぶん・・・きっと・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-25 19:54:10] [修正:2007-11-28 23:41:34] [このレビューのURL]
6点 みなみけ
結構典型的な漫才漫画で、ボケ担当の次女、ツッコミ役の三女、それらを見守る長女っていう位置づけで、三姉妹の学校の環境もちゃんと役柄が決まっている感じ
次女が輝くトリックスターの役をこなしている代表選手。でもその他にもそれぞれの環境にもトリックスター的な話をかき混ぜ役の人達が多数出てきて結構にぎやかです
この作者のすごいのは、トリックスターを一同に集合とかして話をかき混ぜても、話がグジャグジャにならずにほのぼの雰囲気にとどめているバランス感。よく考えていて素晴らしい、ってか天性の感覚なのかな、こういうのは
すごい面白いってわけじゃーないけど、読後がすっきりしていてテンポもいいので何回読んでも飽きなかったです、これ
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-10-20 21:27:43] [修正:2007-10-20 21:27:43] [このレビューのURL]
4点 BLEACH
始めに言っておくと、これは死神の漫画じゃない
ひたすら強者求めるやつや、斬り合い大好きなやつが出てくる。これを神というなら戦神っていうんじゃないんすかね。
命を扱うっていうのは結構な事なんだけど、それを扱う側にはそれなりの立場や思考があるもんだ。けど、これに出てくる死神にはほとんどない。いや、全然ってわけではなく、死神代行やり始めの主人公には命を扱う重みはあった。
でも、最初だけ。しかも本職の死神には全然ない。戦いの意義なんかは言ってるが命とは関係ない。ひたすら力を求める。ひたすら戦う。そして殺す。死神ってこんなんでいいのかね。
でも、バトルはよくあるインフラバトルなんだけど、工夫がされてて面白い
ただ、まぁそんだけ。
これを読んでなんかを思ったり、ましてや生死を考えたりはできなかった
ただ、ひたすら戦うので戦いの意義は教えてくれる・・・かもしれない
やっぱり戦神の話か?
まぁ、暇つぶしにはなるので4点
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-27 19:00:14] [修正:2007-09-27 19:00:14] [このレビューのURL]
5点 無敵看板娘
いきおいと暴力でいかに商店街をかき乱していくのか、それが主人公の役割だ
スゲーいきおいがあるからゲハハーっと最初は笑ってられる
でも、最初から最後までほとんどそんな調子
ずーっと直球
最後まで直球で押し通せるほどの力が作品にあるのかの判断は読者次第だが、オレはダメだったっス
「どんなにおいしいごちそうも、同じのを何回も食べさせられれば飽きてしまう」とは、なんかで言ってたが名言だねー
でも、いきおいはあるから、たまーに数巻読むとそれなりに面白いっス
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-24 10:40:09] [修正:2007-09-24 10:40:09] [このレビューのURL]
安彦良和の画風を本人そっくりにマネできるのは、数えるほどしかいないはず。いやここまでできる人はいないかもしれない。トニーたけざき、素直にすげー。
こりゃー確かに、タイトルにトニーたけざきって入れてないと勘違いする人もでてきちゃいそうだもんな。
そんだけ画力あんのに、あんた、なにやってるんだよっていうところも含めて笑いにつながっている
パロディーのセンス、取り上げるネタの着眼点もいい。とてもいい
才能ある人の本気のバカってすっごいパワーあるね。ここまで魂こめたパロディーものはそうそうお目にかかれるもんじゃない
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-23 21:37:16] [修正:2007-09-23 21:37:16] [このレビューのURL]