「パンダマン」さんのページ
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最近になってやっと自分にあうかすぐに分かる漫画嗅覚みたいなのが出来た感じです
瞬時に見極めるので危険物管理も万全です
とっても便利です

8点 バガボンド
歌手に多いのだけど、自分を侍とか武士(もののふ)とかに例える人を見るとそれは正直どうなのよと引いてしまう。
日本の武士道、西洋でいう騎士道は誇り高い象徴みたいに扱われるが、なぜそのような心得が必要なのか、その元々の理由を知っている人は少ない。これは暗に隠されたのかな?そこまではわからないが、武士道や騎士道は心の最後の防波堤みたいなものです。つまり、戦場で命をかけた究極の精神状態におかれた兵士はどの世界も決まった行動を起こす。犯す、殺す、奪うという行為だ。不快に感じるかもしれないが、これが歴史が語る現実。それを予防する為に昔の人は、心の防波堤として、個人の誇りに訴る武士道やらを作ったのです。だから命をかける必要もない平和な時代の日本で侍とかって言われるとやっぱりどうしても引いてしまう
なんだか作者も軽く侍とかいう人に嫌気がさしていたのかもしれない。武士(もののふ)の頂点を目指そうと血塗られた修羅の道を突き進む武蔵。逆に、誇りある武士道の世界に生きようとするが、怖くて、情けなくて、挫折し、逃げ出す又八との対比は凄く面白い。
この漫画は、武蔵の史実とは随分違う。超有名な剣豪の宮本武蔵の頂点を目指す足跡までの心の葛藤は、同時に作者自身の心の葛藤でもあり、だからまぁ史実からそれちゃうのもしょうがないのかもしれない。作者が迷っていたりテンションが落ちたり上がったりの様は即作品に出ている。逆にそれが、生々しく、残酷さ、誇り、狂気、挫折、そういった武士の生き方を素直に実感できた
バガボンドって意味は英訳で放浪者、意訳すると浪人とか武士を指す言葉でもあったはず。確か・・・
最初は単に強さを求める旅をしている武蔵のことを指してるのかと思ったけど、彷徨い迷う作者自身をも指しているのかと今更ながらに気づいた。
頂を目指す武蔵の、そして作者の心境はどういったものになるのか。逃げずに最後まで描ききって欲しい。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2006-12-02 19:19:33] [修正:2006-12-02 19:19:33] [このレビューのURL]
10点 ぼくんち
読んでない人は、戦後すぐの生きるので精一杯の日本の姿を想像するといいかもしれない。シャブを売り、体を売り、あまり見たくない人間の生活だ。それくらい貧しくてみんな生きていくだけで精一杯だ
余裕がない彼らの心は剥き出しだ
だからこそ、滑稽で笑えるし、素直に心が動かされる
そんな世界を見るのがダメな人はキツイかもしれない
それくらい、この世界はリアルだ。絵がリアルでもないのにね
いや絵がリアルだったら、こういちくんの技は笑えないか(笑
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-02 18:34:09] [修正:2006-12-02 18:34:09] [このレビューのURL]
8点 ラフ
主人公の大和圭介が、なぜか他には人当たりが良い女の子に人殺しっと言われ最悪な関係から始まるお話
その設定に一気に引き込まれた
初めて読んだ時すごいおもしれーが感想だった…けど、よく考えたらこれって水泳が舞台だけど、水泳の面白さは全然伝えてないんだよね
いや、そんな事を気付かせないくらい面白いって事だ
うんっ、そうだ。
あだち充はすごい職人なのだ
だから、スポーツ漫画っていうより、水泳を舞台にした恋愛漫画っていうのが正しいのかもしれない
水泳の世界が見たい!って人は気分しか味わえないので注意
微妙な人間関係の展開は見ている側をハラハラドキドキさせる
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-12-02 17:32:05] [修正:2006-12-02 17:32:05] [このレビューのURL]
7点 はじめの一歩
1巻と20巻くらいを比べるとわかるけど、ボクシングの表現が圧倒的にスピード感が増してるのがわかる
これは、「あいしてる」ってマンガのボクシングの表現を全部パクっちゃったから
表現のパクリはどの作家もしてるけど、もうまんまかいってくらいだ
すごいのは、その本家よりもこっちのほうが面白いなぁっと感じる事。いや、あっちもすごい面白いんですけどね
作者のボクシング愛があったからだと思う
鴨川ジムのみんなは強くはなっているが、人間的には大して成長してなく、人間ドラマとして失敗してそうなんだけど、そんな事もない
熱い男の戦いがこの作品では見られる
でも書きたいこと書いちゃって、30巻くらいからはマンネリ化が続いちゃってる気がする
作者の引き出しはもうないのかな。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-02 17:05:31] [修正:2006-12-02 17:05:31] [このレビューのURL]
6点 ライジングインパクト
最初は主人公のプニプニ具合がとても良かった
読んでない人にはわからないがとにかくプニプニなんすよ
んが、それ意外のがスポーツ漫画の部分は型どおりの展開でガッカリ
出てくるキャラクターも外見はいいんだけど余り深みがない
例外的に、ガウェインとパーシバル、黒峰が出てくる時だけ話にふくらみが出てくる
これって、ガウェインとパーシバルは作者がモデル
黒峰がアシスタント兼嫁さんって事で深みが出たのか?
いや、誰が本当にモデルなのか知らないけど、まぁこの3人以外の掘り下げが浅い。浅いキャラクター同士がぶつかっても、熱くなるドラマは生まれない
世界観はほんわかしてて好きだったので残念だ
後日談が充実してたのと、プニプニが好きなので少し加点
後日談がちゃんとかかれてる話は好きです
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-02 07:59:01] [修正:2006-12-02 07:59:01] [このレビューのURL]
4点 ブリザードアクセル
物語は過程が大事で、過程がちゃらんぽらんだと結果だされても全然感動できないものです
んでも、この主人公は努力はしてるが、いきなり試合でどんどんうまくなってる結果がほとんど
これじゃ、あんまり練習しなくっても簡単にできるスポーツって思われちゃうんじゃないかな
ジャンプ卒業してるんだから、もうちょっと努力、友情、勝利の見せ方くらいはちゃんとして欲しい
マンガ界では初といっていいアイススケートマンガなんだから、もうちょっと一般の人が知らないアイススケートの裏側が見たい
技の解説がやたら多いが、そんなのでアイススケートの技の難しさが伝わるわけがない
もうかなり技うまくなってるので、今からじゃ巻き返しは厳しいな
後、幼稚な演出多すぎ
狙ってるのがものすごく低年齢層なのかな
んでも楽しめるのは小学生4年くらいまでの演出だと思った
鈴木央は個人的に好きなんですけど、これには面白いと思える要素がほんと少ないな…
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-12-02 07:27:58] [修正:2006-12-02 07:27:58] [このレビューのURL]
5点 ああっ女神さまっ
男の願望バリバリで始まる漫画
正直不健康と思われる設定やタイトルはどうなんだ、これ
最初に狙ったターゲットがマニアック過ぎたけど、なんだか続いてる
主人公が願ったら女神のヴェルダンディが現れて、一緒に住むことになる話
このままだと、エロ路線まっしぐらなので、主人公を純朴な青年にしたら、全然話ふくらまなくなっちゃったなんだか見切り発車的な作品
色々キャラ投入されるが、効果は薄い
11巻くらいで、やっとこさライバルに女神のペイオースが現れるくらいで世界観がやっと完成。話にふくらみが出てきた。長いなオイ
それまでは、ヒロインのヴェルダンディーが完璧すぎてつまらない。いや女神だからしょうがないんだけどね
たまに、寒いセリフが出てくるが、あれはいただけない。消化不良をおこして、お花畑が見えてくる
それ以外はドタバタ度もまして、後半くるほど面白いと思う。なんか普通は後半飽きられるドタバタコメディーものとしては変わってるマンガだな
まぁ 狙ってる客層がオタクから、ウケちゃって一般向けにまで広げたのが原因かもしれない
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-02 06:47:23] [修正:2006-12-02 06:47:23] [このレビューのURL]
6点 シュナの旅
これって漫画なのかな。まぁいいか
正直なとこ宮崎駿の直球はあんまり面白くなかった
宮崎駿自体がすごい人なので、エゴバリバリなほうが、逆に作品に厚みがでて面白い気がする
演出力が最高レベルといっていいほど高い人なので、演出のない直球でこられるとどうもイマイチでした
でも世界観はすごいし、こめられた思いは伝えてくるのはさすがです
でもエンターテイメントとして、マンガとしての面白さとはちょっと違うと思った
絵本としてみると、心に残るものはたくさんあるし、もっと評価高いです
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-02 06:17:29] [修正:2006-12-02 06:17:29] [このレビューのURL]
8点 NARUTO-ナルト-
思ったよりと評価低くてビックリ
オレはナルト普通に面白いです
一番すごいのは作者の底力
これって、ちょっと覚えてないけど5〜6巻くらいかな。護衛任務終わるくらい
それくらいでもう全部ナルトの面白さって出しちゃってるんだよね
でも、未だに飽きずに面白い
作者の引き出しの多さはオレが想像していた以上だ
そして見せ方、演出なんかウマく計算された面白さがある
ナルトが大人になっちゃった最近でも、ジーンとくるところがあるし、ちゃんと伝えようとしてる事は伝わってくる
最近の少年誌は、8割がバトル漫画だけど、正当派でこんなに工夫してる王道少年バトル漫画あんまりないんじゃないかな
ただどんどん暗くなる
もうなんというか厳しい世界観や、ナルトの成長の方向性なんかもあって、大事な人が死んでいくはわかるんだけど、まぁ暗いなぁ。
もうちょっと昔はスカッとしてたんだけど、最近は漬け物石をドンドン積まれてる感じだ
まぁ、それでも話の出来は週間連載のなかではかなり秀逸だと思う
これからも、期待してます
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-12-02 05:54:33] [修正:2006-12-02 05:54:33] [このレビューのURL]
5点 僕と君の間に
これってば、最初とラストはすげー盛り上がります。オレはそうでした
基本的にこれは、世界を旅する冒険ものです
色々な世界が出てきます
でも正直、最初と最後の世界以外は、借り物の世界で、おまけに話の作り方も借り物なんですよね
世界は借り物でもいいけど、お話はもうちょっと練り込んでいこうや、が素直な感想
でも、最初の切なくも幻想的な世界と、ラストの世界は、ほんと見事
ヒロインの姉ちゃんも、ターミネータ2のT1000みたいな動きと、すさまじい強さがカッコイイです
最後は話も盛り上がりました
後日談もちゃんと何コマかあり、読後も気持ちいいです
んでも、途中が甘くて全体的に平凡に落ち着いた、かなり惜しい冒険ファンタジー
鈴木央の代表作なのは確か
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-02 05:29:27] [修正:2006-12-02 05:29:27] [このレビューのURL]