「pocky285」さんのページ

総レビュー数: 6レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年01月03日

 南波兄弟が、宇宙飛行士になる夢をかなえていく物語。
 どうやって彼らが数々の試練を明るく乗り越えていくのかを楽しみながら読むマンガです。
 好きなシーンの1つが、31巻の#287。兄に先んじて宇宙飛行士になった日比人が、事故により初めて挫折し、NASAを辞してロシアで兄の後を追って再起を目指す過程で、ロシアの月プロジェクトのバックアップクルーに選抜されるかどうかというシーン。ロシアでの恩師の娘、オリガの姿を見て日比人は拳を握りしめる。
  
その拳の中に
根拠もないし自信があった訳でもない
ただ   握りしめたんだよな オリガ
"絶対"を

努力もせずに根拠のない自信を持つのはタチが悪いが、やることやったあとは、自信を持たなくてはいけない。実際は時間にも体力にと限りがあるわけで、100%のことはできないわけだ。その限られた条件の中で、出来る限りの力を尽くせばいいのです。
 オッサンたちが主役のマンガですから、私もこうやって人生を乗り越えていきたいと思いました。

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[投稿:2018-03-25 17:22:18] [修正:2018-03-25 17:22:18] [このレビューのURL]

 西夏国に強い恨みを持ち、西夏の文字を焼き払おうとするモンゴルの大ハン、チンギス・ハンから西夏の文字を刻んだ玉音同を守る戦いを描いている。現代日本の高校生の魂が乗り移るところから物語が始まる。つまり西夏人の女戦士である悪霊=シュトヘルには男子のスドー、西夏の王子で実はチンギス・ハンの血を引くユルールには女子のスズキさんが乗り移る。
 壮大な設定と西夏文字のなんとも言えないデザインにひかれる。発想がすごい。ただしあまりにモンゴルや西夏のシーンが長く激しすぎて、結局スドーとスズキさんのキャラには感情移入できず。

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[投稿:2017-10-21 19:31:09] [修正:2017-10-21 19:31:09] [このレビューのURL]

6点 聲の形

耳の聞こえない少女の物語ではあるが、感動ものではない。人にきちんと向き合うことの大切さを教えてくれている。それは健常者も障害者も関係ない。ただし、ストレートにそのままぶつけてしまうと、植野直花のように、誤解されてうまくいかない。冷静に、でもまっすぐ人の気持ちや、困難な仕事に向き合おうと読後思いました。

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[投稿:2017-07-30 18:22:24] [修正:2017-07-30 18:22:24] [このレビューのURL]