「Masaki」さんのページ
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10点 野望の王国
とにかくどこを切ってもイカレた(褒め言葉)展開だらけの漢劇画といっていいでしょう。冒頭からして東大で勉強した結論がこの世は荒野だ!!ですからね、ぶっ飛んでると言っていいでしょう。
その後のストーリーもどこもぶっ飛んでいて、自宅にタンクローリーが突っ込んでくるのは当たり前、ヤクザの内紛で軍隊を雇って街の各支部を爆撃するなんてのもあります。とにかく暴力、暴力、暴力!!の漫画です、暴力を取ったら白紙になるレベルのw(褒め言葉)
敵役の柿崎の極悪非道な鬼畜っぷりは清々しいレベルですし、しつこさも物凄いです。また本来は味方のはずの兄と主人公がお互い裏を読み合う謀略展開も素晴らしいです、
最終盤の天星編がボスとしてのカリスマ不足もあって蛇足気味ですが、それを差し引いても凄い作品です、面白いというよりは凄い、が一番ピッタリ来る評価です。
これも野望は男の体と魂をも焼き尽くすせいです、しょうがないですね!!
というわけで10点です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-15 12:00:37] [修正:2013-09-15 12:00:37] [このレビューのURL]
10点 THE レイプマン
まさかのレイプ魔が主人公という、今となっては絶対にありえない作品ですw
何が凄いって、色んな問題をレイプ1つで解決し、しかも大体が丸く収まる(話によってはレイプされた女性が喜んでハッピーエンド)という、女性が見たら卒倒するようなストーリーなところですね、連載当時も女性団体などから抗議があったとかなかったとか。
何よりどこを切ってもレイプと濡れ場しか無いのに、成年コミックならいざしらず、一般コミックとして発行されていたというのも凄まじく、正に時代を感じさせるものとなっています。
漫画としての純粋な評価ははっきりいって測定不能ですが、こんな突き抜けた設定&内容の本を一般書籍として発行した勇気と、中学・高校時代色々とお世話になったという思い出点で10点つけちゃいますw
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-09-15 08:45:45] [修正:2013-09-15 08:45:45] [このレビューのURL]
10点 ゴルゴ13
自分の中で一番好きな作品を一つ挙げろ、と言われたらさんざん迷うでしょうがこれになります。
この漫画に触れたのは小学生当時でしたが、さすがにこの頃は話が難しく濡れ場シーン目当てで飛ばし読みレベルでした。
ですが中学、高校、そして大人となりある程度の理解力がついてくるに従ってゴルゴの強さと魅力、そして何よりストーリーの面白さに引きこまれていきました。
秀逸なのはゴルゴは主役であって主役ではなく、そのゴルゴを使うことになる依頼者側が主役なんですよね、なのでどの作品にも依頼者側の正義、そして狙われる側の正義というのが俯瞰的に楽しめるので飽きがこないのが素晴らしいです。
そして時事ネタを扱うため、冷戦の真っ只中でソ連とアメリカがスパイ合戦にしのぎを削ったり、ナチスの残党がブラジルに拠点を築いていた、といった懐かしいものや、
今となっては他人事にはできなくなった原発事故、冷戦終結後の民族主義の台頭、近年では国家的盗聴組織やロボット兵士といった、
生々しい時事が作品に散りばめられているため、いつ読み返してもその当時の背景を想像できるのもいいですね、
作品はあくまでフィクションですが、書かれている時事ネタは中々深い物が多く、いつも考えさせられます。
自分の中ではモノの考えのみならず、間違いなく人生に影響したといえる正に傑作です。
劇画なので合わない人はいるでしょうが、食わず嫌いで終わらせるには惜しい作品です、一度は読んでみて!と自信を持ってオススメしたい作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-09-15 07:54:08] [修正:2013-09-15 07:54:08] [このレビューのURL]