「ジブリ好き!」さんのページ
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4点 世界の終わりの魔法使い
彼のコミカルな画でディエンビエンフーのような作品を描くから、インパクトや魅力を感じる気がする。
この内容でこの画だと、むしろ迫力がない絵本(悪く言えばらくがき)って感じのデメリットだけが残ってしまってる気が…
けどつまらなくはなかった。ほっとする終わり方でいい感じ。
「プー」ってセリフも好き。
独特のノリのキャラは愛せる。
ファンなら買ってもいいけど、見かける機会が少ないかもしれません。
西島先生を初めて読む人は、これ読んでからディエンビエンフー読むとショックを受けると思う。、
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[投稿:2009-12-31 00:03:26] [修正:2010-04-07 13:50:57] [このレビューのURL]
4点 猫mix幻奇譚とらじ
1巻のみの感想。
物語の内容自体は子供向けの、RPGゲームのような感じ。
ただ、キャラの心理変化は結構魅せるものがある。
相変わらず、グロシーンもグロにならないよう配慮した画。特に戦闘シーンはそう感じました。
バトルシーンは全く期待できませんが、ベタながらもストーリー自体はつまらなくはない。猫との他愛ないやり取りが面白いです。
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[投稿:2010-04-02 23:48:11] [修正:2010-04-07 13:48:18] [このレビューのURL]
7点 MONSTER
完成された世界観とヨーロッパの街並みが魅力の作品。
最初、この作者のスタンスは、伏線ぶちまけといてある程度は回収してやるけど後はお前らで拾え、って感じだと思っていたが、この作品に限らず、話の中で補完できないなら自分で補完してしまえばいいと思うようになった。もちろん、この話の続きを勝手に想像するとかじゃなくて、この話を読んで感じたことや、少ない情報から推測できることを繋いでいけばいいと思う。
ラストに何を含んだのかは確かに不明瞭ですが、作者がどんな意味を込めていようが、この物語の意味は自分自身の感性で求めればいい。それは、作者がこれはこう読め、と補完できるように情報を与えられ盲目的に読まされてしまう作品ではできない、こういった作品でのみ許された特権です。
ただ、やはり伏線化してストーリーを引き延ばしていく手法が、自分には終始じれったく感じました。連載では続きを気にさせる良い方法かもしれませんが、長引いて話がわかりにくくなるし、単行本では終始まだかまだかと生殺しにされた気分でした。
ところどころストーリーと関係ない話がありますが、その部分も面白かったりします。あとは、ヨハンを巡る、もしくはテンマ達を巡る冒険で、僕らが何を感じられたかで、評価が決まるのだと思います。
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[投稿:2010-03-20 10:41:39] [修正:2010-04-07 01:53:26] [このレビューのURL]
8点 リアル
テンポが遅いって言うよりは、流れゆく日常を丁寧に描いているって言うのが正しいのかな。
漫画や小説の時間の流れって、簡単に「そして3日後」って感じで軽視されちゃうんですが、実際僕らの生活では、1日あれば何かしらの発見なり進展なり、大であれ小であれ、あるものです。
そういったものが、スピード感の重要な少年漫画などでは省略してしまうのはわかるんですが、この漫画はそういった「1日1日の進歩」を排さず描いてくれているから嬉しい!
だからこそリアリティが生まれ、読者との距離が縮まってキャラに感情移入しやすくなるんだと思います。日常という「リアル」を見事に描き切っている!
そして更に凄いのは、あまりに「リアル」な日常を描いているためにスポーツ漫画としての迫力は弱く、また日常的すぎてエンターテイメント性も薄いのに、ここまで一般受けさせた作者の技量です。
井上先生マジパネェっす!
ただ一つ難を言えば、ちょっと発刊(というか連載)ペースが遅すぎ…巻が出るたびいちいち読みなおすはめに。
ま、その価値はあるんですけどw
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-04-05 15:54:39] [修正:2010-04-05 20:27:19] [このレビューのURL]
9点 SLAM DUNK
読めば見入ってしまう、今の世代の人なら誰もが知ってる名作スポーツ漫画!激熱!!
結局優勝できなかったってところが、少年漫画臭くなくて好きです。
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[投稿:2009-12-17 22:04:50] [修正:2010-04-05 15:41:38] [このレビューのURL]
7点 多重人格探偵サイコ
犯罪評論家:大塚英志が原案担当の、最高にイカレタ犯罪劇場!
とにかくグロい描写と難解で狂ったストーリーが魅力。
いや、単純に「難解」って言うのはちょっと違うかも。
僕自身は全く理解できません。たぶん、それは読解力があるかないかって問題じゃなくて、このイかれたキャラクターの心理が理解できるかどうか、何だと思います。
色々国家やなんやを巻き込んでスケールが大きいように見せてますが、実際は多重人格やら犯罪心理やらといった「内面」がポイントな気がします。ルーシー現象も洗脳も、結局は極端な内面干渉ともとれるし。
まぁほとんどSF入ってるし、イかれた犯罪者の(特に殺人犯)の心理なんて分かるわけなく、結局エンターテイメントに落ち着くと思います。
そもそも意図的に矛盾を生じさせてるそうですし、小説版と合わせて補完できるような箇所も多いので、ちょくちょく見え隠れする壮大そうなストーリー性を追ってしまうと、一気にチープな感じがしてしまいます。僕もこれが凄いのかチープなのかずっとわからないでいましたが、もう割り切りました。
ただ、ちょこちょこ出てくる思想には共感できる部分があります。
例えば、鬼干潟の「プライドとは、偏狭なナショナリズムにすぎない」って言葉。要するに、プライドなんてものは民衆を意気付けるための政治道具なんだから、国を支えるトップには無意味な拘束に過ぎず、必要ないってことなんですが、ここまで割り切った考えは凄くかっこよく感じました。
画ですが、田島昭宇さんのワイルドでかっこいい画は一枚画でその真価が発揮される気がします。漫画だと、kazuさんの言うとおり「人形劇」をやってるような感じで、カクカク具合も目につきます。
なんだかんだで、色々掲載誌変わりながらも追ってる好きな作品です。
ただ、大学の「犯罪心理学」授業で大塚さんについて学び、テストが興味あるトピックを述べよってものだったので、宮崎勤事件を書いたんです。宮崎事件に大塚さんは結構関わってるので。んで、トピックを選んだ理由を述べる際、理由だし何でもいいかと、大塚さんとこの作品への興味を書いたら、最低評価をもらいました。
教授も犯罪評論家なのですが、そういった人たちの間で大塚さんがどーゆー風に思われてるのか…
漫画原作者としては、リヴァイアサンとか黒鷺死体宅配便とか作っちゃう人です。まぁ、そーゆー人ですよw
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-04 15:06:25] [修正:2010-04-04 15:40:54] [このレビューのURL]
9点 ヨイコノミライ!
彼らの痛みを感じ取ってあげてください。
この漫画はオタク文化の負の面を描いた作品です。
ですが、オタクに限らず、この作品を読んで感じるものがあると思います。
それだけ作中に出てくる考え方や人格はリアルで多様で現代的なんです。
彼らを反面教師として捉えてください。
彼らの記号的な人格や考え方に、少なからず僕らも当てはまる部分があると思います。彼らを見ていて「痛いなぁ」と感じるのは、彼らが本当に痛い人間だからだけではありません。
それは、自分自身を客観的に垣間見てしまった痛さなのです。
ここまで極端な人格はしてないぞ!って思うけれど、実はその境界線はかなり微妙なものなのかもしれないのだから。天原君ではなくとも、井之上君である可能性はあるのです。
この作品の素晴らしいところは、単にそうした説教くさい一面をもってるだけではなく、しっかりと読ませるストーリーをもっていることです。娯楽作品としても面白く、例えば1巻の番外編は、それ自体はハッピーエンドですが、本編とリンクしてるのを確かめるとすごく怖い話になります。
ぺんぎん書房の倒産で、長く続けるはずだったのが短く終わってしまいましたが、しっかりまとまっているのも凄い。
記号的なキャラのオタク達が、部誌と青木をきっかけに、その日常を変えていく。初めこそ記号的であったキャラたちが、経験とともに人間的なキャラクターへ進化していきます。しかし、それは一概に「成長」とは呼べません。
才能をもちながらも本気になろうとしない瞬や、繫がりを捨て己が夢へ歩む大門。
そしてラストは井之上と青木で終わると思ってただけに、あの二人の対比で締めたのは秀逸でした。
現実に出なければ傷つくこともない。
いつまでも安全で好き勝手言える内輪の世界から抜け出せない者
夢に向かい、安全地帯を捨て、傷つくことも覚悟しながら前へ進む者
成功の保証なんてないのだから、どちらが良いことだなんて言えません。ただ、どちらがかっこいいか、人間的な進歩につながるのかはわかります。
今学生の人だと特に共感できる部分が多い作品です。
また、こうしたサイトでレビューしたりする人ならば、一度は読んでおくべきかとも思います。
ある批評家が「僕ら批評家が作品を批評するのは、その作品を愛してるからなんです。いわば、その作品の恋人のよう」と言ってました。確かに、新しい見方の提示にはその作品を読み込むことが必要です。でもそれ以前に、その作品を愛することが必要なんですよね。人間の恋愛のように、たとえ悪い部分が多かったとしても、総評すれば「大好きだ!」と言える愛の批評。『本物の批評』とは、批判とも感想とも違う、貶めるものではなく魅せるもの。
少しでも天原君のような批評観をもってしまったことを全力で戒めたい今日このごろ。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-02-15 01:22:36] [修正:2010-04-03 00:58:47] [このレビューのURL]
5点 変ゼミ
変態の変態による変態のための漫画。
アニメ化される的な話があるので需要があるらしい。
部屋で一人で読むべしとマンガ自体が警告しているが、まさにその通り。つまり買うしかない。
なるほど、そりゃ需要あるわなw
個人的には好きでも嫌いでもない。受けつけないという人が大多数な気がする。
巻を重ねるごとにやばくなります。
興味ある人はどうぞ。保証はし兼ねますけど
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-16 22:00:48] [修正:2010-04-02 23:41:03] [このレビューのURL]
4点 マギ
見せ方や構成が上手です。主人公だけを追うわけではなく、他のキャラごとに視点が変わり、物語が進んでいく。
舞台は西アジアから東アジアって感じで、ジャンルは冒険ものなんだけど、それ自体が見どころなわけではない。バトルもオマケ程度。
見どころはストーリー自体、つまりは視点となってる人物が置かれた状況や苦難を解決していく様や、ちょっとした伏線付きの謎多いキャラを探っていく様だと思う。
ただ個人的には、笛の巨人ウーゴ君をはじめあまりにキャラに魅力を感じないため、読んでくのが辛い。どう化けるかに期待!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-20 15:23:52] [修正:2010-04-02 23:35:06] [このレビューのURL]
4点 アーティストアクロ
独特なバトル法だけど、雰囲気や展開は既出でよくある感じ。
画はきれいで、キャラはかわいらしい。少しバトルには向いていない気も…
連載開始からWebまで追っかけて、つい最近終了。
ところどころ良い部分があったけど、最後クラウンが助けてくれた理由や、バトルのご都合さが、やっぱり未熟だなぁと思ってしまう。正直、バトルにはオリジナリティがなかったなぁ…
もう少しバトルじゃなくて人情ものに話が進めば、設定的に楽しめた気がする。可もなく不可もない作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-13 18:08:07] [修正:2010-04-02 23:31:37] [このレビューのURL]
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