「佐々木裕健」さんのページ
- ユーザ情報
- 1981年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://gauger.hp.infoseek.co.jp/
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- 78500
- 自己紹介
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現実をさまよっている、学生とフリーターの中間の生命体。
10年ほど前に存在したサイト「M.M.J.〜漫画無間地獄〜」にも投稿していた経験を持つ。
ネット空間に実名をさらす命知らず。
「レビュー」なんておこがましいですね。単なる「野次」です。
どんなクソでも漫画家にしてみればそれなりに人生を捧げて創っているわけでしょうが。
感想、批判がありましたら、下記のアドレスまで。
p-m-institute@hotmail.co.jp

10点 うしおととら
某オタキングの言うように私も、この作品を「少年漫画の王道の限界に到達した作品」と位置づける。
元気いっぱいの男の子が絶対に曲がらない正義の心を持って、悪をやっつけていく。
この単純な絵空事を、リアルに感動できるまでギリギリに突き詰めていけばこうなるのだろう。これ以上は、「正義とは何か、悪とは何か?」という域に入ってしまい、勧善懲悪が成り立たなくなってしまい、青年漫画の域に入ってしまうからである。
私にとって、多分これを越える王道の少年漫画は二度と出てこないと感じている。
たとえば《ワンピース》は今一番勢いがあるが、それでも「戦闘が冗長」といった批判がある。《うしおととら》には戦闘も含めて冗長が一切無く、これ以上短くても長くても良くないというバランスが取れている。
また、数多くのレビュアーが指摘している通りに、最後の決戦の際に、それまでに出会った仲間たちが全員加勢する、死んでしまったものはあの世からかけつける。これを超える展開が過去にも未来にも存在するだろうか?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-12 17:54:34] [修正:2007-06-12 17:54:34]