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「闇夜に遊ぶな子供たち」の続きも読みたいけど、出ても同人になりそういうのは実に残念な話。
ホラーMがなくなったのはやっぱり痛い。
10点、9点…個人的なバイブル、名作。
8点、7点…お気に入りの作品。
6点、5点…十分楽しめた作品。
4点以下…うーんって感じの作品。わりと適当。

9点 ぶっせん
貧乏に喘いでいた仏物専寺の坊主雲心はある日思いついた。そうだ、お金がないなら学校を始めればいいんだ!
「50単位で悟りだ!」募集をかけて集まってきたのは個性豊かすぎる生徒達だった…
禅寺ぶっせんを舞台にしたとんでも仏教コメディ。何この色物すぎる設定?と思うかもしれません。だまされたと思って読んでみてください。するともうあなたはぶっせんの虜です。
これだけ笑わせてもらった漫画は久しぶりだった。
ぶっせんの面々を中心に出てくる人物の愛すべきアホさがもう大好き。現実にいそうでいない個性的なやつらばっかりで楽しくなります。少なくはない登場人物が幾重に絡んで笑いをとっていくさまは、まさに喜劇を見ているようです。
各話の終わりでしっかり落として笑わせてくれるのはまさにギャグ漫画のそれです。単体として見ても十分におもしろい。しかし実はジョーや三条の話に代表される青春を描いた物語でもあって、各話でみるとギャグ漫画、全体でみると青春漫画という二重構造になっているんですね。だからこそ少なくはない登場人物たちを多くはない巻数でより魅力的に描写できているし、それがまたコメディパートをおもしろくする好循環となっています。
最後は地味に脇で進めてきた話がぶっせんの卒業式に結実する。本当にコメディか?ってくらい泣いてしまった。どんなに楽しいこともいつかは終わってしまうこの寂しさは今日から俺は!を読んだ人は分かると思います。冷静に考えるとどちらかというとバッドエンドのはずなのにこの清清しさというか希望に満ちている感じは何故だろうw
レオなどコマの裏での小ネタも充実しているので探してみると楽しいです。
設定といい絵柄といいパッと見て買おうとはしないかもしれない。でも紛れもない名作なんです!読まなきゃ損!
このおもしろさを人に宣伝したい気持ちもあれば自分の中の宝物にしときたい気持ちもあるという…そんな漫画です。
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[投稿:2011-07-15 23:56:04] [修正:2011-08-01 19:46:34]
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