「右から左へ。」さんのページ
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得点操作をしている人たちへ。みんなが迷惑しています。即刻やめましょう。
得点操作とは。
平均点が高い、もしくは低い作品に特に「さしたる理由もないのに(ここが重要、得点のみのレビューも含まれる)」低い点数、もしくは高い点数をつけること。主に自分の好きな作品のベストランキングをあげるときに用いられる。
ブログを立てました。よければブックマークのほうをお願いします。ブログではメテオスというHNを使っています。ご了承ください。
掲示板機能がようやく直るのでしょうか。掲示板を直すついでに、得点のみのレビューや荒らしのようなレビューを全部削除していただけるとありがたいです。また、ナイスレビュー票を投じる際に、コメントを書き込めるようにしていただけると、レビュアーと投票した人の双方にメリットがあるのではないかと思っています。あとは、レビュアー検索の導入を希望します。好きなレビュアーのレビューを参照するのが、今のままだと少しやりづらいです。

6点 シャーマンキング
皆さんちょっと評価辛くないですか。ってことで一筆。
ラストこそ未完で終わらせてしまったが、序盤、中盤まではそこそこまとまりのある話だったと思う。アンケート至上主義の週刊少年ジャンプの編集部の阿呆な方針で打ち切られたものの、武井宏之自身、様々な場所でシャーマンキング打ち切りの無念さを述べている。ゆえに、伏線や能力のインフレのせいで話が滅茶苦茶になったから打ち切ったというのはあやまりだと思われる。
元の話に戻る。
絵も、オーバーソウルのメカっぽい描写など、好き嫌いは分かれるとは思うが、私としては結構好きであった。コスチュームがオーバーソウルの能力に影響するとか、面白い設定もあった。また、皆さんがおっしゃるように、アンナのサイドストーリーである恐山ルヴォワール編では、武井宏之の持つ才能の片鱗が見えた。
詩とストーリーを融合させるうまさは、他の同様の漫画家よりも優れていたと思うし、情緒あふれる恐山の描写もうまく描けていた。何より、アンナがなぜあれほど葉に固執しているのかもわかるように、サイドストーリーで設定を回収しようとし、連載継続への積極的な姿勢がうかがえた。
終盤はやや失速気味であったが、それでも他の週刊少年ジャンプ連載作品と比べて、著しく品質が劣化しているわけでもないように感じた。何より、インフレや設定の破たんは長期連載作品では、ほとんどの作品で見られることであるわけだし。そもそもハオが強すぎるおかげでインフレも吸収できる要素があったわけだ。
それだけに打ち切りは残念だった。あれさえなければ平均で7点ぐらいの評価になってもおかしくない作品である。惜しいんだが、未完終了だけは言い訳のできない事実であるので、やや辛めに6点とした。良作漫画ではあると思う。
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[投稿:2008-10-19 19:19:59] [修正:2008-10-19 19:19:59]