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9点 闇金ウシジマくん
最下層の人種が織りなすドラマが、読み手の心を抉ってくる。
残酷シーン自体は、自粛のせいか直接的な描写は避けられているが、
間接的にグサッとナイフで刺される、切られる、抉られる。
そんな気分だから、自分の体調が良くないと、すぐに本を閉じて
しまって読めなくなる。
1か月以上かかって18巻分読んだけど、もう手が出ない。
基本的にダメ人間が堕ちていくんだが、世の中にダメでない人間と
ダメな人間は、紙一重なんじゃないか?
読者は「ああ、オレはまともな人間で良かった。」と安堵するかもだが、
長い人生、いたる所に罠がいっぱい仕掛けられていて、穴に堕ちた後、
ここが地獄だったと気づくんじゃないか、と不安にさせる。
大人の教育用教材として、国から18歳成人になったら無料配布
すればいいんじゃないか。
世の中、それで結構浄化されるかもよ。
いろいろ妄想を抱かせるこわーい漫画だった。
もう読みたくない名作。
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[投稿:2024-04-13 09:48:54] [修正:2024-04-13 09:48:54] [このレビューのURL]
9点 SLAM DUNK
私がバスケを始めるきっかけになったのが、このスラムダンクです。
中学高校大学とバスケットボールをやっていた私にとってはとても強い想いがある作品でもあります。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
スラムダンクを読んだことない人でも一度は聞いたことがある名言だと思います。
経営を生業としていると、様々な局面を向える時がありますが、困難な時に脳裏にこの言葉がよぎります。
困難な時に諦めたくなる時は大体が自分の目的を見失って、目の前の仕事しか見えていない時です。
そんな時は改めて目的を明確にし、足を止めずに進んでおります。
例えばショッピング同行や顔タイプ診断などファッション関連の事業の目的としては、自分に似合い、テンションのあがるファッションを纏うことで、お客様がより自信がつき、新たなチャレンジの後押しをすることです。
目的を持って結果になるまで継続していく大事さを思い出してくれる作品です。
ちなみに私が今新たに始めようとしてるのが、インスタやnoteの定期更新です。
日常のことやファッションなどのことを更新しているのでぜひ見てください。
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[投稿:2024-04-08 14:59:08] [修正:2024-04-08 14:59:08] [このレビューのURL]
3点 きまぐれオレンジ☆ロード
80年代頃の少年誌には、定番のラブコメが不可欠だったようだ。
マガジン誌には「The かぼちゃワイン」が、サンデー誌には
大ヒット作品「タッチ」(その後もあだち充のラブコメは長く
サンデー誌の代表作家となる)がともに81年から長期連載されている。
マガジンだって負けてられない。
そこで登場したこの作品と推測される。
先の作品群には可愛さ、健気さが際立つのだが、ここは少し
大人への入り口を予感させる構成。
ロングスカートに大きな帽子という姿の表紙絵に特に代表される。
ただ、少年誌において、その路線は必要とされたか。
少なくとも私には合わなかったようだ。
今気づいたが、そういう意味では、ジャンプ誌はその辺りの
軟派なラブコメとはその後一線を引いていたような気がする。
それとも存在してもヒット作品が出なかっただけか?
いずれにしても、各紙が競い合ってラブコメを少年誌にも
揃えていた時代の産物というところ。
さて、内容ですが、当初の売りだった超能力少年は、いつのまに
やら脇にやられてるのが気になります。
多分、学園ドラマからラブコメ路線に変更したのでしょう。
結局、恋愛憧れ世代の少年たちのためのバイブルになりました。
しかし、ストーリーは毎回、毎巻そっくりであって、繰り返し
焼き直されます。
時折出てくる幽霊モノや、プールサイド、海岸ベリのお約束の水着モノ。
留守宅での二人のどきどきお泊りや風呂シーン。
温泉での入浴シーン。
もうベタ過ぎて、毎号10秒読みですね。
少年時代は読めても、大人になった今、どうでもよい感じです。
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[投稿:2024-04-07 09:43:37] [修正:2024-04-07 09:49:21] [このレビューのURL]