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10点 天〜天和通りの快男児〜
とにかくラスト3巻の通夜編は圧巻です。
赤木の死生観と天の死生観は大きく違うようでそのどちらも
大きな説得力があり心を揺さぶりました。
無念を愛していたという赤木のセリフは人生の大きな指針と
なっています。
作品としては東西決戦編がちょっと長いことや(色々な特殊ルール麻雀が出て来た)、主人公の天が
すでに完成された人格であるため(個として独立しているというか)
正直影が薄いなど突っ込みどころはあります。
そのため、まだ未熟である井川ひろゆきという
キャラクターの心理、成長が大きく描かれ、主人公のような扱いです。
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[投稿:2007-01-21 21:28:30] [修正:2007-01-21 21:28:30] [このレビューのURL]
10点 ぼくんち
日本は比較的格差の少ない国とはいわれてるけれどれっきとした格差は存在するわけで、「ぼくんち」に出てくる世界はその最下層にいる人物たちだろう。その町で盗んだり盗まれたりだましたりだまされたりぼこぼこにしたりぼこぼこにされたり体売ったりシャブ打ったり…そんな底辺でも、底辺だからこそ見つけられる愛があるのだ。
私も愛なんて使い方によっては陳腐でうそ臭い言葉はできる限り使いたくないが「ぼくんち」に根底にあるものは間違いなく愛なのだ。
それとこの漫画は西原理恵子が意識しているかどうかわからないがフェミニズム的な見方からすると相当核心をつく言葉があったりする。妊娠したこういちくんのお姉ちゃんにこういちくんのママが「生んでも生まなくてもママはどっちでも味方。」とか猫のように子供を生んで捨てまくるばあさんが「世界中の女が子供を産めるけど世界中の女が母親ができるかというとそうでもない」とか、町で一番のワルなのにこういちくんがシャブ用注射器を女と子供に売らない理由を「子供はいいとして女にはなぜ?」と一太がたずねると「女はやらせてくれるし僕らを生んでくれるから」という一見馬鹿っぽいがものすごい含蓄ある言葉が出てきたりする。一話2ページなのにそれをテーマに30ページは描けそうな内容が詰まっている。そして私はラブコメに出てくるやたら理想化された天使のような女が大嫌いなのだが「ぼくんち」の一太二太のお姉ちゃん、かのこは菩薩のような女だなあ、とあれほど嫌悪していた女の神格化なのにあっさり受け入れられた。
とにかく、この漫画を一言でまとめるとゴミ溜めのような町でゴミのような生活をしている人々の日常の話を笑いながら泣きながら愛をみつけることができる、そんな漫画です。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2006-02-12 19:21:30] [修正:2007-01-11 22:59:44] [このレビューのURL]
10点 SLAM DUNK
文句なしの満点。
桜木や湘北の面々だけではなくライバルの
敵キャラやチームに魅力がありすぎる。
特に湘北VS陵南戦で小暮の3Pが決まった時の
柔道男の表情・・・。他の漫画とはまた一味違った
細かい表情演出が読者に感動を与えてくれる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-10 01:45:04] [修正:2007-01-10 01:45:04] [このレビューのURL]
10点 ぼくんち
やたら評判がいいから読んでみた。
1話がたった2ページの漫画。
文句なしに10点。ただのボキャブラリー漫画ではない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-10 00:42:17] [修正:2007-01-10 00:42:17] [このレビューのURL]
10点 るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―
得点のみ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-09 14:28:23] [修正:2007-01-09 14:28:23] [このレビューのURL]