「」さんのページ
<所持歴:無し。誌上にて立ち読み>
次原先生の久々の表舞台となった作品ですが、やっぱり車系でしたね。
取締役として自社雑誌での連載やけど、それでまた打ち切りにでもなったら・・・
なんて失礼極まりない心配をしてましたが、あらビックリの長期連載となってます。
車を扱ってはいますが、ジャンル的には人情ドラマといった方がしっくりくるかも。
「レストア」という名の通り、出てくる車は年代物・往年の名車オンパレード。
そして、そのオーナーの、車に対する思い出などを絡めたストーリーが展開されます。
主人公は車屋の親父、懐かしい名車の登場と心温まるストーリー。
中身(話)そのものは特に目新しいものではないですが、車マンガ=小僧のガチンコレース・バトル
っていうのが多い中にあっては新鮮さがあります。
「熱い」ではなく「温かい」車マンガですし、車に興味なくても十分読めると思います。
しかし、この方の描く女性キャラって何かこう、硬い感じがします。
女性特有の柔らかさがないというか・・・上手く表現出来ませんが。
ま、女性キャラで人気を得るタイプの作品じゃないんで別に問題はないんですけど。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-04-01 17:57:26] [修正:2010-02-07 20:13:19] [このレビューのURL]
6点 島根の弁護士
<所持歴:無し。誌上にて立ち読み>
中身はそれほど目新しくも無く、オードソックスな作りで
ミステリー・サスペンス性は少なく、人情ドラマが主体です。
特筆点は、やっぱ舞台設定でしょうか。
話の展開でチョロッと(地名や観光地が)登場する作品は過去にもあったけど、
島根県を物語のメイン舞台に設定した作品は中々無いのでは。
失礼ながらローカルな県なので、これだけで何故か新鮮さを感じます。
(自分の田舎が島根県なのでそれも影響してるかも知れません)
逆に言えば、それ以外での魅力というのが(自分にとっては)少ないということ。
それでも絵柄にもそれほど癖がなく読み易い作品だとは思います。
全話読んだ訳ではないので、たまたま読んだ所がそうやっただけかもしれませんが
台詞が標準語主体で出雲弁の台詞が少なかったように思います。
どうせなら出雲弁でしゃべりまくって欲しい気もしますが、
コテコテの出雲弁はマジで理解不能なので読み難いだけかも。
注釈オンパレードってのもどうかと思いますし、地元の今の若い世代って
出雲弁しゃべってるか分からんし。(年配の方はそれはもう凄いですが)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-04-04 07:26:06] [修正:2010-02-07 20:10:33] [このレビューのURL]
5点 デビルマン
リアルタイムで読んでいれば、結構なアンチ永井豪になったいたかも
ストーリーの概要を知った後に読むと
正直「へー」や「ふーん」とか「なるほどね」という感想しか湧いてこない
以下、良い点も悪い点も含めて思ったこと
・テンポが良いなんてレベルじゃない
超高速でストーリーが展開するので脈絡も何もあったもんじゃない
ヒロインが死ぬが、牧村美樹が死ぬというよりは幼馴染という記号キャラが死ぬだけ。
やはり読者を感情移入させるには5巻という巻数は短すぎる
・描写と画面構成について
当時は凄かったのだろう。理解はできるが、
もっと酷いエログロ溢れる現代に生きる自分は取り立て衝撃を感じない
・悪魔王ゼノンって何だったの?
・伏線の回収ができていない
例えば、僧侶デビルマンの「一月後、デビルマン軍団を・・・」とか
伏線が秀逸だというレビューをまま目にするが、とてもそうは思えない
・世界観の構築が良くも悪くも少年漫画
単純で分かりやすくはあるが、深みがない。
デーモンがそれほどまでに脅威であるならば、
それでも団結できない人間の愚かさをきちんと説明しないと子供だまし
神話を準えるストーリーと妙なエロ、そして一番の売りのグロ
歴史的意義や芸術性は認めるが、
エンターテイメントとしては佳作以下。
古い漫画でありながら、現代読者の鑑賞に耐えられる作品というのは存在する
この漫画はそういうタイプではなく、その時代の寵児であり、多数の影響を与えたが
語り継がれる作品と呼ぶには何か違う
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-07 18:06:59] [修正:2010-02-07 18:07:50] [このレビューのURL]
4点 テニスの王子様
この漫画が連載される前からテニスをやっていた
子供たちが、「お前、テニプリの影響でテニス始めたろ?」
と小バカにされる原因になった漫画。
テニスプレーヤーがいちいちイケメンなのがちょっと・・・。
主人公だけで良くないかな?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-07 17:23:10] [修正:2010-02-07 17:23:10] [このレビューのURL]
5点 Harlem Beat
<所持歴:全巻。現在は売却>
女性らしい柔らかいタッチの絵で、綺麗で見易いのですが、
それが長所でもあり短所でもあります。
連載当初のストバスという題材が気に入ってたのに、
(描き易かったかもしれませんが)高校バスケ(部活もの)になったのが非常に残念です。
高校バスケの作品は既に、「スラムダンク」「DEAR BOYS」という2大作品があったので
どうしても比較してしまい、見劣りします。
「熱さ」「バスケ描写」で上記2作品に対抗出来るものは多分ないでしょう。
必殺技?の無敵のレイアップって、要はプロレイアップ。
それを思いっきり誇張してるだけなんでしょうけど、中途半端。
中途半端にリアルで中途半端にトンデモ化してるんで、結果的に魅力半減。
ネーミングもいただけない。「無敵の〜」とか「奇跡の〜」って・・・
スポーツ物ではなく、別のジャンルであればもっと良い作品が
描けるのではないかと失礼ながら思ってたりもします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-03-19 17:00:03] [修正:2010-02-07 17:14:02] [このレビューのURL]
<所持歴:全巻。現在は売却>
外伝つっても基本が同じなんで、「最終兵器〜」と同じ感想しか持てません。
短かったから本編より+1点。
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[投稿:2008-03-28 17:36:32] [修正:2010-02-07 17:06:50] [このレビューのURL]
5点 メタルK
<所持歴:全巻。現在は売却>
スプラッター・ちょいグロ描写ありのB級ホラーアクション。
そして、打ち切り・・・
硫酸で出来た皮膚がドロドロ溶けて、出てくるのはターミネーターみたいな
サイボーグな身体。
溶けた皮膚を飛ばして(硫酸鞭)攻撃、受けた相手はやっぱりドロドロ溶けていく。
当時のジャンプのカラー(友情・努力・勝利)に当てはまらず、
読者の支持を得られなかったということでしょうか。
確かに異色ではあったけど、(復讐とかグロとか)そういうのは他にもあったのに。
アンケート至上主義の犠牲作品・・・とは言ったものの、他誌でならウケてたとも言い難いです。
主人公に魅力というかカリスマ性が少ないように思いますし。
でも、自分は好きでしたけどね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-04-02 17:56:53] [修正:2010-02-07 17:03:00] [このレビューのURL]
4点 レイプ
<所持歴:全巻。現在は売却>
作者は他にも「ティッシュ」「ドメスティック」という
犯罪をテーマにした作品を描いてます。
(他にもあるかもしれませんが、自分は知らない)
これを「3大犯罪作品」と勝手に呼んでますが、本作はその中でも
最もムナクソ悪くなる内容で、最もムナクソ悪くなる結末を迎えてます。
タイトルがタイトルなだけに内容がアレなのは仕方無いにしても、
御子柴の最期は気に入らないし、ストーリーの結末そのものも気に入らない。
御子柴の描写はホントにムカつく。
ある意味トラウママンガ。
ただ(本作のみでなく)狂った犯罪者と許されざる犯罪を
あれほどまでにムカつく描写で表現し切ったのは
作者の才能と言えなくも無いかも。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-20 17:38:32] [修正:2010-02-07 16:56:57] [このレビューのURL]
4点 地獄少女
<所持歴:全巻。現在は売却>
アニメで知った人はコミックを受け入れられない。
逆にコミックで知った人はアニメを受け入れられない。
そりゃそうだ。
大まかな設定を共有してるだけで、全くの別物やから。
***ここから修正(2008.3.22)***
当初はまるで別物やったけど、巻を追う毎に作者の努力が伺える。
人間の業や、単純な勧善懲悪では図れない(ちょっと後味の悪さも含めた)独特の世界観という、
この最大の特徴を何とか表現しようとしてるのが感じられるようになった。
但し、絵柄や登場キャラ(依頼者がガキしかいない)が少女マンガ過ぎて受け付けないのは変わらず。
(絵そのものについては、もう生理的なものもあるので作者やファンの方には大変申し訳ないが)
***修正終わり***
アニメ層(視聴者)とマンガ層(読者)、2つの異なる層に作品展開出来たのは良い事かもしれんけど、
世界観を無視してまでしなくても良かったのに。
それにしても何故「なかよし」という少女(児童?)雑誌でコミカライズをしたのか。
もっと適切な場所があったのでは?
個人的には、高橋ツトム先生あたりに青年誌で描いて欲しかった。
酷評しといてなんやけど、巻末に収録されている4コマは面白い。
本編のパロディで絵も内容も完全にギャグ。
ちなみにアニメDVD(限定BOX)に付属している冊子にも掲載されてるものやけど、
DVDが完結してる為、これ以上の新作?はコミックでしか見れない。
なので、この4コマを見る為だけにコミックを買ってしまう・・・
(本編は読まないので、僅か数ページに410円を払ってる)
本編は2点、この4コマで+2点。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-18 20:18:56] [修正:2010-02-07 16:50:27] [このレビューのURL]
4点 RD 潜脳調査室
<所持歴:全巻。現在は売却>
原作(アニメ)が好きなので、そのコミカライズである本作を
手に取ってみましたが・・・
ストーリーは原作にほぼ忠実なのでその点は高評価。
が、Production I.G&士郎正宗という共同原作だけあって、
攻殻機動隊(S.A.C)に通じるものがあり、ストーリーそのもの中々難解なので、
所々話を端折ったコミック版をアニメ未見の人が読んで話が分かるかと言われれば少々疑問です。
あと、絵がちょっと受け付けない・・・
まぁ原作の絵も(女性キャラは)かなり独特なんですが
コミック版のは、もう生理的にアカンのでいかんともし難いです。
原作のキャラデザインは漫画家さん(上山徹郎氏)なので、
どうせなら、その方のコミカライズが見てみたかったです。
RD好きな方→アニメだけで十分
RD未見の方→アニメをお勧めします
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-09-27 22:02:18] [修正:2010-02-07 16:43:43] [このレビューのURL]