「ITSUKI」さんのページ

総レビュー数: 639レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年08月10日

6点

原作はLeafの18禁ゲーム。原作自体は10年以上前の作品の様です(漫画版で初めて内容を知りました)
元がエロゲなので「4人の従姉妹と一つ屋根の下で生活する主人公」という非常にありきたりなハーレム設定です。
姉妹なのに全然似てないとかそういうツッコミは最早不要です。

ただのハーレムエロ漫画ではなく、怪奇サスペンスホラーな作品なんでしょうか。
しょっぱなから意外とグロい場面もありました。
まだ既刊1巻なので物語は導入部分ですが、果たしてこの作品はハッピーエンドになるのかバッドエンドになるのか予想がつきません。

あ、作画は萌え系ですが先ほどあげたような猟奇的なシーン等はしっかり迫力ある絵が描けていて、全体的にうまいと思います。
にしても、掲載誌「電撃黒マ王」って…はじめて知りましたw

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[投稿:2010-03-14 23:12:56] [修正:2010-03-14 23:12:56] [このレビューのURL]

表題作の「げこげこ」をはじめ他の作品までどこか不思議な雰囲気を持った短編ばかりでした。
短編だからこそ成り立つ設定で自由に描いてるなぁという感じ。
読んでいく事自体は全く苦痛でなくすらすらと読めたのですが、「コレが良かった!」というほどインパクトがあった短編もなかったです。
強いてあげるならやっぱり表題作の「げこげこ」ですかね。

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[投稿:2010-03-14 23:11:52] [修正:2010-03-14 23:11:52] [このレビューのURL]

SFなストーリーですが、あまり新鮮さがある内容でも無いなぁという印象。
各キャラクターを一話ずつスポットを当てて掘り下げていき、全1巻の中で無難にまとめた感じです。

この作品に惹かれた理由は絵柄です。
画力は高いと思いますが、特に裸が妙に生々しいです。
後で知ったのですがこの「うるし原智志」という方はおっぱいに相当のこだわりを持って描かれる方だと知りましたw
確かに異常にこだわって描かれてるなぁと思いましたwサービスシーンも多めです。

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[投稿:2010-03-14 23:11:00] [修正:2010-03-14 23:11:00] [このレビューのURL]

現在「Fellows!」で「乱と灰色の世界」を連載中の入江亜季先生の過去作品。

「コダマの谷」はとにかく絵が白いです。自分は絵が描けないのでよくわかりませんが、同人であれだけかければ凄い方・・なのでしょうか。
でも同作者の「群青学舎」「乱と灰色の世界」と比べたら格段に下手で、読みづらかった事は確かです。

ヨーロッパ風の世界を舞台とし、主人公・ライダーはじめとした多くのキャラクターが登場するドラマですが、絵の未熟さもあって誰が誰なのか少し混乱する事もあり、ストーリーがすっと頭に入ってきませんでした。
時々気合いの入っているコマもあり、そこの部分は流石だなと思います。

単行本の後半に少し収録されている「フクちゃん旅また旅」の方は「ぱふ」に連載された作品の為か、トーンの量も多く、線も安定しています。
背景の描写にも力がはいっていて、「コダマの谷」よりかなり短いのにこっちの方が個人的に好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-14 23:03:00] [修正:2010-03-14 23:03:00] [このレビューのURL]

4点 Kiss×sis

主人公と双子の姉によるエロコメです。
18禁ではないけど、ものによってはかなりギリギリな所をいってます。
あとこの作者がどーいう漫画でその道で有名なのかは知っておいてから読んだ方がいいかも…

主人公の事が大好きな双子の姉に散々振り回されて迷惑しながらも、結局は姉達を遠ざけられず大事に思っているという完全ハーレム状態。
ストーリー性もあまり無いです。

エロい所と絵にしか見どころがないので4点位で。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-14 23:01:36] [修正:2010-03-14 23:01:36] [このレビューのURL]

読むきっかけとなったのはこれまたこちらのサイトです。
サイトがリニューアルされてランキングの平均点算出方法が変わってから、いきなりランキング上位に顔を出してきたからです。ランキング工作対策のおかげでまた名作に出会う事が出来ました。

読んだ最初の感想は「あぁ、いかにも青年誌っぽい作品だなぁ」という事。
画風、キャラの設定、描かれるドラマ、少ししゃれたせりふ回しとか…連載時期が割と前なのもありますが、ここまで「ぽい」作品ははじめてしっかりと読んだので逆に新鮮でした。

題名に「酒」とある通り、この作品の題材は「日本酒」です。
主人公・佐伯夏子が病死した兄から受け継いだ伝説の米「龍錦」を復活させ、その米で最高の日本酒をつくる為に奮闘するというストーリー。
日本酒造りに欠かせない「酒米造り」を通して、日本の農業の抱える問題を描いていきます。
「日本酒とはどうあるべき」という作者の強い主張がキャラクターに代弁されていて、読んでいて自分が楽しめたのは自分が今実際に酒を造る人間じゃないからだなぁと思うほどでした。
実際に酒を今造っている人にとっては頭が痛い話ですし、フィクションとはいえ大きなお世話だといってやりたくなるんじゃないでしょうか。

次々と直面するさまざまな困難を乗り越え、その姿に徐々に周囲も夏子に惹かれて変わっていくという王道なストーリーです。
展開には無理がないし、夏子の恋愛についても最後までどうなるかやきもきさせられた続きが気になるうまい構成でした。
あとこの作品が成功した理由は主人公を女性にした事じゃないでしょうか。
泥臭い話もどこか華があるし、なにより日本酒を飲む美人っていうのがすっごい絵になるんですよねえ。

絵柄については誰でも読めるような青年誌っぽい絵です。全編通して安定して高い画力を持っています。
全12巻という長すぎない巻数でストーリーも最後まで目標がぶれず、しっかり描き切られています。
とにかく無駄がない12巻で濃い内容でした。

普段めったに酒を飲まない自分ですが、日本酒というものに興味を持つきっかけには十分すぎました。生活に影響出ました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-08 03:53:16] [修正:2010-03-08 03:53:16] [このレビューのURL]

「同じ作者でぜんっぜん作風が違う!」というのは、「げんしけん」と「四年生・五年生」と「ぢごぷり」を描いた木尾士目先生や「神戸在住」と「巨娘」と「からん」を描いた木村紺先生などでびっくりさせられましたが、この「おひっこし」のギャップもなかなか凄かったです。

でもこの「おひっこし」のそのギャップはプラスになりました。こっちの方が楽しめました。
シリアスしかない「ブラッドハーレーの馬車」と一転して日本の大学生を主役としたギャグ・ラブコメです。
ジョジョとか頭文字Dとかパロディも多く、わかる人ほど笑える内容となっています。
パロディを抜いても、内容に対するツッコミが細かく配置されていてとにかく笑わされます。
特にイタリア人の件は良い意味で暴走してる気がしますw
あと個人的にヒロインの一人の小春川が可愛すぎる。
ショートカットで小柄で幼馴染でバンドやってて・・服装もかわいいw
沙村さんの絵が一層好きになりました。

もう一作の「涙のランチョン日記」は波乱万丈な人生をこれもギャグ寄りなテンションで描いた内容となっています。こちらもなかなか楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-08 03:50:21] [修正:2010-03-08 03:50:21] [このレビューのURL]

前作と作風のギャップが違う事はよくある事ですが、この「カブのイサキ」の雰囲気は作者の前作「ヨコハマ買い出し紀行」と特に変わっている印象は受けませんでした。
よって、前作のファンにもお薦めできる内容。

絵柄は若干変化しましたが、表現している事は変わっていないので違和感は少ないです。
地面が10倍の広さになって主に飛行機が活躍する話なのですが、もっともっと地面が広い様子が描いてもらえるとより楽しめそうだなと思ってます。

とはいえこのオチを投げっぱなした様な描き方・間のとり方は、一見何がしたいのかわからないですが、ハマってしまうと最高にまったりできますね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-08 03:49:18] [修正:2010-03-08 03:49:18] [このレビューのURL]

こちらのレビューで惹かれたので購入。
ドラクエに影響を受けた、というのが非常にわかりやすいファンタジーRPGっぽい世界を舞台とした作品です。
勇者ザードを倒したという邪神竜ディアボロスを倒す為に旅をしているザードの弟・ウリックと、法力国家アドビスの王子でありながら法力を受け継がずに魔力を持った王子・シオンの二人による冒険物語です。

全3巻のうち、2巻まではもうベッタベタなファンタジーです。「スレイヤーズ」みたいな感じといえばニュアンスで伝わるでしょうか。時代を感じます。
デフォルメを多用するギャグシーンが非常に多いのが特徴です。
絵も上手ではなく、読みづらく感じるところもありました。

買ってしまった以上最後まで読もうと思って最終巻を手にとりましたが、
その最終巻で良い意味で裏切られました。特にラスト2話は良かったです。
綺麗にまとまっていますし、悲しくて感動する内容となっています。
このラストを読めて良かったと思いました。

しかし、3巻までの冒険の旅が短く感じたため旅を振り返るシーンもイマイチ感動がわかなかったです。(3冊一気に読んだっていうのもありますが)
エピローグも欲しかったな、と思いましたがそれは同作者の「刻の大地」で読めるそうです。(「刻の大地」は未完なので手を出すか悩みますが…)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-08 03:47:26] [修正:2010-03-08 03:47:26] [このレビューのURL]

「鬱漫画」と言われて薦められました。ちなみに沙村先生の作品はこれが最初になりました。

本当に救いの無いストーリーばかりで、結末がわかっているからこそつらいモノがあります。
エロい話かと思えば、それは序盤だけで話が進むにつれそれは陰に潜んでいってしまいます。
しかし内容はつまらないとは思いません。
もちろん明るい話を求めている方には薦めませんが、鬱だからといって評価を下げるという事にはなりません。
舞台も設定も未だかつてない内容だと思うので一度読んでみるのも良いと思います。

絵柄は線が粗い所もときどきありますが、背景の細部まで細かく書き込まれていて、キャラの顔つきも独特で魅力的です。
はじめ絵柄で敬遠していましたが一冊読み終わる前には慣れて好きになりました。

これを読み終えた直後に同じ作者の「おひっこし」を読んだらギャップがありすぎて大変驚きました笑

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-08 03:41:38] [修正:2010-03-08 03:41:38] [このレビューのURL]

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